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Vol.8 東京以外で働く

Vol.8 東京以外で働く

企業側:東京の企業

Q1.本拠地スタジオの規模は?


東京に本拠地を置くプロダクションの従業員数については「6~15人」が最も多く、続いて「51~100人」の比較的大規模なプロダクションが多いとの結果を得ました。100名以上の大規模プロダクションも多く、東京に一極集中している様子が伺えます。

Q2.東京以外の拠点を検討する理由は?

※東京に拠点があり、他地域への進出を考えている企業のみが回答
※複数回答可(最大3つ)


東京に本拠地を置くプロダクションが他地域に拠点を設ける理由として、「新規人材の確保」や「制作コストの削減」を目的としているとの回答が多かったです。また、「新規案件の獲得」や「スタッフの希望」という、時代とニーズに合わせた柔軟な対応を目的とする企業も。

Q3.東京以外に拠点を置くとき、重視するのは?

※東京に拠点があり、他地域への進出を考えている企業のみが回答
※複数回答可(最大3つ)


東京以外に拠点を設ける際、「オフィス賃料」が最も重視されるポイントとなるようです。また、「人材確保のしやすさ」との回答が僅差で続いているところから、人口の多い地域が選ばれるひとつの理由でもあると考えられます。

Q4.行政に期待する支援は?


東京以外の地域に拠点を設ける際、地方創生の一環として行政の支援が期待できる場合があります。拠点設立にあたり「補助金制度」が最も期待されています。続いて「税の優遇」、「人材確保支援」との回答を得ており、経済的支援はやはり力強い支援となるようです。

企業側:東京以外の企業

Q1.本拠点スタジオの所在地は?


「神奈川」、「北海道」、「愛知」に本拠地を設けているとの結果が上位を占めました。続いて「福岡」「秋田」「京都」との回答がありました。大手企業が本拠地を構えている背景が伺えます。

Q2.本拠点スタジオの規模は?


東京以外に本拠地を構えるプロダクションの規模は「1~5人」が最も多く、続いて「6~15人」との回答を得ました。100人以上のスタッフを抱えるプロダクションも存在しており、必ずしも東京でなければ人が集まらない、というわけでもなさそうです。

Q3.実施した人材確保施策は?


人材確保が難しい中、「自社サイトで採用の告知をする」との回答が多く、続いて「知人の紹介」「求人サイトへの出稿」との回答を得ています。人材確保においては、企業の知名度や人とのつながりが転職先を見つける際のきっかけになりそうですね。

Q4.設立時、行政による施策は?


東京以外の地域に本拠地を構えるプロダクションが会社設立時に受けた行政支援について、「特になし」との回答が最も多く、続いて「補助金制度」、「融資制度」、「税の優遇」との回答を得ました。地域によって支援内容は異なりますが、支援がなかったケースが多いようです。

次回のテーマは「エンタメ産業のエンジ二ア」!

本企画への感想や、取り上げてほしいテーマがあれば「cgw@cgworld」までメールください! さて、次回のテーマは「エンタメ産業のエンジ二ア」です。映像・ゲーム業界で働くエンジニアの方のキャリアや働き方についてお伺いしたいと考えています。お楽しみに!



アンケート方法について
※本記事は下記の要領にて実施したアンケートの結果に基づいて構成しています。

調査方法:Webアンケート
調査期間:2020年5月13日(水)~18日(月)
調査対象:〈求職者〉CGWORLDメールマガジン登録者ほか、〈採用側〉「CGプロダクション年鑑」掲載企業ほか
有効回答数:〈求職側〉104(東京:73、東京以外:31)、〈採用側〉67(東京:42、東京以外25)

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