2024年12月3日(火)~6日(金)まで、有楽町・東京国際フォーラムで開催される「SIGGRAPH Asia 2024」の作品公募締め切りが、AoE時間の7月7日23:59、日本時間で7月8日(日)20:59までと迫っている。次回のエレクトロニック・シアター(Electronic Theater)とアニメーション・シアター(Animation Theater)のキュレーション作品を審査する場となっており、作品が国際的に評価されるチャンスとなる。
応募要項はこちら「SIGGRAPH 2024」のElectronic Theaterページ(アメリカ・デンバー、7月28日から開催)
https://s2024.siggraph.org/program/electronic-theater/
SIGGRAPH Asia 2024「コンピュータ・アニメーション・フェスティバル(Computer Animation Festival)」の応募作は、CGのエキスパートで構成される国際審査員陣により、「最優秀学生プロジェクト(Best Student Project)」、「審査員特別賞(Jury Special)、「ベスト・イン・ショー(Best in Show)」の3部門で優秀作として選定・評価される。また、応募作から30~40(場合によってはそれ以上の)作品を「ベスト・オブ・ベスト(best of the best)」として選定。SIGGRAPHの映画祭、エレクトロニック・シアターとアニメーション・シアターの上映作品としてキュレーションされるという。
応募作品のカテゴリは8種類。
1:短編アニメーション(Computer Animated Shorts)
2:長編アニメーション(Animated Feature Films)
3:ミュージックビデオ(Music Videos)
4:TV&Web CM(TV and Web Commercials)
5:ビジュアライゼーションとシミュレーション(Visualizations and Simulations)
6:映画&テレビのVFX(Visual Effects for Films and TV Programs)
7:リアルタイム・アニメーション(Real-Time Animation)
8:その他(Others)
各カテゴリの詳細な内容は応募要項ページに記載されている。また、応募方法は同ページ「How To Submit」を参照のこと。
https://asia.siggraph.org/2024/ja/submissions/computer-animation-festival/
SIGGRAPH Asiaとは
アメリカコンピュータ学会のCG分科会と国際会議・展覧会「SIGGRAPH」のアジア地域版が「SIGGRAPH Asia」。毎年、アジア各都市をめぐって開催され、アートやゲームなどのクリエイティブ分野と化学研究や教育など技術分野の両面から業界関係者が数多く集う。2024年の舞台は東京・有楽町。12月の開催に向けた展示会やセッションの準備が進められている。
CGWORLD関連情報
●多彩なジャンルの作品がバランス良く揃った、今年のElectronic Theaterの入選22作品を一挙紹介〜SIGGRAPH 2023(1)
2023年8月にアメリカ・ロサンゼルスで開催された「SIGGRAPH 2023」で上映されたElectronic Theaterの作品群を紹介。
https://cgworld.jp/article/202308-siggraph-et.html
●「SIGGRAPH 2022」Electronic Theaterに選出された、MARZAによる短編アニメ『Samurai Frog Golf』
2022年8月開催の「SIGGRAPH 2022」においてElectronic Theater上映作品に選出された、マーザ・アニメーションプラネット『Samurai Frog Golf』のメイキングを取材。
https://cgworld.jp/article/202212-290hssfg.html
●SIGGRAPH Asia 2021「コンピュータ・アニメーション・フェスティバル」優秀作品を発表
2021年12月に東京国際フォーラムで開催された「SIGGRAPH Asia 2021」のコンピュータ・アニメーション・フェスティバル優秀作品発表を報じた記事。
https://cgworld.jp/news/event/2112-siggraphasia2021.html