ゲーム開発に関わる職種における教育ポイントを、ゲームエンジン「Unity」を活用しながら習得することができる「ゲームクリエイター育成研究セミナー【Unity活用編】」が開催される。
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■ 開催概要
家庭用ゲーム機からスマートフォンまで大小さまざまなコンテンツが日々開発されているゲーム。技術の進化にあわせ、制作環境も「ゲームエンジン」も進化し、ゲーム開発も非常に効率的になってきた。一方、ゲーム開発には、ゲームデザイン、ビジュアルアーティスト、ゲームプログラマーなど、異なる職能の協力なしでは進められない。それぞれの職能の育成は「ゲームエンジン」があるからといって、すべてが解決されるわけではなく、職種ごとに習得すべきポイントがある。「ゲームクリエイター育成研究セミナー【Unity活用編】」では、ゲーム開発に関わる職種における教育ポイントを、ゲームエンジン「Unity」を活用しながら習得することができる。制作現場におけるプロデューサーやディレクターなどを志向する人にとっても、それぞれの職種の内容を総合的に学べる内容となっている。
●日程・会場など
日時 2014年9月25日(木)9:00~18:00(開場8:45)
会場 日本電子専門学校 9号館 2F[東京都新宿区百人町1-25-4]
定員 30名
費用 一般14,800円、認定校割引9,800円
対象
・学校や企業で、Unityを使ったゲーム教育の検討している人
・ゲーム制作における効果的な教育方法を学びたい人
・プロデューサーやディレクターを志向し、制作全般を網羅的に学びたい人
想定スキル(受講条件):
・ゲームデザイナー編では、Unityの初歩的な使い方から講義を行う
・ビジュアルアーティスト編では、AutodeskのMaya、Mudboxを使用うる
・プログラマー編では、C#を使った簡単なコーディングを行う
(初心者でも演習についてこられるようにサンプルデータを準備)
●プログラム
9:00~10:00「イントロダクション」
・ゲーム業界動向
・ゲームクリエイター育成(職種ごとの学習項目、育成の問題点)
・理想的なカリキュラム構成と実践例
10:10~12:10「Unity実習 ゲームデザイナー編」
・Unityスタートアップ(基本操作の習得)
・レベルデザイン演習
・チューニングによる面白さの追求
13:10~15:10「Unity実習 ビジュアルアーティスト編」
・グラフィックアセットモデリング(ゲームモデリングの特性と注意点)
・アニメーション(DCCツールからのパイプライン、Mechanimステートマシン)
・エフェクト
15:20~17:20「Unity実習 プログラマー編」
・オブジェクト指向とゲームプログラミング
・Unityによるコーディング
クラス作成、 Awake/Start/Updateなど主要関数、主要ルーチンのコーディング、AI(A*)など
ゲームプログラミングテクニック、各プラットフォームへのビルド・デバッグ・パフォーマンスチェック
17:25~18:00「Unityのクリエイター教育へのさまざまな応用例」
・Oculus Riftを使ったVRコンテンツ制作
・Vuforiaを使ったAR表現
・LEAP Motionを使ったインスタレーション
※本セミナーの内容は予告無く変更する場合がある
●講師
川島 基展氏(もももワークス)
慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程修了。在学時より、フリーランスとしてCGコンテンツ制作業務を始める。卒業後、同大学コンソーシアムEENプロジェクト研究員を経て、1999年の東京工科大学片柳研究所クリエイティブ・ラボの創設時から参加。同研究所でのCGコンテンツ制作技術の研究開発やコンテンツ制作に従事するとともに、同大学メディア学部でのCGアニメーション教育や、姉妹校である日本工学院専門学校の教育支援に携わってきた。現在はもももワークスにてAutodesk Maya、Unity、Unreal Engineなどを活用したCGコンテンツ制作やゲームコンテンツ開発を行うかたわら、東京工科大学メディア学部、東邦大学理学部、湘南工科大学工学部でのCGクリエイター育成に携わっている。
■ 関連 URL
・「ゲームクリエイター育成研究セミナー【Unity活用編】」
http://www.cgarts.or.jp/seminor/information/140925/index.html
・CG-ARTS協会
http://www.cgarts.or.jp