中学生・高校生向けのプログラミング教育を手がけるライフイズテック(本社:東京都港区、代表取締役CEO:水野雄介)は、プログラミングを学べる最先端のIT教材を簡単に授業に取り入れることができる、情報科の先生向け授業支援プログラム「TECH for TEACHERS」の新コースとして、「メディアアートコース」(真鍋大度氏監修)の提供を6月末より開始する。
また新コースの事前登録受付を6月1日(水)より、「TECH for TEACHERS」のサイトを通じて行われる。
・「TECH for TEACHERS」サイトはこちら。
同コースは光や図形をプログラミングで制御し、音楽に合わせてオリジナル作品をつくることができる内容で、世界で活躍するメディアアーティスト真鍋大度氏(Rhizomatiks Research)が監修し、動画教材では真鍋氏のビデオ出演による指導も受けることができる。カリキュラムは人気ユニット「Perfume」の音楽やモーションデータを使いながら、オリジナルのダンスステージを映像作品に仕上げる課題をゴールに設定しており、作品制作の過程からプログラミングで表現する楽しさを知ってもらうこと、自らが新しいものをつくる力を養うことを目的としている。
中学校、高校の先生は同プログラムに登録するだけで、メディアアートコースの全てのカリキュラム(全21本)を無料で使用可能。カリキュラム一覧は以下の通り。
【「TECH for TEACHERS」メディアアートコース カリキュラム一覧】
Lesson1 :ようこそ!メディアアートの世界へ!
(1)ようこそ、ITの世界へ
(2)メディアアートの世界への誘い
Lesson2 :Processingってなんだ?プログラミングの基礎を学ぼう!
(3)図形を描こう
(4)アニメーションの仕組み
(5)色を決めよう
Lesson3 :さまざまな図形や音楽を合わせた表現を学ぼう!
(6)いろんな図形を描こう
(7)音楽を流してみよう
Lesson4 :アイデアを練って、パフォーマンスをつくってみよう!
(8)パフォーマンスをしてみよう
Lesson5 :モーションキャプチャデータってなんだ?
(9)真鍋さんからデータゲット
(10)ダンスデータを表示してみよう
(11)カメラのアングルを設定してみよう
Lesson6 :プログラムを書いて、ステージをつくろう!
(12)ステージをつくろう
(13)ステージに模様をつけよう!
Lesson7 :プログラムを上手く使って、ステージに装飾を加えよう!
(14)ステージにいろいろなモノを置いてみよう
(15)ステージにいろいろなモノを置いてみよう(実装編)
(16)プログラミングの醍醐味を味わおう
Lesson8 :今までの集大成!オリジナル作品をつくっていこう!
(17)オリジナル作品をつくろう
Lesson9 :メディアアーティストの真鍋 大度氏からの最新の技術に関する特別講座
(18)真鍋さんからの特別講座
Lesson10:ITの未来をみんなで考えよう!
(19)ITの重要性
(20)ITのリスクと可能性
(21)中高生とITの未来
プログラムは、5分ほどの映像を中心に構成され、映像教材とオリジナル教科書による実習を交互に組み合わせることで、生徒個人のスピードに合わせて授業を進行することができる。映像で指示されたことを実際に手元で動かすことで、プログラミングに初めて触れる生徒でもしっかりと理解できる仕組みとなっている。
■「TECH for TEACHERS」メディアアートコース概要
【パッケージ内容】
「メディアアートコース」21本の動画教材
先生向け資料(スライド/指導案)
生徒向け教科書(プリント)
ワークシート
導入費用:無料
「TECH for TEACHERS」は現在、「iPhoneアプリ開発コース」、「WEBデザインコース」のパッケージ提供をしている。また導入方法は、各学校の環境により異なる。各コースのカリキュラムおよび導入方法詳細は、下記サイト参照。
・「TECH for TEACHERS」サイト
新たな成長市場を創出する「第4次産業革命」の実現に向けて、2020年以降、小中学校へのプログラミング教育の必修化が検討されるなど、政府を中心に次世代の人材育成についての議論が盛んになっている。しかしITの技術はめまぐるしく進化しているため、先生が最新トレンドを追いながらプログラミングやITの授業を行うことは容易ではない。「TECH for TEACHERS」では、オンライン講座の形式でカリキュラム、映像教材を提供することで、初期導入や授業準備が簡単かつ全て無料で使える教材を用意し、最先端のプログラミング教育の導入や情報の授業をサポートする。
