株式会社トムス・エンタテインメントは、トムス、そして日本のアニメ業界の未来を担う優秀なアニメーター、ディレクターを育成する目的で、「トムス・エンタテインメント クリエイター養成所」を設立し、2023年4月より開講する。
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■養成所について

現役のアニメーター講師が指導を担当し、2年間のカリキュラム修了後に、作品制作の現場で確かな活躍ができるクリエイターになることを目指す。2022年7月22日(金)、同養成所特設WEBサイト(https://www.tms-e.co.jp/special/tsukurikata-ikusei.html)を公開し、研修生の募集を開始する。

●設立の目的
トムスでは、「持続可能な日本アニメ産業の未来を創る」という指針のもと、アニメーターの人材不足、デジタル作画への移行、CGの活用と作画との融合、アニメーション制作工程のDX、オリジナルIP開発等、中長期的に日本アニメ業界が抱える問題を足場から改善していくことに取り組んでいる。

同養成所は、トムスそして日本アニメ業界が10年後、20年後という未来にわたって素晴らしい作品を生み出し続けるため、優秀なアニメーター、ディレクターを育成する目的で、2021年4月にその前身が設立された。目まぐるしく変わりゆく映像業界の渦中でも、確かな作画・演出の技能をもったクリエイターだけは常に必要不可欠である。同養成所は、目先の利益を求めてクリエイターの卵を篩(ふるい)に掛けるのではなく、丁寧な教育指導と現場実習によって地に足のついた技術と知識を身につけ、アニメ業界を支えていく人材を着実に世の中に送り出していくことを目的としている。2023年度はその取り組みを加速するべく、組織名称を改め、間口を広げて研修生を募集する。

現役のアニメーターが講師となって作画の基本から応用にいたるまで論理的に解説し、また現場実習に参加することによって確かな経験を積めることが同養成所の特徴である。時々刻々変わりゆく制作工程そしてデジタル作画やCGなどの新しい技術を学ぶこともカリキュラムの1つとなっている。

■養成所の特長

(1)現役アニメーターが講師を務める
育成スタッフルームに常駐する現役アニメーターが講師となり、実際の動画・原画を教材に教育指導していく。また作画・演出技法の論理的な座学講座やディスカッションの時間を設けており、講師のノウハウを通じて「気づき」を促進し、短期的な成長へと繋げていく。

(2)業界の最先端の技術が手に入る
作画の現場実習はもちろん、制作現場の各セクションの見学などによって、ただ成果物を提出するというだけではなく、一連の作品制作の中で作画パートに求められること、そして最新の技法や幅広い知識を獲得することができる。

(3)仕事の優先契約の可能性も
トムスで制作している作品への参加、成績優秀者にはトムス専属契約もしくは優先契約によりコンスタントに仕事を用意しているので、メインスタッフとして活躍できる。またトムスではオリジナルIP創出、若手チャレンジ企画にも取り組んでおり、こちらにも参加できる。

(4)受講料を当社が全額負担
受講料を当社が全額負担。さらに月額10~15万円支給の奨励金制度がある。
※奨励金制度とは、研修生の方が技能習得に集中していただくための制度になる(条件付き)。詳細は面談の際に問合せを。

■概要・募集要項

実習期間:2023年4月~2025年3月までの2年間
実習日時:毎週月曜~金曜(土日祝日年末年始・お盆はお休み)10時~18時
実習場所:JR中央線中野駅徒歩5分 当社育成スタッフルーム
受講料 :受講料免除。当社が全額負担 ※奨励金制度有り(条件付き)

■募集要項

募集内容:すべてのカリキュラムを修了後、トムスより優先的に仕事を用意
募集人数:若干名
応募資格:
・2023年3月に高等学校を卒業見込みの人
(2023年4月時点で在学予定の人は応募できない)
・高等学校以上を卒業された方で、18歳~25歳までの人
※外国籍の人は、日常会話レベル以上の日本語能力を有し、日本在住の人
応募方法:応募締め切りまでに、必要提出物を郵送
(課題(2)のみギガファイル便で送ること)
応募締切:2022年9月5日(月)※必着
※他詳細は同養成所特設WEBサイト(https://www.tms-e.co.jp/special/tsukurikata-ikusei.html