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デジタルアーティストのためのトータルソリューションを展開してきたASUS。
今回はそんなASUSが新たに市場に提案する4K HDR対応モニタ、携行性に優れた小型ワークステーション、ポータブルモニタなど3製品を、気鋭のアーティスト2名に検証をしてもらった。
PHOTO_弘田充(REVIEW01)、緒方達郎(REVIEW02)
REVIEW 01
朝倉 涼 氏が検証
Ultra HDプレミアム認証付き 32型4K IPSモニタ「PA32UC」の実力とは?
NetflixやYouTubeでは4K HDRコンテンツ配信がスタートし、HDRコンテンツを正しく再現するプロ向けディスプレイの需要が高まっている。
デジタルアーティスト朝倉 涼氏に検証してもらった。
ProArt PA32UC
4K HDR表示に対応する、プロフェッショナル向けモニタ。最大1000nitの輝度を有し、Rec.2020の85%、Adobe RGBの99.5%、DCI-P3の95%、sRGBの100%の色域をカバー。工場出荷時にキャリブレーションされており、ProArtキャリブレーションテクノロジーを備えているため、⊿E値2未満の色精度を保証している。
「You TubeのHDRコンテンツを色々と見てみたんですけど、素直に凄えなぁーって(笑)。従来のSDR表示のモニタと比べて、太陽の明るい部分がほとんど白飛びしていないですし、陰影の深さ、色の鮮やかさ、グラデーションが全然ちがいますね」
最大1000nitを誇るUltra HDプレミアム認証の4K IPSパネルを有した「PA32U C」でHDRコンテンツを再生しながら、デジタルアーティスト朝倉 涼氏は、その圧倒的な映像表現力に率直な驚きを示した。
「ProArt PA32UCについていえば、まずモニタとしての出来がいい、という印象です。ハードウェアキャリブレーションにも対応していますし、⊿E値2未満に抑えられているので色にシビアな案件にも対応ができそうです。モニタの可動範囲が広いというのもとても使いやすいですね。ASUSといえば"通好みのPCメーカー"という印象だったんですが、それだけにクリエイター側が求めるツボをしっかり押さえてくれています」と、朝倉氏はProArt PA32UCの機能性を高く評価する。
商業から同人まで、幅広いジャンルの第一線で活躍し、映像制作の現場を知り抜いている朝倉氏。そんな朝倉氏に、HDRコンテンツ製作の現状と、今後の展望についてうかがった。
「最近は、映像コンテンツをつくるとなると、HDR対応についてはほぼ毎回議題に挙がりますね。ただ、まだまだ一般向けのモニタやテレビなんかではHDRに対応しているものが少ないですし、HDR対応のカメラ等のコストも現状高かったり、ソフト側でHDRに対応しているものが少なかったりと、様々なハードルがあってなかなか案件化にまでは至りません。とはいえスマートフォンやタブレット等をはじめとしてHDR対応の視聴デバイスは増えてきていますし、これから徐々に普及していくことはまちがいないので、映像のプロとしては今のうちから対応していかなければならないと思っています。今後、HDRコンテンツが気軽につくれるような環境になったら、プラスチックや金属等の素材の質感にこだわったものや、花や空などの自然物、それから広い色域を活かした色鮮やかな映像などを手がけてみたいですね」。
近い将来、確実に到来するであろうHDR時代に備えて、未来を見据えるクリエイターたちは、HDR対応モニタの導入を検討してはいかがだろうか。
朝倉 涼氏
Seventhgraphics「Seventhgraphics」を屋号にかかげ、フリーランスのCGクリエイターとして活躍。3DCGによるグラフィック・映像を中心に規模の大小を問わず商業・同人・イベント・その他幅広く活動・制作中。
seventh.graphics
REVIEW 02
Compositionが検証
上海のライブコンサートの現場に持ち込み検証
小型ワークステーション「PA90」とポータブルモニター「PQ22UC」の実力は?
続いてはCompositionでディレクターを務める緒方達郎氏に、上海で開催されたライブコンサートにASUSが提供する小型ワークステーションPA90とHDR対応の有機ELパネル搭載ポータブルモニタPQ22UCの両機を持ち込んでいただき、現場で実際に使用していただいた上で、その性能を検証してもらった。
モニタ:「ProArt PQ22UC」
日本のOLEDパネルメーカー「JOLED(ジェイオーレッド)」が開発したピュアRGBストライプOLED(有機ELディスプレイ)パネルを採用。HDR-10, HLG, Dolby Visionの3つのHDR形式に対応している他、ハードウェアキャリブレーションにも対応。可搬性に非常に優れているので、色にシビアな現場での実力は折り紙付きだ
PC:「ProArt PA90」」
これだけの小さい筐体に、第9世代インテル Core プロセッサーとNVIDIA QuadroP2000を搭載した、クリエーターのためのワークステーション級ミニPC。超高速ストレージおよび豊富な接続など、プロフェッショナルのために集結した幅広い機能を兼ね備えている
「今回はPA90とPQ22UCを、上海で開催されたライブコンサートでのステージ演出映像の最終調整の現場で使用させていただきました。日本で一通りの映像は完成させていきますが、現場での見え方だったり、状況の変化で演出を変えざるを得ないことはやはりあります。そういった時に、現場の限られたリソースでどこまでのことが可能か、という線引きが非常に重要になるため「性能の高いマシンが現場にある」というのは非常に重要なポイントでした。その点、PA90はメインストレージの高速さ、デスクトップクラスのGPU、最新のIOを備えている、という必要条件が揃っており、作業環境をそのまま現場に持っていくことが可能でした」。
「PQ22UCも、4K解像度のOLEDディスプレイを有し、非常に薄型で無駄のないデザイン、しっかりとディスプレイを保護するカバー、ポータブルとは思えないほどしっかりとしたスタンド、そして4K解像度と必要な機能が揃っており、出先でも社内と遜色のない環境を再現できました。しかも、このポータブル性能で高度な色再現度やHDR対応というのは驚異的だと思います」。
映像制作チームCompositionでディレクターを務める緒方氏は、PA90とPQ22UCの両機を、出先の現場での使用にも十分耐えうる、携行性と高性能を兼ね備えた製品だと高く評価する。
PA90にはThunderbolt 3対応のUSB Type-CおよびUSB 3.1 Gen2 Type-Aの端子が備わっているのでストレージなどの外部機器の接続にも余裕がある
他の数多くの機材と同様、PA90およびPQ22UCもペリカンケースにまとめて運搬できたとのこと
「当社ではレンダリングサーバとして、複数GPUを接続したコンピュータを構築するため、ASUSのマザーボードを使わせていただいています。PCは制作において欠かせないひとつの大事な道具であり、ベーシックな道具であるからこそニーズに特化した機能・性能というものが重要だと思います。そのような様々なニーズに応えてくれるにちがいない。PA90とPQ22UCは非常に心強い製品だと思いました」
携行性の高さと高性能の両立もまた、クリエイターの大きなニーズのひとつだろう。そうしたニーズを高い水準で両立させたPA90とPQ22UCの両機、クリエイター諸氏はぜひ導入を検討していただきたい。
緒方 達郎氏
Composition inc.企画・ディレクションから撮影、編集、CG、アニメーションなど、映像制作、ブランディングに関わる制作をトータルで行う、コンポジション取締役専務。
comp-inc.com
お問合せ
ASUS JAPAN株式会社https://www.asus.com/jp/