また同コースは、麻布学園麻布高等学校の特別授業「教養総合」で行われるプログラミング授業に先行導入され、「自分で動かして作品をつくることができて楽しい」などのたくさんの感想を得た。ライフイズテックは、「TECH for TEACHERS」の提供を通じて、中学生、高校生の「創造する力」、「つくる技術」の習得を目指すと共に、地域格差、経済格差による教育格差の是正をミッションに本プロジェクトを進めていく。
■真鍋大度氏について
1976年生まれ。東京理科大学理学部数学科卒業、国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)DSPコース卒業。2006年デザインファームRhizomatiks設立、2015年よりRhizomatiksの中でもR&D的要素の強いプロジェクトを行うRhizomatiks Researchを石橋 素氏と共同主催。プログラミングとインタラクションデザインを駆使してさまざまなジャンルのアーティストとコラボレーションプロジェクトを行う。米AppleのMac誕生30周年スペシャルサイトにてジョン前田、ハンズ・ジマーを含む11人のキーパーソンの内の一人に選出されるなど国際的な評価も高い。
MIT Media Lab、Fabricaをはじめ世界各国でワークショップを行うなど教育普及活動にも力を入れる。タイの孤児院にてコンピューターを用いたワークショップを行うなど、子供向けの作品やワークショップも多数。2008年、自身の顔をデバイスとして用いて制作した『electric stimulus to face-test』は世界の30都市以上で発表されてきた。その後メディアアーティストとしてArs Electronica(Linz)、STRP Festival(Eindhoven)、Resonate(Serbia)、Sonar(Barcelona)などの海外フェスティバルに数多く招聘され、様々なインスタレーション、パフォーマンス作品、プレゼンテーションを発表。2010年よりPerfumeのライブ演出の技術面を担い、ディレクションを担当したPerfume Global Site Projectはカンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル、サイバー部門にて銀賞を受賞。
データ解析とインスタレーションを担当した「Sound of Honda/Ayrton Senna1989」が2014年カンヌライオンズでチタニウム&インテグレーテッド部門にてグランプリを受賞、8部門でゴールド6つ、シルバー6つを含む15の賞を受賞、2014年D&AD賞で最高賞であるブラックペンシルを受賞。文化庁メディア芸術祭においては大賞2回、優秀賞2回、審査委員会推薦作品選定は8回を数える。
■Life is Tech!について
延べ1万5000人が参加した国内最大級の中学生・高校生を対象としたITキャンプ/スクールを実施。春休みや夏休みを利用した短期集中型の「キャンプ」、毎週通学して学ぶ「スクール」のほか、女性向けプログラム「Code Girls」、教員向けサービス「TECH for TEACHERS」、アントレプレナーシップ教育プログラム「Be Startup」など様々な教育サービスを展開し、中学生・高校生の「創造する力」と「つくる技術」の習得を目指す。参加者の約8割がパソコンやスマートフォンをほとんど触ったことがない初心者で、ITを楽しむ仕掛けを多数用意している。公式ウェブサイトはこちら。
■会社概要
社名 :ライフイズテック株式会社所在地 :〒106-0047 東京都港区南麻布2-12-3
代表者 :代表取締役CEO 水野 雄介
URL :lifeistech.co.jp
事業内容
・プログラミング・IT教育キャンプ/スクール「Life is Tech!(ライフイズテック)」の企画・運営
・女性向けプログラム「Code Girls(コードガールズ)」の企画・運営
・教員向けサービス「TECH for TEACHERS(テックフォーティーチャーズ)」の企画・運営
・アントレプレナーシップ教育プログラム「Be Startup(ビースタートアップ)」の企画・運営
・ワークショップ・イベントの企画・運営事業
■問い合わせ
ライフイズテック株式会社 代表連絡先TEL : 03-5439-9422
FAX : 03-5439-9423
MAIL: info@life-is-tech.com
※Life is Tech!およびライフイズテックの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるライフイズテック株式会社の登録商標または商標。
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