Marvelous Designerは、最新メジャーアップデート「Marvelous Designer 2026.1」を公開した。
本バージョンでは、最も多くの要望が寄せられていた機能の一つである「布破れ表現ツール [Beta]」を追加したほか、「ピンチシミュレーションのオーバーライド」や「ブラシピンチ」によるピンチ機能の刷新、「ブレンドシェイプ アニメーション」の追加など、制作ワークフローを強化する新機能を搭載している。
「布破れ表現ツール [Beta]」を追加、ダメージ表現に対応
最も多くの要望が寄せられていた機能の一つとして、「布破れ表現ツール [Beta]」が追加された。
生地を引き裂いた際の挙動や、カスタマイズ可能な「ほつれ」の表現にも対応する。戦闘シーンや変身シーンに躍動感を加えるほか、ボロボロの布切れやダメージジーンズの質感表現にも活用できる。
なお、「布破れ表現ツール」はBeta版での提供となる。なお、ほつれ表現はビューポート専用であり、ジオメトリとしてエクスポートすることはできない。
ピンチ機能を刷新、より直感的かつ精密な編集を実現
「ピンチシミュレーションのオーバーライド」は、つまみ操作中のみ生地やシミュレーション設定を独自のカスタムパラメータで上書きし、3Dウィンドウ上でデザインを精密にコントロールできる機能。Marvelous Designer内で直接形状を作り込み、そのまま形状を固定できるため、他の3Dソフトでスカルプトを行う手間の軽減につながる。
また、新たに追加された「ブラシピンチ」機能では、ブラシで描いたパスに沿って生地を押し出したり引き寄せたりすることができる。精密なシワの作成や生地の寄せ込み、動きの誘導などに活用でき、「ピンチシミュレーションのオーバーライド」と組み合わせることで、衣装のスタイリングの幅が広がるとされる。
これらのアップデートにより、従来のピンチシミュレーションを拡張し、新たな操作性が追加された。
「ブレンドシェイプ アニメーション」の追加でアニメーションの柔軟性が向上
前回のアップデートで導入されたブレンドシェイプ対応を拡張し、「ブレンドシェイプ アニメーション」を追加。Marvelous Designer内で直接キーフレームを追加できるようになり、アニメーション制作時の柔軟性が向上したほか、素早いイテレーションや正確なタイミング調整が可能になった。従来モーフターゲットを必要としていたワークフローの簡略化につながる。
詳細はこちらーMarvelous Designer公式