Mellis社は12月14日(土)、動画生成AI「Pika 2.0」をリリースした。アップロードした複数の画像とテキストプロンプトを材料(Ingredient)にしてシーンを生成できる「Scene Ingredients」機能を搭載し、従来よりも生成動画のコントロール性が向上した。なお、12月22日まではPika 2.0の機能を無料で利用できるキャンペーンを実施している。
Want a face that can launch a thousand clips? You’ve got it with the consistency enabled by Pika 2.0’s Scene Ingredients.
— Pika (@pika_labs) December 15, 2024
Just upload an image of the character you want as an Ingredient for each shot, and add your prompt.
Try it now at https://t.co/nqzjGy8AB5 pic.twitter.com/T5okapjaHD
— Pika (@pika_labs) December 15, 2024
— Pika (@pika_labs) December 15, 2024
— Pika (@pika_labs) December 15, 2024
— Pika (@pika_labs) December 15, 2024
プラン
プランは無料のBASICプランを含む4種類を用意。Pika 2.0の利用や商用利用には年払いで月28ドル(約4,400円)のPROプラン、または最上位のFANCYプランが必要となる。
CGWORLD関連情報
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https://cgworld.jp/flashnews/202412-Patrascu-Sora-Film.html
●OpenAIの動画生成AI「Sora」一般公開! 有料プランで最大1080p・20秒の動画を月500本まで生成可能
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アメリカWorld Labs社が、画像1枚から3Dシーンを生成し、ユーザーが操作できる「世界モデル」(Large World Models、略称LWMs)AI技術の初期プレビューを同社サイト内で公開。Webブラウザ上でリアルタイムレンダリングされたデモシーン内をキーボードとマウスで探索できるようになっている。同社は現在、2025年の製品リリースを目指して開発を進めているという。
https://cgworld.jp/flashnews/202412-WorldLabs-AI.html