Meshy社は1月9日(金)、3D生成AIモデル「Meshy-6」を公式にリリースした。本アップデートでは、生成モデルのジオメトリ構造が改善され、より直感的な編集や出力が可能となった。また、キャラクターなどの有機的な形状におけるアナトミー的正確性が向上したほか、メカニカルオブジェクトのハードサーフェスのエッジをよりシャープに表現できるようになった。また、21日にはImage-to-3Dの機能が拡張され、自由なポーズのモデル生成に対応している。公式ワークスペースおよびAPIを通じて提供される。

「Meshy-6」では、ローポリモードやマルチカラー3Dプリント対応が追加されたほか、API環境では「APIプレイグラウンド」が新設され、開発者がブラウザ上で各パラメータの効果を即座に検証できるようになった。

Meshy-6に、いくつか複雑な3Dモデリングの課題をぶつけてみました。


こちらが、その生成結果を記録した加工なしの画面録画です。

■Meshyワークスペース
https://www.meshy.ai/workspace

■Meshy-6: よりスマートなジオメトリ、より速いワークフロー、無限の3Dクリエイティビティ(公式ニュース)
https://www.meshy.ai/blog/meshy-6-launch

■Meshy Docs
https://docs.meshy.ai/en

マルチカラー3Dプリント対応

Meshy-6では「マルチカラー3Dプリント(Multi-Color 3D Printing)」対応が導入された。複雑な質感を、家庭用の熱溶解積層法(FDM)プリンタで再現可能な色見本(Color Blocks)へと自動変換し、3MF形式で出力できる。

「生成されたテクスチャは素晴らしいけれど、いったいどうやってプリントすればいいんだろう?」 そんな皆さんの声にお応えしました。Meshyの「マルチカラープリント機能」がついに登場です!


Meshyが、複雑なテクスチャをあなたのFDMプリンターで印刷可能なフィラメントの色へと自動で割り当てます。 画面で見ているそのままの姿が、現実の形になります。

ステップ1:2D画像から、テクスチャ付きの3Dモデルを数分で作成

ステップ2:「Print→Multi-Color Printing」へ進みます。フィラメントの色や色数をカスタマイズし、カラーノイズを抑えるスムージングを適用します

ステップ3:モデルを3MF形式でダウンロードし、スライサーソフトにファイルをドラッグ(またはDCC連携機能で転送)します

ステップ4:使用するプリンタとプロセスのプリセットを選択し、ノズルサイズやAMS(多色供給システム)を設定します

ステップ5:モデルの色を、AMSの各フィラメントスロットに割り当てます

ステップ6:積層ピッチを設定します。「Color Painting」機能で細部を調整し、サポート材を有効にします

ステップ7:スライスしてプレビューを確認したら、プリンタへ送信してプリント開始です!

Image-to-3Dにおける自由なポーズのモデル生成に対応

Meshy社は1月21日(水)にはImage-to-3Dの機能を拡張し、従来のAポーズまたはTポーズに限らない、自由なポーズのモデル生成に対応した。

Image to 3D、これからはどんなポーズも自由自在!


作成したい元の画像と、ポーズの参考になる写真をアップロードするだけ。Meshyがそのポーズに完璧に一致するようにモデルを生成します。


複雑なリギングはもう不要です。あなたの思い通りのポーズで、3Dキャラクターを作成しましょう。

プランと価格

Meshyの公式ワークスペースは無料または有料で利用できる。Freeプランでは月間で100クレジットが付与され、コアとなるAI機能の試用が可能。ただし、同時実行タスク数は1つに制限され、生成物のライセンスはCC BY 4.0となる。有料のProプランは年払いで月額1,542円、毎月1,000クレジットが付与され、生成物はユーザーが完全に所有権を持つ。さらに、APIへのアクセスや、BlenderやUnityなど外部ツール用プラグインが利用可能となる。

■サブスクリプション
https://www.meshy.ai/settings/subscription

APIプラットフォームについて

APIアクセスは、契約しているサブスクリプションのティアによって性能が異なる。無料ユーザーはAPIを利用できず、ProおよびStudio以上のユーザーに限定されている。Proティアでは、毎秒20リクエストの制限があり、タスクの並列実行数は最大10個。APIの利用料金は従量課金制で、プランに含まれるクレジットから消費される。

■APIプラットフォーム
https://www.meshy.ai/api

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