ボーンデジタルによる教職員向けセミナー「著者が語る教材活用のヒント」が開催される。
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■教職員向けセミナー「著者が語る教材活用のヒント」について
同セミナーは映像、ゲーム、その他CGに関わる教育機関に属する教育関係者を対象にしたセミナー。今回はボーンデジタルより刊行している『採用担当者の心に響く ポートフォリオアイデア帳』、『Unreal Engine 4で極めるゲーム開発』の著者を招き、書籍のテーマである「ポートフォリオ」と「ゲームエンジン」に関する講義を展開するときの注意点、より高い教育効果を得る方法、書籍を教材として活用する場合のヒントについて講演する。
■開催概要
- 開催日
- 2016年10月15日(土)
- 時間
- 13:00~15:10(受付12:30~)
- 参加費
- 無料 ※事前登録制
- 参加対象
- 映像、ゲーム、その他CGに関わる教育機関に属する教育関係者
- 申込
- こちらから
- 主催
- ボーンデジタル
■内容
13:00 ~ 14:00 ポートフォリオのコンセプトは、みんなちがって、みんないいアニメ・ゲーム・VFX業界をはじめ、クリエイティブ系のアーティスト採用で必須となるポートフォリオやデモリール(作品集)。『採用担当者の心に響くポートフォリオアイデア帳』では、その制作方法に加え、アイデアの源泉となる実例50点や、業界での働き方を紹介している。同書の共著者で、ポートフォリオの講義、求人取材、クリエイティブ系の教材・検定開発などに携わってきた尾形美幸氏が、自作の講義スライドを引用しながら、より効果的なポートフォリオの講義を実践するためのヒントを紹介する。
アジェンダ:
・基本的に、書籍は自学自習を前提に制作する
・講義内容は、教育機関と学生のニーズに合わせてカスタマイズする
・第1の目標は、学生を飽きさせない、眠らせないこと
・第2の目標は、自主的な行動を起こすキッカケを作ること
・ポートフォリオのコンセプトは、みんなちがって、みんないい
ゲームエンジンは今やゲーム開発シーンに欠かすことのできない優れたソフトウェアであり、また多くのことを学び取ることができる格好の教材でもある。一方で、距離感を間違えると、「ゲームエンジンのオペレーター」程度のスキルしかない学生を「エンジニア」や「ゲームデザイナー」として世の中に送り出すことになりかねない。そのような学生を即戦力として扱う産業界側もねじれた制作体制を持っているのが実情だ。若い彼らの今後のキャリアパスを思えば、産業側の短絡的な人材要求から一歩引いた視点でゲーム制作の現状や今後を把握し、筋肉質な人材を育て上げるカリキュラムを組む必要がある。 『Unreal Engine 4で極めるゲーム開発』や他の入門本を紐解いて読み進めるだけの授業にならないよう、ゲームエンジンと同書の利点や注意点、またそれをどの段階に組入れると、どのような意味を持つかという点について紹介していく。
アジェンダ:
・「ゲームエンジン」がもたらす「学び」とは
・「ゲームエンジン」のワークフローと、制作現場のミスマッチについて
・ゲーム業界の職種とキャリアパスを冷静に整理する
・「理想」で「完璧」なカリキュラム例
・「現実」のカリキュラムに落とし込む
・UE4をどの段階で触らせるか?
・拙著を授業で使用する際の注意点
16:30 ~ 懇親会