映画やアニメ、ゲームなどの制作で頻繁に利用される国内のモーションキャプチャ・バーチャルプロダクション・ボリュメトリックキャプチャスタジオをリストアップし紹介する本連載。スタジオごとに面積や設備、料金や実績などの基本スペックと、独自の技術やサービス、コンセプトなどのPRポイントをまとめた。モーションキャプチャ・バーチャルプロダクション・ボリュメトリックキャプチャスタジオを探す際にぜひ活用してほしい。

第5回は、SPWN Studioを紹介する。

記事の目次

    運営

    バルス

    balus.co/contact よりお問い合わせ
    balus-spwn.studio.site



    リアルタイム特化型ワンストップバーチャルライブスタジオ

    2018年よりVTuberを中心とした3DイベントなどをViconを用いて制作し続けているバルスのハウススタジオです。年数十件のVTuberイベントの制作実績に裏付けられた生配信の安定感、音響や映像も含めてワンストップで制作できる体制、広いエリアとVicon48台によるスタジオで実現する大人数キャプチャが特徴です。

    <できること>

    (種別)→ 光学式
    (アクター手配)→可
    (フェイシャルキャプチャ)→ 無
    (フィンガーキャプチャ)→ 有
    (ライブ配信)→ 可 



    <スタジオSPEC>

    (使用ソフトウェア) → Vicon Shogun/MotionBuilder/Unity
    (使用カメラ)→ Vicon VantageV16、V5
    (使用システム )→ Vicon ShogunLive
    (カメラ台数)→ Aスタジオ:48台/Bスタジオ:12台
    (広さ)→ Aスタジオ:15m×5m/Bスタジオ:6m×3m
    (最大収録人数)→ Aスタジオ:16名/Bスタジオ:3名


    <POINT1> 15 × 5 mのアクティングエリア、最大16名の同時キャプチャ

    余裕のあるアクティングエリアで、大人数グループでのフォーメーションダンスや、リアルのセットとCGセットを一致させたバラエティ企画、音楽ライブなど様々な用途にご使用いただけます。フィンガーキャプチャを含めて大規模キャプチャの案件にも対応可能です。

    <POINT2>3DLiveの企画制作から配信まで、ワンストップでプロデュース

    モーションデータの納品だけではなく、2018年からViconを使用したVTuberイベントを実施してきたバルスならではの制作体制で、3Dのバーチャルアーティストを起用したライブイベントをライブ会場、配信、ライブビューイングといった多様な方法で全面的にサポート致します。

    <POINT3>2スタジオを連携し、大型案件の効率化やAR収録も

    A、Bのスタジオを同時に使用することで、キャリブレーションとアクティングを並行して実施することや、大きなスペースの要らない収録の並行実施などの効率化のほか、実写のアーティストがグリーンバックを用いてバーチャル空間への生出演を行うなど、様々な演出が可能です。