アメリカ・バージニア州を拠点に活動するデジタルアーティストPlea Ruffin氏がBlenderで制作を続ける人物ポートレート作品群が話題だ。写真と見間違えるほどフォトリアルなのはもちろん、1枚1枚がハイセンスなファッションフォトとも呼べるもので、Ruffin氏のポテンシャルの高さを感じる。
Xではメイキング動画も添付して公開されており、Blenderのスカルプトモードでのモデリング作業やライティング作業の様子が確認できる。
— neoboy (@1rufffin) May 27, 2024
アクセサリのイヤリング。手づくり感や傷など、かなりリアルにつくり込まれている。
Twin nem @shanacave pic.twitter.com/ik0erd9sx9
— neoboy (@1rufffin) January 26, 2024
こちらは広角レンズを使った作品。
— neoboy (@1rufffin) April 4, 2024
アニメーション作品も制作している。
— neoboy (@1rufffin) January 16, 2024
イヤリングのモデリング&スタイリングの様子。
Modeling & styling these Sunnei earrings pic.twitter.com/F4dk4ksd0j
— neoboy (@1rufffin) November 25, 2023
なお、4月21日(日)の同氏Instagramには、額装した作品を展示する様子が投稿されている。作品はBlenderで制作し、Cyclesでレンダリングした画像のプリントにシルバー、ジルコニア、ステンレスで装飾したものだ。
CGWORLD関連情報
●Blenderでキラキラ輝く女性のメイクを表現したChris Jones氏にインタビュー! 制作経緯から苦労したポイント、今後の展望まで
「Glitter」と題した見事なメイクアップのアニメーション動画をYouTubeに投稿したChris Jones氏へのインタビュー記事。
https://cgworld.jp/flashnews/202405-CJones-Glitter.html
●ハイパーリアルなデジタルポートレート作家、イアン・スプリグス氏が語る技術と思想「A look into Portraiture(肖像画へのまなざし)」~Autodesk Day 2023(2)
2023年8月に開催した「AutodeskDay 2023」内、Ian Spriggs (イアン・スプリグス)氏のセッションレポート。フォトリアルを超え、作品の裏に隠された心情まで映し出す“ハイパーリアリズム”の秘密を自ら明らかにしている。
https://cgworld.jp/special-feature/autodesk-day-2023a-look-into-portraiture.html
●Blenderで広がったキャラクター創作の世界~VRChat用アバター頒布で活躍する かめ山・キツネツキ両氏に訊く(MC:和牛先生)~Blender Fes 2024レポート
2024年3月末に開催されたBlenderユーザー限定の技術交流イベント「Blender Fes 2024」のセッションレポート。VRChat用アバターの制作・販売のいきさつからBlenderでの制作ノウハウまで、活躍中の3DCGモデラー2名に伺っている。
https://cgworld.jp/special-feature/blendefes2024report.html