ARスタートアップの株式会社OnePlanetにXR Engineerとして所属し、ARグラスの研究開発などを手掛けている徳山が執筆しています。Apple Vision Proの最新の動向から、開発情報など、Apple Vision Proの情報をピックアップして紹介していきます。

2024年2月2日に米国のApple StoreでリリースされたApple Vision Proですが、リリースと同時にApp StoreにApple Vision Proに対応したアプリもリリースされています。また、日本でも早々にApple Vision Proの国内事例がありました。そちらについても紹介したいと思います。

アカデミー賞 11部門ノミネートされた映画「哀れなるものたち」の没入体験アプリ

こちらはApple Vision Pro の日本国内の事例になります。 2024年2月10日、映画『哀れなるものたち』の公開を記念して、渋谷PARCO 3F イベントスペースでは、Apple Vision Proを活用した映画作品の世界に没入できる空間体験アプリが展示されました。この特別なアプリは、株式会社OnePlanetのApple Vision Pro専門開発チームによって開発され、展示サポートも行われました。映画ファンや新しいテクノロジーに関心の高い人たちの大きな注目を集め、イベントは大盛況となりました。
https://1planet.co.jp/news/Twd0qMjt

Encounter Dinosaurs

Apple Vision Proに、プリインストールされたアプリになります。このアプリでは、現実の壁が消え、ユーザーは6600万年前の世界にタイムトラベルするかのような空間体験が可能です。この驚くべきアプリでは、恐竜がリアルな立体映像として現実世界に入り込んできます。
https://apps.apple.com/us/app/encounter-dinosaurs/id6451026544

Sky Guide

このアプリでは、一面に広がる星や星座が、まるでリアルな宇宙のように表現されます。ユーザーは時間をコントロールして、昼の空から夜空へと変化させることができ、さらにはオーロラの美しい輝きも味わえます。また、Apple Vision Pro ならではの機能として、星座を手で掴んだり、夜空をキャンバスにして絵を描くような体験も可能です。
https://apps.apple.com/jp/app/%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4-%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89/id576588894?platform=appleVisionPro

JigSpace: 3D Presentations

このアプリは、3Dコンテンツ、オーディオ、ビデオ、テキストを組み合わせて、製品のアイデアやプロセスを視覚的かつインタラクティブにプレゼンテーションするためのツールになります。
https://apps.apple.com/us/app/jigspace-3d-presentations/id6456791766

まとめ

2024年2月2日にアメリカでリリースされたApple Vision Proは、多岐にわたるアプリのリリースにより大きな注目を浴びました。VR技術を駆使した完全没入型アプリから、AR技術を活かした現実の空間やハンドトラッキングを組み合わせたアプリまで、幅広いジャンルが提供されています。さらに、これまでiOSやiPadOSで提供されていたアプリも、互換性があれば自動的にApple Vision Pro向けに提供されます。 今回ご紹介したアプリ以外にも、創造的で革新的な様々なアプリが数多くリリースされています。詳細については、以下の記事をご覧いただければと思います。
https://ar-marketing.jp/apple-vision-pro-launch-apps/