「擬態するメタ」は「TOOBOE」、「獅子志司」、「ずっと真夜中でいいのに。」、「Eve」など、数多くの人気アーティストのMVを手がける映像制作ユニットだ。「企む(たくらむ)アニメーション」をテーマに、技法や常識に縛られない実験的、挑戦的な作品を制作している。

MV制作を中心に活躍してきた彼らだが、講談社と大日本印刷(DNP)の共同事業として始動したYouTubeチャンネル『META TAXI』では、コンセプトデザイン、映像制作を担当するなど、活躍の場はさらに広がっている。

今回はそんな「擬態するメタ」の、アニメ作家/イラストレーターしまぐち ニケ氏と映像作家Bivi氏に、ユニット結成の経緯、制作手法、今注目しているアーティストなどを伺った。

記事の目次
    META TAXI(メタタクシー) ティザームービー

    2人の出会いと「擬態するメタ」というユニット名に込められた想い

    CGWORLD(以下、CGW):まずはお二人のこれまでのキャリアをお聞かせください。

    しまぐち ニケ氏(以下、しまぐち):大学に入るまではイラスト関係の仕事につければいいなと考えていました。そこで芸術系の大学に進学したんですが、何かでこの大学の一番になりたいと考え、大学でやっている人がほとんどいなかった手描きアニメーションを表現手法として選びました。

    そこからアニメ映画の監督になりたいと思うようになって、卒業後はアニメーション制作会社に入社しました。ただ、そこで憧れていた監督の仕事ぶりを見ていると、かなりハードな状況で仕事をされていて、これは自分にはできないかもしれないなと.....。

    そこで会社を辞めた時に、偶然MVの仕事をいただいて、そこから今に繋がるキャリアがスタートしたという感じです。そこからアニメーションMVの界隈でも、より人口の少ないほう、普通じゃないようなアニメの方向性を目指している過程でBiviさんと出会いました。

    しまぐち ニケ氏
    アニメ作家/イラストレーター

    Bivi:僕は小学校に入る前から絵や映像が好きでした。小学校低学年のときにNHKで『デジスタ・ティーンズ』という、若者が作ったデジタルアートを紹介する番組を見て大きな影響を受けたんです。そこで中学生になった頃から趣味でYouTubeに動画をアップし続けていたら、高校2年生の頃ぐらいから仕事としてのお話をいただくようになり、大学に入った年に「擬態するメタ」を結成したという流れです。

    僕は技術を磨くのが苦手で、どちらかというとアイデアを出す、企画を出すというほうに魅力を感じます。映像表現は、絵が描けなくても高度なCG技術がなくてもできたので、YouTubeの動画も「これをやりたい!」という核となるアイデアをもとに、拙い技術で表現してきました。

    Bivi氏
    映像作家

    CGW:しまぐちさんがBiviさんへお声掛けするかたちで「擬態するメタ」が結成されたんですか?

    しまぐち:はい、ただ性格的にも合う人がいいな思って、最初はいきなりチームを組みましょうという感じではなく、単にいちクリエイターとしてお誘いして、実際に会っていい人そうだったのでチームの話を切り出しました(笑)。

    CGW:しまぐちさんから声を掛けられた時の印象はいかがでしたか?

    Bivi:当時はX(旧Twitter)でお互い認知しているくらいの関係性でした。僕がしまぐちさんを知ったのは、しまぐちさんのフォロワーが2ケタくらいのころで、その頃から「この人は絶対に有名になる、いつか関わりたい」と思っていたので、声をかけていただいてめちゃくちゃ嬉しかったです。

    それに、ちょうど個人で映像制作をすることに限界を感じていた時期だったので、タイミングもとても良かったです。

    CGW:お二人のユニット名「擬態するメタ」というユニット名にはどんな想いが込められているのでしょうか?

    しまぐち:アイデア勝負の作品を作っていくにあたって、絵柄や作風を固定するのではなく、アイデアに合ったデザインをその度にしなきゃいけないと考えていました。その都度ごとにそこに合わせた作品を作るという意味を込めて「擬態する」という言葉を選びました。

    また、「メタ的な視点がある作品を作りたいよね」という考えもあったので「メタ」という言葉を選び、その二つを組み合わせました。

    擬態するメタのコンセプトティザー『企劇』。擬態するメタ初の完全オリジナルムービー

    CGW:たしかに「擬態するメタ」の作風は作品ごとに次々と更新されている印象です。どのようにして新しい作風を作りだしているのですか?

    しまぐち:行き当たりばったりで描いてきただけというのが正直なところです(笑)。

    ただ変わってきたこともあって、最近は「擬態するメタってこういうキャラデザだよね」ってSNSで共通認識が生まれている感じがあって、自分達もそれは「擬態するメタ」っぽい作風として続けていってもいいんじゃないかって思っています。

    CGW:ユニットを結成されたときに決めたコンセプトはありますか?

    しまぐち:自分達が面白いと感じる作品って、人を泣かせたりするようなものではなく、一泡吹かせてやろう!という感じのものなんです。Biviさんもそういうものを作ってきていたので、あまり僕から説明せずともすぐにわかってくれました。

    CGW:では、ユニットの特徴や強みについてはどうお考えですか?

