Insta360(日本法人:Insta360 Japan株式会社)は8月12日(水)、8K 360度カメラ「Insta360 X6」を発売した。実空間を3DGS(3D Gaussian Splatting)モデルとして取り込める新機能「空間キャプチャー」を搭載したアクションカメラで、カスタムされたソニー製センサーを2基搭載し、1インチ相当の360度撮影を実現し、ネイティブDolby Visionへの対応や10-bitカラー、I-Log撮影など、プロユースの機能群を備える。

実空間を3DCGで取り込む「空間キャプチャー」

「Insta360 X6」が搭載する「空間キャプチャー」は、360度全景で対象物や空間を撮影し、専用アプリに取り込むことで、3DGSによる3Dモデルを生成できる機能。現時点では、月4回まで(毎月1日にリセット)という利用枠の制限が設けられており開発中(ベータ段階相当)の機能となる。そのため、今後のアップデートにより利用条件が変更される可能性がある。

8K50fps・10-bitカラー・I-Logモード・Dolby Vision収録

ハードウェアには、8コア3.3GHzの4nmフラッグシップ演算処理装置と、2基の専用画像処理チップを組み合わせたトリプルAIチップシステムを採用。処理性能が前モデル比で500%向上しつつ、消費電力も35%削減している。この演算能力により、8K50fpsのデータ処理や暗所でのリアルタイムなノイズ低減を実現するほか、プロユースの10-bitカラー対応、10億7,000万色以上の色彩表現を実現する。また、明暗の識別可能な幅を最大限に確保するI-Logモードが搭載され、白飛びや黒つぶれを抑えた映像を記録可能。

また、Insta360 X6は、360度カメラとして初めてカメラ内でのネイティブDolby Vision収録に対応。映像の明るさや色に関するフレームごとの付加情報を解析し、各ショットのコントラストと明るさを最適化することから、ハイダイナミックレンジ環境での制作ワークフローに貢献する。

AIを活用した編集の自動化機能

360度映像からのアングル切り出し作業は、同社内で開発された360度対応AIモデル「Insta360 PanoMind」が自動処理。30種以上のシーンで1万時間以上の映像データで学習されたモデルにより、カメラ内の映像をカメラ本体上で解析し、ハイライト動画を自動生成。完成クリップをInsta360アプリへ送信する。

■Insta360 X6公式ページ
https://www.insta360.com/jp/product/insta360-x6

■Insta360、8K 360度カメラ「X6」を発表 ― 360度全景撮影の歴史における最大の進化(公式ブログ)
https://www.insta360.com/blog-jp/x6-jp-html

CGWORLD関連情報

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