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Substance Painter、MARIを使い倒す!<br/>森田悠揮が3Dペイントツール対応PCを徹底レビュー

Substance Painter、MARIを使い倒す!
森田悠揮が3Dペイントツール対応PCを徹底レビュー

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高機能化に伴い、普及の進むSubstance Painter、MARIなどの3Dペイントツール。3Dモデルに直接ペイントすることでハイディテールな質感を直観的につけることができる同ツールだが、扱う解像度によってはリアルタイム反映に時間を要することでも知られる。今回はCGWORLD連載でもおなじみクリーチャーデザイナー森田悠揮氏が、パソコン工房から発売される3Dペイント対応PCの検証を実施。その実力やいかに?

▲パソコン工房 CG・映像制作者向けブランド「CG・MOVIE GARAGE」販売サイト。本企画で森田悠揮氏が監修した3Dペイントツール向けPCが紹介されている。各ラインナップともに、目的に合わせて余分な構成は省き高いコストパフォーマンスを実現している。今後さらなるラインナップが登場予定だ >>>製品紹介ページはこちら

3Dペイントツールの快適さを決めるのはGPU

パソコン工房スタッフ:普段はどのようなワークスタイルでお仕事をされていらっしゃいますか?

森田悠揮氏(以下、森田):最近は仕事がコンセプトアーティスト寄りになってきているんですが、連載ではモデリングをしてテクスチャで質感を付けて、ライティング&レンダリングという一連のCGワークもやっています。

パソコン工房スタッフ:なるほど、森田さんのように幅広いワークスタイルのクリエイターにはどのようなPCが求められますか?

森田:近年求められるようなクオリティの画づくりをしようと思ったらPhotoshopだけではなく、Substance Painter、MARIなどの3DペイントツールやArnoldなどの高品質なレンダラを活用する必要があるためCPUやメモリもないとダメなので、とにかく振り幅重視で何でも対応できるような構成のPCが必要なんです。MARIのペイントで、8Kで何十レイヤーも作っているときや、Substance Painterでリアルタイムで高い解像度のプレビュー画面を表示するときなどに、GPUのパワーは特に必要だと感じますね。

パソコン工房スタッフ:なるほど、幅広く対応できるハイスペックな構成が必要というわけですね。普段ご自身でPCを購入される際もそこを重視されるのですか?

森田:やはり一番は作業の快適さを重視していますが、最近は移動が多いので、ハイスペックでコンパクトなPCがあれば嬉しいです。このノートモデルはこんなに薄い上に、Quadro P4000が搭載されていてスペック面でも充分ですね。

パソコン工房スタッフ:今回のノートモデルはそういったニーズに合わせてつくられたものなんです。ノートモデルと同じくQuadro P4000を搭載したアドバンスモデルの使用感はいかがでしたか?

森田:今自分が使っているPCと比べると、MARIでの作業の快適さが圧倒的にちがいますね。8Kのレイヤーを多数表示させても快適に作業できる感覚は、これまで感じたことがないものでした。さすがはQuadro P4000ですね。また、今のPCではスペック的に追いつかないのであまりやっていないリアルタイムレンダリングなども、このモデルなら頻繁に使っていけそうです。

パソコン工房スタッフ:OpenGLを使用するMARI向けにQuadro搭載のアドバンスモデル、DirectXを使用するSubstance Painter向けにGeForce搭載のスタンダードモデルを用意しましたが、いかがでしたか?

森田:Substance PainterやZBrushの使用感はさほど変わらなかったのですが、MARIでのストローク後のベイク処理などは、アドバンスモデルの方が僅かに速く感じます。おそらくGPUの差でしょう。小さな差なんですが、ずっと使っていると僅かな時間差の積み重ねが快適さに影響してくると思います。

Point1 3Dペイントツール対応3モデルどう選ぶ?


※価格及び各パーツのスペックは2018年2月時点の情報です。予告なく変更される場合があります。 >>>製品購入ページはこちら

今回紹介した3モデルのPC構成の中で、最も注目すべきはGPUだ。アドバンスモデルとノートモデルはQuadro P4000を、スタンダードモデルはGeForce GTX 1080を搭載している。普段はQuadro M2000搭載のPCを使用している森田氏によれば、スタンダードモデルでも充分にそれを上回る使用感だそうだが、上位GPUを搭載したモデルであれば、MARIなどOpenGLを使用する大きな処理能力のGPUを必要とするツールをより一層ノンストレスで扱えるとのこと。また3モデルともにCPUはインテルCore i7を、メモリは32GBを搭載。ストレージは480GBのSSDを標準で搭載しているが、さらに高速な動作が期待できるNVMe対応M.2 SSD「WD Black PCIe」もBTOオプションで選択することが可能だ。Photoshop、ZBrush、3Dペイントツールを同時に起ち上げても動作に問題はなかった。

次にスタンダードモデルとアドバンスモデルを用いたMARIの使用快適度比較検証の結果に注目してみる【下グラフ参照】。GeForce GTX 1080を搭載したスタンダードモデルでもストレスなく使用できるが、やはりQuadro P4000を搭載したアドバンスモデルの快適さが際立っている。森田氏曰く、ひとつひとつの作業では僅かな差でも、長く使ううちに大きな使用感の差となるとのこと。

スタンダードモデルV.Sアドバンスモデル MARI快適度比較

Point2 超薄型Quadro P4000搭載モバイル機の実力

移動することも多いが、仕事上PCのスペックも重視しなければならないという森田氏も、今回のノートモデルは絶賛されていた。検証に使用したモデルにはGPUにQuadroP4000を、CPUにはCore i7-7700HQを、メモリは32GBを、ストレージにWD BlackPCIe 512GBを搭載するという高スペックとなり、それでいてモビリティの高い薄型筐体を実現。

ハイスペックと高機動性を両立させたこのノートモデルならば、出先で重いデータをリアルタイムレンダリングすることも可能だ。またハイパワーのモバイル機となれば、気になるのは熱を持ちすぎるのではという点だが、MAX-Qに対応することによって、排熱に関してもぬかりのない構造となっている。

WD Black PCIeはNVMeに対応する高速なSSDだ。編集したデータを書き出す際に大きくパフォーマンス向上を見込める。今回のモデルはいずれもBTOのカスタマイズオプションで選択できる。



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TEXT_草皆健太郎
PHOTO_蟹由香

Profileプロフィール

森田悠揮/Yuki Morita

森田悠揮/Yuki Morita

フリーランスのデジタルアーティスト、キャラクターデザイナー。TV、映画、ゲーム、CM等に登場する生物や怪獣のデザイン、CG制作を中心に活動中。最近ではコンセプトアートも手がけている。独創性とリアリティを兼ね揃えた幻獣、クリーチャー表現を得意とする。

パソコン工房

パソコン工房

ユニットコムが運営するPCショップ。クリエイター向けには「iiyama SENSE∞(イイヤマ センスインフィニティ)」を展開している。2016年12月よりCG・映像制作者向けブランドとして「CG・MOVIE GARAGE」を立ち上げた。今後、CG制作、動画編集をはじめる初心者から、4K液晶対応PC編集のプロユーザーまで、さまざまなラインナップのコラボモデルが登場予定だ。 www.pc-koubou.jp

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