オートデスクとメタは6月5日(水)、Autodesk ResearchのYouTubeチャンネルに「Project Reframe」プロトタイプの紹介動画を投稿した。Project ReframeはVR空間内でモーションを記録・編集するシステム。VRデバイスを装着したユーザーの動作や表情を記録し、VRベースの直感的な編集UIで手軽にアニメーション編集が行えるという。
関連記事:Project Reframe: Recording and Editing Motion in Virtual Reality(Autodesk Research)
https://www.research.autodesk.com/projects/project-reframe-recording-and-editing-motion-in-virtual-reality/
動画では、実際にVR空間内に用意されたアニメーションの編集UIのプロトタイプを確認することができる(動画内0:11〜、1:06〜、1:51)。首や手首、腰、足首といったトラッキングポイントの動きは黄色のラインで描画され、床にはタイムラインやキーフレーム、各種機能のボタンがある。
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床を左右になぞって巻き戻しや早送りをしたり、キャラクターの首のポイントを直接つまんで持ち上げ、ダイナミックに位置を変更するといった直感的なアニメーション編集の様子が確認できる。
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また、VRヘッドセットを装着したユーザーの動きをキャプチャし、その場でアニメーションに反映することもできるようだ。
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動画内では「誰でも簡単に」や「技術に通じていないオーディエンスにも簡単に」といった説明があることから、ターゲットユーザーを広く見ていることが窺える。
なお、VR空間内でのアニメーション編集システムは、先行してAutodesk Researchが紹介していた「TimeTunnel」というものがベースになっているようだ。
関連記事:TimeTunnel(Autodesk Research)
https://www.research.autodesk.com/publications/timetunnel/
関連記事:TimeTunnel Live(Autodesk Research)
https://www.research.autodesk.com/publications/timetunnel-live/