トリノ大学、サイモン・フレーザー大学のフランチェスコ・ディ・サリオ(Francesco di Sario)氏らが率いる研究チームは12月18日(木)、3D空間の再構成やレンダリングにかかる光の反射・質感表現の新技術「Spherical Voronoi(球面ボロノイ)」を発表した。Spherical Voronoiは、3D Gaussian Splatting(3DGS)の枠組みに統合され、従来技術(Spherical HarmonicsやSpherical Gaussiansなど)と比較してビジュアル表現能力が向上している。コードはGitHubリポジトリにて公開予定。
: directional appearance as a differentiable partition of the sphere
— Andrea Tagliasacchi (@taiyasaki) December 17, 2025
– Project: https://t.co/mUPYvL887s
– Paper: https://t.co/v1SZrVfVoA
– Colab: https://t.co/WLJDMpv7Yu
Project led by (graduating!) pic.twitter.com/iU8AauU8P0
Spherical Voronoiは、空間内の光の分布を記述する場であるラディアンスフィールド(Radiance Field、放射輝度場)などのワークロードにおいて、視点依存効果(View-dependent effects、見る角度によって変化する光沢や色味)を効率的かつ高精度にモデル化する手法。
従来、この分野では球面調和関数(Spherical Harmonics)が標準的に用いられてきたが、鋭い反射などの高周波信号(High-frequency signals)の表現を苦手としており、不自然な振動(リンギング)が生じる課題があった。また、球面ガウス分布(Spherical Gaussians)などの代替手法は最適化が難しいという欠点があった。Spherical Voronoiは、球面上を学習可能な領域に適応的に分割(Partition)することでこれらの問題を解決し、滑らかな境界と明確に定義された勾配(Gradients)を持つことから、最適化が容易だという。
Spherical Voronoi optimizes functions as an on the sphere (good for high frequency), with everywhere (easy to optimize) pic.twitter.com/a4W5lyoc8U
— Andrea Tagliasacchi (@taiyasaki) December 17, 2025
Spherical Voronoiは、高速レンダリング手法3D Gaussian Splatting(3DGS)の枠組みに統合され、そのビジュアル表現能力を大きく向上させた。これにより、ベンチマークではZip-NeRFなどの強力な多層パーセプトロン(Multi-Layer Perceptron、MLP)ベースのニューラルネットワーク手法を、非ニューラルフィールドのアプローチとして上回ったという。また、鏡面反射のような鋭いピークを持つ信号を正確に捉えることができるため、反射光線や法線ベクトルを考慮するRef-NeRFのような高度な反射モデルにおいても、最高性能を達成したとのこと。
We use it for representing view-dependent effects in radiance field workloads (e.g. NeRF and 3DGS). For the, this that, since ZipNerf appeared, dominated the benchmarks. pic.twitter.com/5Vbxw8QS5f
— Andrea Tagliasacchi (@taiyasaki) December 17, 2025
And we did not stop here... we also show that this gives you in like workloads, where you (with normals), and consider material properties. pic.twitter.com/VHvNjG3WlH
— Andrea Tagliasacchi (@taiyasaki) December 17, 2025
■Spherical Voronoi: Directional Appearance as a Differentiable Partition of the Sphere(プロジェクトページ、英語)
https://sphericalvoronoi.github.io/
■Spherical Voronoi(GitHub)
https://github.com/sphericalvoronoi/sphericalvoronoi
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https://cgworld.jp/flashnews/01-202511-HunyuanWorld-Mirror.html