記事の目次

    ※本記事は、CGWORLD vol.312掲載の「アドバイザリーボード 今月の視点」に情報を追加して再編集したものです

    CGWORLD vol.312(2024年8月号)

    特集:『パルワールド』

    判型:A4ワイド
    総ページ数:112
    発売日:2024年7月10日
    価格:1,540 円(税込)

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    SAFEHOUSEの鈴木卓矢さんにインタビューしました!

    CGWORLD編集長・アニメーション&海外映像担当:若杉 遼

    今月はSAFEHOUSEの鈴木卓矢さんにお話を伺いしました。連載「編集長が聞く」で、先輩の皆さんにキャリアパスについてお話を聞くシリーズになってからしばらくたつのですが、みなさんの共通点として、とても勉強熱心でクリエイティブな情熱が半端ないです! 毎回いつももっと若い人に話を聞いているのかと錯覚してしまいます。

    ▲編集長が聞く~作り手たちの物語~ 第16話:鈴木卓矢さん(SAFEHOUSE)

    特集『パルワールド』少人数での開発に注目!

    ゲーム開発技術&海外ゲーム担当:榊原 寛

    今号の特集はいつもと少しちがう、個人的にお気に入りの取材先です。大規模チームへの取材が多い本誌ですが、今回は少人数の開発で世界的大ヒットとなった『パルワールド』。創造的なアイデアを担当の垣根を越えて出し合いながら未知の世界を開拓していくぞ、というエネルギーに満ちた開発の空気感が記事に滲み出ているはず! 創作の刺激になります!

    ▲特集『パルワールド』より、ポケットペア・溝部拓郎社長インタビュー
    ▲特集『パルワールド』より、パルができるまで

    「Motion Plus Design Tokyo 2024」に協賛&登壇!

    CGアート全般&実写VFX担当:Khaki

    6月15日(土)にLINE CUBE SHIBUYAで開催された「Motion Plus Design Tokyo 2024」にKhakiも協賛しました。イベントでは弊社の横原大和がスピーカーとして登壇しました。Khakiではこうしたイベントに積極的に参加し、コミュニティの活性化に貢献していきます!

    VPプロダクションスタジオ「 シー・インフィニティ」

    ゲームエンジン(映像・VR)&VIZ担当:スタジオブロス&モデリングブロス

    5月29日(水)~5月31日(金)、弊社とソニーPCL株式会社がパートナーとして参加している角川大映スタジオ・バーチャルプロダクションスタジオ「C∞(シー・インフィニティ)」の説明会が開催されました。

    「C∞(シー・インフィニティ)」にはSONY最新Crystal LED「VERONA」パネルが導入され、より際立つ美しさは見逃せません。VPスーパーバイザーを務める弊社の田村耕一郎が予算と期間をコンパクトにまとめる「2.5D」In-Camera VFX のデモを行いました。さらに吊り上げ昇降式が特徴的なC∞・LEDモーションを活かし、複雑なカメラワークとリアルタイムCGシーンの連携を来場者にご覧いただきました。

    デジタルヒューマンの次世代の表現力に期待

    CGを活用した新領域&ビジネス担当:岸本浩一

    NVIDIAは、NVIDIA ACE生成AIマイクロサービスの一般提供を発表し、デジタルヒューマンの次世代を加速する新技術を公開しました。Aww Inc.は、2018年に日本で最初のバーチャルセレブリティ「imma」を発表し、世界中の主要ブランドの顔となりました。

    Aww Inc.は、リアルタイムアニメーションを実現するためにNVIDIA ACEのAudio2Faceマイクロサービスを活用し、ユーザーとの高度なインタラクティブコミュニケーションを可能にしています。これにより、デジタルヒューマンの表現力と現実感が飛躍的に向上します。

    「デジタルヒューマンは業界に革命を起こすでしょう」と、NVIDIAの創設者兼CEOであるJensen Huang/ジェンスン・フアン氏は述べています。

    今月も生成AIのニュースをキャッチアップ!

    レンダラ・ハードウェア担当:澤田友明

    6月開催の「COMPUTEX TAIPEI 2024」における各社の発表はAI関連がメインでした。それに合わせるかのようにMicrosoftもWindows 11の標準搭載 ソフト「ペイント」に「Cocreator」という画像生成AI機能を実装し、斜陽と思われていたソフトが一気に脚光を浴びることになりました。

    間を置かず発表された次世代モデル「SD3 Medium」、動画生成AI「Dream Machine」、「Runway Gen-3」の話題は瞬く間にX上を席捲しています。CGソフトは年数回のバージョンアップでも話題となっていましたが、生成AI界隈は毎日新しい記事が上がってくるためキャッチアップも別次元です。ちなみに、Dream Machineはプロンプト制御よりもimg2imgを使った方が真価を発揮できるようですね。