VividPlatform上で表示した車の3DCG画像。車体の色やホイールのオプションなどをリアルタイムで変更し、あらゆる角度からビジュアルをシミュレーションできる
ポストプロダクション及びCG制作サービスを提供するデジタル・ガーデンと、クラウド型3DシミュレーターのリーディングカンパニーであるVividWorksは、3DやAR(拡張現実)技術を使ったクラウド型ビジュアルサービスのコンテンツの制作とセールスプロモーションを共同で行うことを発表した。両社は、それぞれが持つソリューション、ノウハウを活用し、自動車、不動産、家電、インテリア業界を主なターゲットとし、3DCGコンテンツの制作やプロモーションを行なっていくという。ルタイム実写合成システム「Previzion」を国内で初めて導入したと発表した。
■ デジタル・ガーデンとVividWorksの共同制作について
●CGコンテンツの制作
VividWorksの技術・サービスとデジタル・ガーデンのCG制作ノウハウを組合せた高画質、リアルタイム、インタラクティブな3DCGコンテンツの企画、制作
●共同セミナーとセールスプロモーション
展示会やセミナー向けデモの制作や共同セールスプロモーション
●プロジェクトの発掘や共同営業
具体的プロジェクトの発掘、及び、CG制作とビジュアルクラウドサービスを組合せた営業活動
●VividPlatformとは
VividWorksは、直感的で使い易いユーザインターフェイスを持ったクラウド型3DシミュレーターVividPlatformを開発し、世界の家具・インテリア業界で数多くの大手企業に利用されている。日本では、2014年5月に日本語版サービスを開始。VividPlatformを使うことで、ユーザはWebやタブレット上で製品の色やオプションを変更したり、空間に製品を配置したりして製品だけでなく使うシーンの美観やレイアウトをシミュレーションすることができる。さらに、AR(拡張現実)技術を使い、撮影した写真や今見ているライブ映像の上に製品を重ねることで、製品の利用シーンを疑似体験できる。
車内インテリアのオプションや色をシミュレーションできる
従来の3Dデザインやビジュアルソリューションは、全て専用のサーバーやPCにソフトウエアをインストールしたり3DCGデータを登録・更新したりする必要があった。その結果、運用管理が煩雑でコストが高く、利用できるユーザや場所が限られていた。VividPlatformは、クラウド型サービスであるためインターネット接続さえあればWebやiPadなどのタブレット、あるいは、大型スクリーンなど端末を問わずどこでも利用できる。VividPlatform導入企業はグローバルな営業拠点、代理店やエンドユーザ迄幅広いユーザにご利用頂くことが可能だ。また、ソフトウエアや3DCGデータはクラウド上で一括して管理することができるため簡単に運用が可能。さらに、顧客のバックエンドのERPや商品データベースと連動することにより、見積もり表示やオンライン発注業務などと連動しシームレスな販売管理システムを構築することができる。
■ 関連 URL
・VividWorks,Ltd.
http://www.vividworks.com
・株式会社デジタル・ガーデン
http://www.dgi.co.jp