Morteza Ahmadi氏(CGElementary)は9月15日(火)、Maya用プラグイン「CGE Sculpting Tool for Maya」をGumroadでリリースした。外部アプリケーションとの行き来を必要とせず、GPUベースで数百万ポリゴンに対応する本格的なスカルプト環境をMaya内に直接構築できる。価格は個人やフリーランス向けライセンスが144ドル(約22,800円)、提供形態は買い切り型。対応バージョンはMaya 2022〜2027(執筆時点ではWindows版のみ)。
専用アーキテクチャによる独立したスカルプト環境の実現
「CGE Sculpting Tool for Maya」は、既存のデフォーマやソフト選択の簡易的なハックではなく、独自のアンドゥ履歴を持つ専用のスカルプトオブジェクトとして設計。ブラシエンジンはGPUのコンピュートシェーダ上で動作し、数百万ポリゴン規模の高密度メッシュや、ノンマニホールドジオメトリでも軽快に処理できる。
物理シミュレーションを伴うクロスブラシとSDFモデリング
コリジョン判定を伴うクロスシミュレーションブラシ群も搭載。シーン内の他のメッシュとのコリジョンや、布自体が重なる際のセルフコリジョンをサポートする。
また、SDFを利用したモデリングシステムも内蔵しており、プリミティブ同士の滑らかなブーリアンや、ボクセルとしての直接スカルプトも可能。
マルチレゾリューションと非破壊レイヤーシステム
マルチレゾリューション機能も搭載され、粗い形状からディテールへと段階的なつくり込みが可能。レゾリューションのレベルを上下してもディテールはそのまま保持される。
また、スカルプトレイヤーを用いることで、レイヤーごとの強度調整や表示のオン・オフが可能。作業の中断や破壊を気にすることなく、細かなテクスチャ表現のトライ&エラーを非破壊的に繰り返すことができる。
プランと価格
CGE Sculpting Tool for Mayaは買い切り型・3つのプランで提供されている。学生や学習者を対象とした非商用のEducationalライセンスは98ドル(約15,500円)で、基本的なスカルプトツールを利用できる。個人クリエイター向けのIndie / Freelanceライセンスは144ドル(約22,800円)で、ツールの全機能を利用可能。収益が10万ドルまでの範囲であれば、商用利用が認められている。
法人や大規模スタジオ向けのStudioライセンスは348ドル(約55,000円)。全機能の利用に加え、商用利用における制限がなくなり、優先的なメールサポートを受けることができる。
For the last 15 years, I've been building tools for Maya. About 12 years ago, I started rethinking Maya from the ground up and wrote a plan to reinvent every tool. The original dream was a single, all-in-one product that would change everything, and I spent years working toward exactly that. But a product that ambitious was always years away. So rather than make you wait, or just release small products, I decided to release it the way it should have been all along: as a series of focused tools, each one reinventing a different part of Maya. This is the first: a sculpting toolset that brings powerful, GPU-based modern sculpting right inside Maya, no round-tripping to another app, no breaking your workflow. And this is just the beginning! https://t.co/7zpiBFEzUd
— Morteza Ahmadi (@CgMort) September 15, 2026
■CGE Sculpting Tool for Maya(Gumroad)
https://cgelementary.gumroad.com/l/CGESculpt
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