アメリカのハリウッドで20年以上活躍し、現在はNetflix社にて長編アニメーションのアートディレクションを担当する伊藤頼子氏が9月12日(日)から全5回のライティングワークショップを開催します。

この講座ではライティングの座学だけではなく毎週出される課題を提出し伊藤氏がひとりひとりレビューします。

ライティングの基礎を学びたい方はもちろん、実践的に課題をこなしライティングのレベルアップをしたい方はぜひご検討ください。

ライティングワークショップの詳細はこちら

開催概要

■開催日時
2021年9月12日(日)~10月10日(日)
第1回:9月12日(日)
第2回:9月20日(月・祝)
第3回:9月26日(日)
第4回:10月3日(日)
第5回:10月10日(日)

■定員:20人(最少開講人数:10名)※先着順となります

■申込締切:2021年9月10日(金)18:00まで

■受講対象レベル
受講条件:なし(誰でも参加可能です)
※Photoshopの操作や絵の描き方などの座学はございませんので予めご了承ください
※コンセプトアーティストやイラストレーターなどの経験や職種などは問いません(学生も参加可能です)

■企画・運営 株式会社ボーンデジタル

■価格 44,000円(税込み)

講義の詳細

第1回:デザインの基本

映画の制作においては数秒から時には一瞬の画像で、しかも言葉の説明はなく状況を説明しなければいけない場合があります。

映画において重要なReadbility(リーダビリティ)について、デザインの基本を復習しながら学びます。

•C, S ライン
•レイアウトの種類(Edger Payne)
•遠近法 パースペクティブ
•サムネイル
•3分の1のルール
•ルールオブ3
•黄⾦⽐
•フォーカルポイント
•グルーピング
•レイヤリング
•フレイムインフレイム


第2回:ライティングの基礎と技(1)

第2回の講義ではアイムーブメントの重要性、光と影のマジック(明暗を使ってレイアウトをデザインする方法)、人口ライトと自然光の違いなどライティングの基礎を主に学びます。

•前回の課題レビュー
•キアロスクーロ=明暗 Chiaroscuro 明確な明暗でムードを作る
•ムードを作る(ドラマティックな光、柔らかい光、逆光)
•劇場ライト(人工的な光、スポットライト、プールオブライト、逆光)
•リムライトとセコンドライトを使っての表現
•自然光を使う(時間帯、朝、昼間、夕日、月光)


第3回:ライティングの基礎と技(2)

第3回の講義ではライティングを利用した感情表現の手法について学びます。

•前回の課題レビュー
•影(キャストシャドウ)をうまく使い、デザインする。
•曇天:ローカルバリュー(その物体の持つ明暗)でデザイン。
•アトモスフィアー(遠近感、季節と気候、距離を表す環境 空気の表現)
•人工光
•シルエット
•バウンスライト


第4回:ライティングの基礎と技(3)

第4回の講義では明暗のエリアのコントラストのコントロールや整理の方法について学びます。

•前回の課題レビュー
•ブリーディングライト(染み出すライト)
•透過光とサブフェススキャタリング(表面下散乱)
•キャンドルライト=炎 と 光芒(神の光)
•蛍光灯 VS 電球の光


第5回:映画におけるライティング事例解説

第5回の講義では良いライティングを使用した作品の事例を見て解説します。

•前回の課題レビュー
•ライティング事例研究

ライティングワークショップの詳細はこちら