Maxonは、独自の配信イベントである3D Motion and Design ShowとIBC 2020カンファレンスに合わせて、Cinema 4D Release 23 (R23)の提供を発表した。Cinema 4D R23は、2020年9月9日よりダウンロード可能。macOS版 およびWindows版が提供される。
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■概要
Maxonの次世代プロフェッショナル3Dソフトウェアは、アニメーションやUVワークフロー、キャラクターアニメーションツール、Magic Bullet Looks technologyの搭載など、強力な機能強化を実現した。新しく導入されたシーンノードシステムは、Cinema 4Dの将来の開発におけるパフォーマンスを実感するためプレビューとしてユーザーに提供される。プラグイン開発者はPython 3へのアップデートをレビューできる。クリエイティブパイプラインの面においては、USDインポート/エクスポート、FBXとOBJの取り扱いのアップデートが有効に。R23は、サブスクリプションをもっているユーザーはすぐに利用でき、永続ライセンスをもっているユーザーはアップグレード後に利用することができる。
Maxonは、今年のバーチャルIBC Showcaseで、Cinema 4D R23の新機能を披露する。9月8日~11日に開催される3DMotionShow.comでは、世界をリードする3Dおよびアニメーションアーティストによる独占プレゼンテーションを見ることができる。
「Cinema 4D R23は、3Dアーティストが、直感的にそして最高の制作基準でコンテンツを制作できるように、アニメーションワークフローとコアテクノロジーを強力に進化させています。姉妹会社であるRed Giant、Redshift、パートナー企業のイノベーションとともに、R23のクリエイティブな可能性をお披露目できることを楽しみにしています」とMaxon CEO Dave McGavranは述べている。
■「Cinema 4D Release 23(R23)」について
R23新機能ハイライト
新しいキャラクターアニメーションツール:新しいキャラクターソルバー、デルタマッシュワークフロー、新しいポーズマネージャ、Toon/フェイスリグが含まれる
アニメーションワークフロー:キーフレーム設定、タイムラインと属性マネージャのフィルタなどの改善
UV ワークフロー:Cinema 4D S22(サブスクリプション専用のアップグレード)で提供された強力なUV編集機能に加え、ハードサーフェスモデルのUVワークフローに対応した新しいツールを搭載
Magic Bullet Looks の統合:200以上のフィルムルックのプリセットを簡単に適用したり、LUTのインポート、色補正、フィルムグレイン、色収差などのツールを使って作業できる
シーンノード:シーンノードは、最適な創造性と実験のためのCinema 4Dコアエンジンの開発に先立って、ユーザーが大規模な配列とプロシージャルモデリングを可能にする
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