CG/映像クリエイターのためのスキルアップ講座『CGWORLD +ONE Knowledge』。

トンコハウスの作品「ダム・キーパー」にペインターとして参加し、「Moom」ではアートディレクターを務めたコンセプトアーティスト長砂賀洋氏による『デジタルスケッチから学ぶ画面作り実践講座』が9月13日(水)に開催します。
本講座はハンズオンとなり、簡単なモチーフを描き講師がペイントオーバーして解説をします。会場にPCはございませんので、デジタルスケッチができるツール(ノートPC、iPadなど)を持参して受講いただく講座となります。

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講座概要

講座名:
デジタルスケッチから学ぶ画面作り実践講座

開催日:
2017年9月13日(水)19:00〜22:00

講師:
コンセプトアーティスト
長砂 賀洋 氏

鳥取県出身。京都精華大学テキスタイルデザインコース卒業。アニメ美術背景スタッフとして多数の作品に携わった後、渡米。トンコハウスの堤大介、ロバート・コンドウ監督作品「ダム・キーパー」にペインターとして参加後、「Moom」のアートディレクターを手がける。現在は「ダム・キーパー」のグラフィックノベルを製作中。

内容:
スケッチの基本は「観察」にあります。それがどう画面、映像作りに役立つのかを「階調」「色温度」に注目しつつ、講師が受講者と一緒にデジタルペインティングをした後、実例を挙げながらスケッチから学んでいることをお話します。「観察」することが目的なので上手な絵を描く必要はありません。様々なレベルの方に参加して頂けたらと思います。

※当日のスケッチ動画及びオリジナルブラシを配布いたします

参加費:
10,000円(税別)

定員:
30名

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受付中の講座

ハードサーフェスモデリングの真髄 II
Mayaを駆使したプロ向けモデリングワークフロー

開催日:2017年8月30日(水)18:00〜21:00

内容:wonderiumが現在製作中している『REPRODUCT』のメカモデリングをデザイン画から3DCGモデルへと昇華していく過程をツールの使い方、考え方、コツを交えながら解説していく。

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カナバン流企画書の作り方
CGプロダクションによるオリジナルアニメーションの企画発案とは

開催日:2017年8月31日(木)19:00〜22:00

内容:動画配信などのプラットホームが増えたことで、従来には無かった短い尺のコンテンツが求められる時代が来ました。10年前はTVシリーズや映画など、CGで表現するにはあまりにハードルが高いメディアしかありませんでしたが、今は小規模で資本力が低いCGプロダクションにもチャンスが訪れています。

プランナーや脚本家がいないCGプロダクションでもオリジナルのアニメーションの制作は可能です。当社では特殊なことをしているのではなく、教科書通りに企画や脚本の制作をCGデザイナーが行っています。自分達はどういうお客さんに作品を届けていくのか、制作費の回収に至るまでにはどういった道のりがあるのか、そしてお客さんに共感をしてもらえるキャラクターとはどういったものなのか、お金やマーケットのことも考え、制作以外のことにも目を向けて物語の土台を作っていきます。そして出来上がった物語の上に自分達の作家性を演出や設定を通して落とし込んで行きます。

この講義では当社が今まで制作してきた企画書の事例を上げながら企画書が出来るまでのプロセスについて説明します。また演出面や設定でユニークさを出していく手段についても解説します。これから自社IPを持ちたいと考えているCGプロダクションの経営者がCGデザイナー達をどのように導いていくと良いのか、クリエイター目線ではなく、経営者の立場でお伝えできればと思います。

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