株式会社三越伊勢丹は11⽉15⽇(⽔)から2024年3⽉31⽇(⽇)まで、同社メタバースアプリ「REV WORLDS」上で「FUTURE FASHION EXPO」を開催する。イベント内ではファッションデザインコンテスト「FUTURE FASHION AWARD」が開催されており、受賞作品は三越⽇本橋本店で表彰式が行われるほか、現実の衣服として再現されて伊勢丹新宿本店ショーウィンドウで展⽰されるなど、リアルとメタバースを横断したイベントとなる。

2020年4月、VRイベント「バーチャルマーケット4」に「仮想伊勢丹新宿店」を出店した三越伊勢丹。同年10月には独自のプラットフォーム「REV WORLDS」プロジェクトをスタートさせ、リアル店舗とオンラインを融合したシームレスな顧客体験価値の提供を目指して調整を続けてきた。

●参考記事:老舗百貨店の伊勢丹新宿店がバーチャル化! 高級感のある店舗の雰囲気はそのままにバーチャルならではのサービスも「REV WORLDS」

https://cgworld.jp/article/202203-revwords.html

テーマは“もしもの未来シナリオ”

「FUTURE FASHION EXPO」の題材は、現状の社会課題や最新技術から発想した“もしもの未来シナリオ”。いわゆるスペキュラティブデザイン(未来について考えるようなきっかけを与えるためのデザイン)がコンセプトとなっている。

イベントは未来の生活やファッションについて多角的に議論する動画と記事コンテンツからなる「JOURNAL」、プロアマ問わず誰でも参加可能な未来思考型ファッションコンテスト「FUTURE FASHION AWARD」、子どもたちの未来思考と想像力を育む教育プログラム「FUTURE FASHION WORKSHOP」などで構成される。

イベントの題材となる5つの「もしもの未来シナリオ」
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ファッションデザインコンテスト「FUTURE FASHION AWARD」について

イベント内で開催されるファッションデザインコンテスト「FUTURE FASHION AWARD」は、「⾬の⽌まない世界」、「空中で暮らす世界」、「⽉を⾏き来する世界」の3つのシナリオをテーマにしたファッションアイデアを募集するもの。現在エントリー受付中で、応募締め切りは2024年1月5日(金)。


審査は、慶應義塾⼤学教授の宮⽥裕章⽒、『WWDJAPAN』編集⻑の村上 要⽒、『WIRED⽇本版』編集⻑の松島倫明⽒などが行う。受賞作品はリアルとデジタルの両方で再現され、伊勢丹新宿本店のショーウィンドウとメタバース空間で展⽰される予定。

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