Alex Hanson-White氏は7月10日(水)、自身が開発する“タイル”ベースの3Dモデリングツール「Crocotile 3D」の最新バージョンCrocotile 3D v2.3.8を公開した。2Dのタイルセットを3D空間内に配置してシーンを制作する独特な制作ツールで、アニメーション機能やドット絵のペイント機能なども備える。価格は30ドル(約4,700円)。
Crocotile 3Dを起動すると、左にシーンを表示するメインウインドウ、右に「Tileset」、「UVs」、「Painting」、「Transforms」、「Scene」タブで区切られたパネルウィンドウが表示される。
基本的な3Dシーンの制作方法は、「Tileset」タブから絵柄のタイルを選んで、シーンの任意の場所でクリックしてタイルを3Dシーンに追加し、面・頂点の移動などにより3Dシーンを構成していくというもの。
タイルのUVを編集する場合は「UVs」タブで、タイルに絵柄を描く際は「Painting」タブで、正確な数値入力や整列、ランダム化するなどの場合は「Transforms」タブ、レイヤーやカメラ、ボーンなどをアウトライナーで管理する場合は「Scene」タブを使用する。
作成したシーンはOBJ形式やglTF形式でエクスポートできる。公式YouTubeではオープンソースのゲームエンジン「Godot」へのエクスポート方法を解説した下記動画も公開されている。
その他、操作方法は下記ドキュメントにまとめられている。
●Crocotile 3D How to Use
https://www.crocotile3d.com/#how
今回リリースされたCrocotile 3D v2.3.8では、オブジェクト配置時の整列がより正確になり、微細なすき間が生じる可能性が低減。その他バグの修正やSticky Toolの調整も行われているという。
Update for Crocotile 3d (v2.3.8) is available!
— Alex (@Crocotile3D) July 9, 2024
Improves tile placement- vertex positions are more precise and gaps are less likely. It also fixes a bug with baking, and some sticky tool issues.
Try it out! Create 3d #lowpoly models using 2d tiles! #gamedev #pixelart #indiedev pic.twitter.com/GHkmAiMFzh
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https://cgworld.jp/article/310-lowpolychara1.html
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