今月は、特殊効果やCGIの歴史から、パフォーマンスキャプチャ、カメラトラッキング、コンポジット、Unreal Engineを使ったストーリーボード制作まで、複雑なテクノロジーの世界を明確かつ体系的に説明した一冊です。
今月の一冊
『バーチャルプロダクションの教科書』
発売日:発売中
定価:4,620円
(本体4,200円+税10%)
総ページ数:216ページ
著者:Mark Sawicki / Juniko Moody
著者からひと言!
巨大なLEDディスプレイにCGで制作した背景を投影。その前で実写撮影を行う大規模な映像制作だけがバーチャルプロダクションではありません。本書では、特殊効果やCGIなど、映像制作の歴史をわかりやすく説明。バーチャルな映像制作に使用されるツールやテクニックを紹介しています。
POINT 01 特殊効果やCGIの歴史をわかりやすく紹介!
マットペイント、ミニチュア撮影などのデジタル以前の特殊効果を解説。グラスショットや実景とミニチュアを組み合わせる手法を通じて、現実にはない背景やセットを画面内に成立させてきた考え方を紹介し、特殊効果やCGIの歴史をわかりやすく紹介します。
POINT 02 テクノロジーの世界もわかりやすく説明!
パフォーマンスキャプチャ、カメラトラッキング、グリーンスクリーン撮影など、バーチャルプロダクションに用いられるテクノロジーとツールについて解説。ヘッダーによるグリーンスクリーン領域の拡張や、俳優とCGキャラクターの体格差への対応など、制作現場で注意すべきポイントへの深い洞察を提供します。
POINT 03 低予算でバーチャルプロダクションができる!?
バーチャルプロダクション用の施設・設備を利用することが難しい学校などの教育機関や低予算制作向けに、簡易的な制作手法を紹介。360度カメラによる背景撮影、カメラトラッキングの代替手法、写真背景の活用、Photoshop、After Effects、Unreal Engineを組み合わせたワークフローを解説しています。
ボーンデジタル書籍 売れ筋ランキング
(集計期間:2026年5月1日~5月31日)
1位
『イソマルトの夢見る家』新刊
¥3,080
イソマルト
www.borndigital.co.jp/book/9784862466631
2位
『スカルプターのための美術解剖学』
¥7,700
アルディス・ザリンス、サンディス・コンドラッツ
shop.cgworld.jp/shopdetail/000000000188
3位
『カラー&ライト』定番
¥4,180
ジェームス・ガーニー
https://shop.cgworld.jp/shopdetail/000000000189/shop.cgworld.jp/shopdetail/000000000189
- 4位
『Vision ストーリーを伝える:色、光、構図』
¥4,400
ハンス・P・バッハー
- 5位
『スコット・ロバートソンのHow to Draw』
¥4,400
スコット・ロバートソン
- 6位
『グリッドシステム』
¥7,150
ヨゼフ ミューラー=ブロックマン
- 7位
『観客を没入させるストーリー・ストラクチャー』急上昇
¥6,600
クレイグ・コールドウェル
- 8位
『PHOTOGRAPHER’S EYE 改訂完全版』
¥4,730
マイケル・フリーマン
- 9位
『filmmaker's eye 第2版』
¥3,960
グスタボ・メルカード
- 10位
『Unreal Engine 5で極めるゲーム開発』
¥5,940
湊 和久
今月のふり返り
『観客を没入させるストーリー・ストラクチャー』が3月の刊行以来、売れ続けています。これまで作品を観て「なんとなく面白い」「目が離せない」と感じていた部分を高レベルで言語化、ロジック化していて、ビジュアルで物語を語るクリエイター全般に読んでいただきたい、一生使い続けられる「考え方」の書籍です。
CGWORLD 2026年8月号 vol.336
特集:Mori Calliope MV
判型:A4ワイド
総ページ数:116
発売日:2026年7月10日
価格:1,540 円(税込)
TEXT_高木 了(ボーンデジタル)