【サイコム】「変える理由がありません」。100台規模のマシンを管理するSEたちが語る、サイコムを選び続ける理由|Boost with Sycom #07 グリオグルーヴ
サイコムユーザーに、そのこだわりを聞く本シリーズ企画。第7回では、CMや映画のVFX、ゲーム映像、フルCGアニメなどを幅広く手がける老舗プロダクション、グリオグルーヴを訪問。 100台規模のマシンを管理するシステムエンジニアの視点から、サイコム製品を導入するメリットを語ってもらった。
大手CGプロダクションのSEならではのPC評価ポイント
グリオグルーヴは、30年以上にわたり実写VFXからフルCGアニメーションまで幅広く手がけてきたプロダクションだ。グループ全体で約100名が在籍し、東京・京都・神戸の3拠点で活動している。
その制作を支えるIT部門で、マシンの選定から運用までを担うのが、システムエンジニアの田村亮介氏と中川知也氏。取締役の平川修治氏とともに、同社のインフラを支えている。案件はCMやゲーム映像、動画配信など幅広く、LiNDAとanimaroidの両チームで展開する。
「以前はチームごとにスペックを変えていた時期もありましたが、今は価格差も小さくなったので構成を揃えています。バラバラだと管理が煩雑になりますから」(田村氏)。運用面から逆算した判断だ。
同社はかつて、大手メーカーのワークステーション(WS)を主に導入していた。しかしBTOと比べて高価格化が進んだ上、WSではNVIDIA GeForceシリーズを選択できないことがネックとなった。LiNDAチームがメインレンダラに採用するRedshiftをはじめ、GPUレンダリングへの最適化の観点からGeForceのニーズが高まっていたためだ。
1996年設立の3DCG・VFXプロダクション。フォトリアルなどハイクオリティのCG表現に定評ある「LiNDA」、モーションキャプチャからフルCG映像の制作まで、トータルでプロデュースできる「animaroid」を軸に、東京・京都・神戸の3拠点で活動する。
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パーツのブランドまで明示されているから、思う存分こだわれる
複数のBTOメーカーを経て、グリオグルーヴが行き着いたのがサイコムだった。
2022年頃から本格導入し、現在は社内マシンの大半をサイコム製が占める。決め手は、田村氏の経歴と無関係ではない。前職はPCショップの販売員であり、自宅でも自作PCを組む。パーツひとつひとつの素性を見極める目が、選定基準の根幹にある。
「他社製品より安定性が高いのが魅力です。購入するときも、どのブランドのパーツを使っているのかが明確。その点も安心感につながっています」(田村氏)。
サイコム製品は、CPUやGPUだけでなく、マザーボードや電源、冷却方式にいたるまで、採用パーツのメーカーと仕様が細かく公開され、選択できる。過去には構成が不明なBTOで、電源が1年以内に故障した経験もあったという。中身が見えることは、100台規模を預かるSEにとって安心材料そのものなのだ。
妥協なきパーツ選定を体現する「Premium Line」タワーモデル
先日、新たに導入したのが「Premium Line」シリーズのタワーモデル「Premium Line X870FD-A」だ。標準構成では、AMD X870搭載のATXマザーボードにAMD Ryzen 7 9700X、CPUクーラーにサイコムオリジナルのAsetek 624S-M2とNoctua製ファンによる240mm水冷ユニットを採用する。
ケースは標準の「North」ではなく、同じFractal Design製の「Define 7(Black Solid)」を選択。拡張性の高さと堅牢なつくりで、長く定番として支持されるモデルだ。「業務マシンなので基本的に黒ですね。ガラスパネルは割れると困るので」(田村氏)。100台規模を管理する現場ならではの判断だ。
配線の美しさが、日々の管理コストを下げる
100台規模のマシンを2名で管理する同社にとって、メンテナンス性は死活問題だ。「サイコム製品は配線がすごく綺麗なんですよ。見やすくて、メンテナンスがしやすいです」(中川氏)。サイコムは全スタッフが正社員で、1台を1人の専任スタッフが組み立てる「セル方式」を採用。なかでも配線には強いこだわりがあり、見た目の美しさだけでなくエアフローの確保にもつながっている。
案件に応じてGPUなどを換装する頻度が高い同社では、ケースの構造も重要だ。「拡張性が高いので、グラフィックスボードの交換が本当に楽です。開けて、ほぼワンタッチで交換できます」(田村氏)。日々の運用で積み重なる作業だからこそ、この差は大きい。
標準2年保証と品質保証書が示す、最上位ブランドの証
Premium Lineは、サイコム製品の最上位に位置づけられるブランドだ。動作パフォーマンスや静音性、耐用年数、メンテナンス性といった観点から最高クラスのパーツを厳選し、末永い運用を前提に設計されている。北欧スウェーデンのFractal Design社とのコラボレーションによるケースも、その象徴と言えよう。
そして高品質の証として、全モデルに品質保証書が同梱される。保証は一般的な1年ではなく、標準で2年間の無償保証。オプションで最長3年まで延長できる。希望者には無償のオーバーホール(内部クリーニング、CPUグリスの塗り直し、BIOSやドライバの更新、動作確認)も提供される。
ご購入に関するお問い合わせ
株式会社サイコム
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TEXT & EDIT_NUMAKURA Arihito
PHOTO_弘田 充 / Mitsuru Hirota