東洋美術学校松村設計は、デジタル造形の分野で連携し、フィギュア製作におけるデジタル原型師育成を実施する。
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■ 「デジタル原型師育成プログラム」について

●概要
ZBrushを活用したデジタル造形を基礎から学び、3Dプリンターでオリジナルフィギュアを出力するまでをマスターするコース。授業は週4日、18:30~21:00のボリュームで、直接学んで知識と技術の定着を目的とする。
●対象
これからデジタル原型師を志す人、2Dイラストレーターとして3DCGソフトを学び制作の幅を広げたい人。
●カリキュラム
美術学校としての特性を活かし、手を動かしながら造形の基礎を学ぶところからスタート。「クロッキー」の授業では、短期間で集中して立体を描く練習を行い、「人体イラスト」の授業では2Dイラスト特有の描写や素体の取り方を学ぶ。フィギュア制作の実技に関しては、粘土や道具の種類、三面図の起こし方などを感覚で覚え、その後、2Dから3Dまで多様な画像処理を可能にするソフトウェアZBrushと3D-Coatの基礎的なメソッドから統合的な応用方法までをオリジナル教材を用いて理論的に、そして感覚的に学んでいく。
松村設計によるZBrushの実技の流れは、同社に所属する3名のデジタル原型師がフィギュア原型に特化したZBrushと3D-Coatの使用方法を教え、最終的に3Dプリンターでオリジナルフィギュアを製作するところまでを体型化した内容。松村設計が保有する3Dプリンターは、ストラタシスジャパンのプロフェッショナル3Dプリンター「EDEN260V」と、スリーディー・システムズ「HD3000plus」。授業ではミニサイズの原型モデルを制作する予定だ。
●授業名
人体イラスト(全23回):イラスト描写における正しい人体の構造について学ぶ。
クロッキー(全27回):年間を通じて静物から人物まで幅広く立体を描く技術を学ぶ。
フィギュア制作(全23回):手作業によるフィギュア造形を基礎から学ぶ。
デジタル造形(全30回):デジタル造形におけるZBrushの基礎から応用(基本操作→各機能説明→実習→3D-COAT講習→分割→出力)まで学び、3Dプリンターでオリジナルフィギュアを出力。
●授業料
48万円
●期間
平成26年4月より平成27年2月まで
●時間
水曜を除く平日の18:30~21:00
●本科の3つのポイント
・今話題の"デジタル造形"の技術を統合的に学ぶことができる。
・3DCGソフトの授業は週2日。基礎から応用までしっかり習得できる。
・アナログ作業を通じて人体・立体の構造をより深く理解できるようになる。



■ 関連 URL

・「デジタル原型師育成プログラム」について
 http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000008841.html
・学校法人専門学校 東洋美術学校
 http://www.to-bi.ac.jp