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クリエイティブワークに求められるパワーとフットワークを提供するマウスコンピューターのウルトラブック「LuvBook L シリーズ」。高速な CPU と大容量メモリ、SSD キャッシュを備え、しかも拡張グラフィックスとして GeForce GT640M を標準搭載しているという、まさにデジタル・アーティストにうってつけのマシンだ。今回は、ゲーム開発者でもある門脇氏に使用感と業務における活用可能性をホンネで語ってもらいました!
「ZBrushが本格的に編集できるレベルで動いて、驚きました」。本誌プレゼント企画で門脇さんが当選された LuvBook L シリーズ本機。NVIDIA GeForce GT640M を標準搭載しているので、最新のリアルタイムゲームデモも問題なく表示できる。
今どきのアーティストに
求められるモバイル環境
CGWORLD(以下、C):
今回はどのような経緯からプレゼント企画(※1)にご応募いただいたのでしょう?
門脇陽介氏(以下、門):
僕はアーティストとしてゲームタイトルのデザインワークを行なっているのですが、最近では企画コンセプトを資料にまとめたり、また開発途中のゲームを用いたユーザー調査などにも携わるようになってきました。そうした業務にはモバイル環境が不可欠ですが、Maya や ZBrush などの 3DCG ソフトが動くスペックでフットワークも求めるとなると、選択肢はなかなかありません。そんなときに、本機が GeForce 搭載の軽量ノート PC であることを知り、まずは個人の研究用途で使ってみたいと思ったのです。
C:
3DCG ワークはひときわマシンスペックが要求されますからね。現在はアーティストの方も実務だけではなく、プランニングやプロデュースといったものが求められてきているんですね。
門:
はい。自分の場合は、クリエイティブワークとプランニングのどちらか一方がメインというわけではなく、両立させることが求められています。なので、まず企画者としてはどこでも思いついたとき必要なとき、アイデアを即かたちにするフットワークの良さがほしいですし、アーティストとしては当然マシンパワーを求めます。あとは、個人で購入する場合はできるだけ高いコストパフォーマンスを......いや、贅沢なのはわかってるんですよ(苦笑)。だけど、まずそれが大前提。
C:
まさかデスクトップをかついで調査に出かけるわけにもいかないですもんね(笑)。
門:
もちろん発表や調査に使うようなデータは、事前にデスクトップ PC で作成してから持っていくわけですが、直前で変更を加えたりとか、現場で聞いた意見を即反映させたりといったことは、やはり出先でも行いたいんですよね。資料と言っても、ゲームというエンターテインメントの資料なので、ビジュアルの善し悪しは非常に大きなウェイトを占めます。せっかく考えた企画はユーザーさんからいい反応をもらって帰りたい。だから、ギリギリまで画づくりがしたいんです。
第一印象から感動
薄くて高速な LuvBook
C:
では、この LuvBook L シリーズを実際に使ってみた感想を教えてもらえますか?
門:
その前に、実は今回のプレゼント企画で初めて"ウルトラブック"の存在を知ったんですよ(苦笑)。なので、まず箱を開けてみて「ウルトラブックって、すごい小さくて軽い!」でした。これは 14 型ですけど、それまで使っていたひとまわり小型のノート PC と同サイズくらいに感じたんですよね。あとは、とにかく薄い(※2)。
C:
同感ですね。それと、スタンバイ復帰が速いという。本機でもドライブとしては HDD が搭載されていますが、キャッシュ専用に SSD も搭載されているので、OS 起動や復帰、それからソフトの起動、データの取り回しなんかも速いはずです(※3)。
門:
お世辞ぬきでデスクトップとの差をほとんど感じませんでした。画面サイズがちがうだけ。これまでの経験から「ノートはデスクトップより劣る」という先入観があったのですが、LuvBook L シリーズはホントいい意味でそれを裏切ってくれましたね。
C:
具体的に、どんな作業を試されましたか?
門:
あくまで会社の業務ではなく、個人での研究用途としてではありますが、オフィスソフトの利用から Photoshop や After Effects によるデータ編集、Maya や ZBrush による実データレベルの重いデータの編集などをしてみました。あとはマルチタスクで Photoshop を起ち上げたまま Maya の作業をしてみたり。
C:
それはかなりヘビーだったのでは(笑)?
