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Vol.5 フリーランス

Vol.5 フリーランス

フリーランスの仕事スタイル、そして企業はどのようにフリーランスの方へ仕事をお願いしているのでしょうか? 自分の腕一本で稼ぐというのはクリエイターの本分と言われますが、その実像にせまります!

※本記事は月刊「CGWORLD + digital video」vol. 230(2020年4月号)からの転載となります。

Illustration_カヤヒロヤ

フリーランスの方

Q1.フリーランスは、キャリア何年目から?


最多は「10年以上」で28.3%(13)でしたが、その一方で5年目以内と答えた方の合算は54.4%(26)と半数を超えました。そして職種では、ゼネラリスト=30.4%(14)、2Dデザイナー=19.6%(9)、モデラー=8.7%(4)がトップ3でした。

Q2.フリーランスになって良かった?


現在フリーランスで働いている方を対象にしたこともあり、8割以上の方が「はい」と回答されました。ちなみに回答者の年齢は、40代=43.5%(20)、30代=32.6%(15)、50代=13%(6)、20代=10.9%という割合でした。

Q3.フリーランスのメリットは?

※複数回答可(最大3つまで)


ワークスタイルや仕事内容などを主体的に選択できることがメリットと回答された方が大半という結果に。収入増と答えた方は意外と少なかったです。その他の内訳は「通勤からの解放」、「休みが自由に取れる」が各1人、「スキルアップの時間を確保しやすい」が2人でした。

Q4.フリーランスのデメリットは?

※複数回答可(最大3つまで)


収入が不安定、社会保障や社会的信用が会社員よりも不利という意見が多数を占めました。ちなみに、企業勤めの経験がある方に年収の増減を聞いたところ、当時と比べ「増えた」=22人、「変わらない」=6人、「減った」=13人でした。仕事量(作業時間)も変化しているはずです。

業務を委託する側(企業)

Q1.社内におけるフリーランスの割合は?


1割未満が62.7%(32社)で最多。その一方で、9.8%(5社)が「5割以上」と回答されました。業務のジャンルは「映像(アニメ)」=34社、「ゲーム」=28社、「映像(実写)」=23社、「インタラクティブ(xRなど)」=15社という順に多かったです。

Q2.フリーランスへの業務委託は増える?


51%(26社)が現状維持と回答。一方、(やや)増やす予定が19社、(やや)減らす予定が6社でした。その理由としては、「即戦力の確保」=22社、「柔軟性」=20社、「案件増」=16社がトップ3でした。減らす予定の企業は正社員化を進めているのかもしれません。

Q3.フリーランスに委託するメリットは?

※複数回答可(最大3つまで)


大半の企業が、稼働中の案件に応じた流動性と急なスケジュール変更等への対応をメリットに感じているという結果に。ちなみに、フリーランスの方との接点(依頼するきっかけ)は「知人の紹介」=46社、「売り込み」=15社、「交流会」=10社がトップ3でした。

Q4.フリーランスに委託するデメリットは?

※複数回答可(最大3つまで)


「ノウハウを社内に蓄積しづらい」が38社と最多に。その他の回答では、「意思疎通の難しさ」、「システム化しにくい」、「(お願いしたい方に)希望のタイミングで請けてもらえない」、「自己ルールで進めてしまう人もいる」が印象的でした。

次回のテーマは「外国籍アーティス」!

皆さんの感想や、取り上げてほしいテーマがあれば、「cgw@cgworld.jp」へメールください! さて、次回のテーマは「外国籍アーティストの働き方」です。どのような動機、経緯で日本のスタジオで働くのか、企業側が彼らに期待することなどを聞く予定です。



アンケート方法について
※本記事は下記の要領にて実施したアンケートの結果に基づいて構成しています。

調査方法:Webアンケート
調査期間:2020年2月7日(金)~14日(金)
調査対象:CGWORLDメールマガジン登録者ならびに「CGプロダクション年鑑」掲載企業ほか
有効回答数:〈フリーランス〉46/〈企業〉51

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