Vast社は12月30日(火)、3Dモデル生成AI「Tripo」の公式ワークスペース「Tripo Studio 1.0」を公式にリリースした。新機能として「Smart Low Poly(スマート低ポリ)」と「HD Textures(HDテクスチャ)」が実装され、有料サブスクリプションユーザー向けに提供を開始(プロフェッショナルプランは月額1,800円〜)。また、トポロジーの改善や最大200%の高速化やよりスムーズなインタラクションなど、パフォーマンスも向上しているとのこと。

「Tripo Studio 1.0」は、3Dモデル生成(Text to 3D、Image to 3D)、パーツ分割(インテリジェント・セグメンテーション)、リトポロジー(クアッドまたはトライアングル)、AIによる自動テクスチャリング、自動リギング機能を備える、主にゲーム開発などの制作現場をターゲットにした3Dモデル生成AIプラットフォーム。

▲Tripo Studio 1.0ワークスペース
  • ▲HDテクスチャ
  • ▲スマート低ポリ

バージョン1.0のリリースにあたっては、4,500以上のユーザーインタビューや10,000以上の提案、フィードバックシグナルが反映されているという。

■Tripo Studio 1.0
https://studio.tripo3d.ai/

プランと価格

Tripo Studioには、無料のベーシックプランと、有料のプロフェッショナルプラン、アドバンストプラン、プレミアムプランプランが用意されている。ベーシックプランでは毎月300クレジットが付与され、最新モデルTripo v3.0 Ultraによる試行生成や、月間15回までのモデルダウンロードが可能。ただし、モデルの保存数は20個に制限され、生成されるモデルはCC BY 4.0ライセンス(著作権者の表示を条件に改変や再配布が許可されるライセンス)の下で公開される。

プロフェッショナルプランは年払いの場合、月額1,800円(年額21,600円)で提供され、毎月3,000クレジットが付与される。このプランからは生成したモデルの商用利用が可能となるほか、プライベートモードでの非公開生成や、モデルごとに3回までの無料再試行権限が付与される。

■Tripo Pricing
https://www.tripo3d.ai/pricing

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