門:
読み込むだけでなく、3D データの編集も普通に作業できたんですよ。正直ここまでできるとは思わなかったので、びっくりですね。あとは仕事柄オンラインゲームとかもやったりするんですが、重い 3D グラフィックスの MMO とかも余裕で動いていたので、これは出先でもゲームできるじゃないか! とも(笑)。
C:
ゲームプレイもシゴトですしね(笑)。しかし、表示メッシュが非常に細かくなる ZBrush での作業も普通に行えるというのは素晴らしい。
門:
そう、これまでのノート PC だったらプレビューするだけでも重かったのが、その気になればではなく、完全に編集できるレベルで動く。
C:
GeForce のパフォーマンスを最大限活用していただいて何よりですね。もし LuvBook が業務導入されれば、発表や調査の場でリアルタイムデモを行なったりとかも、十分できそうですね。
門:
それは考えていなかった......でも、できますね! 調査方法の幅まで広がりそうです!
※1 昨年 12 月に CGWORLD vol.173 で実施した特大プレゼント企画のこと。その目玉商品のひとつが LuvBook L シリーズで、門脇氏は見事プレゼントに当選した。
※2 巷で言われている要件としては、14 型以上では 21mm 以下、14 型未満では 18mm 以下とされている。
※3 インテルの定義する「UltraBook」においては、コンピュータのスタンバイ状態(ハイパネーション状態)から7秒以内の復帰が求められているため、HDD 搭載モデルでは SSDのキャッシュ採用がほぼ必須となっている。
ZBrush を操作してみせてくれた。画面はサンプルデータを読み込んだものだが、実際に仕事で制作したハイポリモデルもストレスなく編集できそうだ
抜群のコストパフォーマンス
C:
そして、このハイスペックで 69,930 円(※4)。
門:
それもすごいですよね。コストパフォーマンス抜群。それでいて、外観も安っぽさを感じない。アイソレーションのキーボードも個人的に好みですし、ホント使っていて気になったことがないんですよ。
C:
強いてあげるなら......画面解像度は?
門:
もちろん広い方がいいですが、画面サイズ的に逆に文字が細かくなるし......。そこまで言うと贅沢すぎる、と思えるレベルかな。
C:
でも、ここまでまさにクリエイティブワークに使ってもらって、かつ先々の活用法まで思い描いてもらえるとは......。うれしい限りです。
門:
いや、自分も今回こんなモバイル環境を入手できて、そしてこういうのもなんですが、初めてマウスコンピューターさんを知ることができてよかったです。この機会に初めて公式サイトを見させてもらったのですが、コストパフォーマンスは高いけど安かろう悪かろうの「悪かろう」を感じない。そして、GeForce モデルのような製品も価格を抑えて提供している。
C:
しかもちゃんと国内生産で、コールセンターも国内対応なんですよね。法人モデルでのチェック体制のノウハウをコンシューマにも踏襲して質を上げていく姿勢を持っていたりとか、確かに「悪かろう」を感じさせません。
門:
やっぱり自分は日本製の製品が好きですし、そういう一本筋の通った感じがあると、安心して任せられる感じがして個人的に応援したくなります。最後はやっぱり気持ちで決めるというか、同じ買うならそういうところで買いたいじゃないですか。もっと、そういうブランド価値をどんどん推してもいいと思いますよ!
まとめ
最後はマウスコンピューターのブランド価値に言及をいただくほどに、門脇氏から絶賛された 14 型ウルトラブック「LuvBook Lシリーズ」。ゲーム開発の現場ニーズを満たすほどの高性能を持ちながらフットワークも軽い本機は、6万円台から導入できるというコストパフォーマンスまで含め、クリエイター向けモバイル機の最適解のひとつ、と言えるだろう。
※4 門脇氏が使用しているのは型番「LB-L451B(Windows 7 搭載)」モデル。主なスペックは製品情報欄を参照のこと
PHOTO_弘田充