    Bivi:企画の核の強さを大切にしているので、映像作品以外の場でもアウトプットできることかなと思います。ゆくゆくはテレビ番組やゲームも作ってみたいですし、今の作風は他の媒体でも活かせるんじゃないかと考えています。


    擬態するメタ完全オリジナルムービー『ギタメタの心霊ドッ企リ大作戦!』。ホラーとバラエティーを掛け合わせた、“怖い”けれど“最後まで観たくなる” 新感覚ホラーモキュメンタリー

    CGW:お二人が影響を受けたアーティストを教えてください。

    しまぐち:漫画だと「ソウルイーター」、ゲームでは「ドラゴンクエスト」などですね。

    Bivi:僕は写真家の奥山由之さん、映画監督の長久允さん、映像作家の森翔太さん達に影響を受けました。お三方の表現力にはもちろんですが、長久允さん、森翔太さん二人に共通する、おしゃれに見せつつふざけてやろうというスタンスにも影響を受けました。

    CGW:ユニットを結成してよかったことはなんでしょうか?

    しまぐち:Biviさんと制作していると、諦めの基準が自分一人で制作している時より高くなるので、全体のクオリティも高くなっていると思います。

    自分はひとつの作業をやりはじめるとそこに夢中になってしまうところがあるんですが、Biviさんは作品全体のクオリティを担保してくれるので、お互いに補完し合ってる感じはあります。

    Bivi:2人で取り組んでいると、担当する部分が制作の最後の工程をすることが多くて、全体のクオリティを担保しないとバリューが出せないなということもあって。

    やはりユニットでやってると、人と人ですし、ちゃんとしているように見えないといけないかなと思って.....そこは意識していますね

    CGW:ユニットを組む上では相性が大切かと思いますが、技術と価値観ではどちらの相性のほうがより重要だと思いますか?

    しまぐち:価値観です。

    Bivi:僕もそうですね。

    しまぐち:技術的に、自分みたいなことができる人っていないことはないと思うんですが、仕事としてお金のこととか色んなことが絡む中でうまくやれる人を探すのは難しいと思います。

    それに、ものを見るセンスやものづくりの言語が近いというところは大きいのかなと思っています。たとえば全く別ジャンルのリファレンスを出した時に、見てるポイントが同じとか、面白いと思う部分が同じだとか、細かい言語が一緒だという感覚があって、それがすごくいいなと思いますね。

    CGW:今後ユニットやチームを結成しようと考えているクリエイターにアドバイスをお願いします。

    しまぐち:運としか言いようがないですね(笑)。自分はラッキーだったなと思ってるので、それを再現しろというのも難しい気がします。

    Bivi:チームって大人数になればなるほど何でもできるようになるんですが、一番最初の段階で強みやコンセプトを明確にしておいたほうがいいですね。自分が足りない部分を補うからチームを組むんだけど、そのせいで薄くぼやけていく部分もあるから、コンセプトは最初に決めておいてよかったなと思います。

    「未開拓の組み合わせは無限にある」MVの制作方法

    CGW:続いて、作品のメイキングについてお伺いします。まずは『心臓 / TOOBOE』について、実写と二次元のキャラクターがミックスされたスタイルには、どのような意図があるんでしょうか?

    擬態するメタが制作したMV TOOBOE『心臓』

    Bivi:今回の一人称視点みたいに、特撮っぽいカメラワークとか、バラエティ番組っぽい編集とか、実写だとよく見る画でも、二次元でやると面白くなる表現があると思っているんです。そういう未開拓の組み合わせは無限にあると思っていて、まだまだやりたいことは沢山あります。

    CGW:制作過程で印象に残っていることはありますか?

    しまぐち:『心臓』はコンテを自分が描いてたんですけど、実写で何ができるかを把握しないまま書いてて、ロケ地に行って「そんなことできないでしょ」みたいなことがありました。

    『心臓』のラストシーンって、一人称視点で主人公が屋上から飛び降りて駐車場に、というものなんですが、最初自分が描いたときは、カメラに紐を結んで落とすという想定で描いてたんですけど、ロケ地に行って「それは絶対ダメです」と言われて、ロケ地でどうするかを考えました(笑)。


    結局、眼下を映している一枚画の画像を拡大していくという手法で制作しました。あのシーンは、実は一枚画のズームに手ぶれをつけただけなんですよ(笑)。

    CGW:次に『冒険録/Eve』について伺います。MV内のストーリーはどのような世界観なのでしょうか?またこのストーリーはどのように発想されたのでしょうか?

    冒険録 (Adventure Log) - Eve Music Video

    しまぐち:急に思いついた発想ではあったんですけど、何となく自分の頭の中で手塚治虫の世界観を参考にしたらこの曲に合うなというイメージがありました。

    MVの世界観としては、もう地球が滅びて一人だけ生き残ったアンドロイドが、自分の惑星が壊れたら次の惑星に行って.....というのを繰り返していたけど、ハナというキャラクターに出会うことで、生きるために生きるのをやめるというものですね。

    Bivi:最初に曲を聴いた時に手塚治虫の『火の鳥』の話をしていたんです。そこからとてつもなく長い時間が流れる『火の鳥』の雰囲気を出したいという話になりました。

    CGW:MVのアイデアを出されるときは、曲を聴きこむんですか?

    しまぐち:これはたぶんBiviさんと僕で違うんですけど、僕は何回も聞くうちに出てきた、いい画をもとに頭の中でコンテを描いていくという感じです。

    Bivi:自分もわりと近いんですけど、最初は2~3回聞いた印象を文字で書いて、それを見ながら曲を聴きまくるという流れですね。自分は画を考え過ぎちゃうクセがあって、本来の曲の意図を汲み取れてないかなと考え始めて.....そこからは最初に印象を固めてから画を考えるようにしました。

    CGW:『冒険録/Eve』では、登場する各惑星のコンセプトアートを別々のアーティストが担当しているそうですね。

    しまぐち:そこも他のMVと差別化したかったところです。コンセプトアーティストさんは、表に出るものを作ったりすることが少ないんですが、今回はコンセプトアーティストさんの筆致を残したまま、色んな画風の惑星が美しく崩壊していく様子を演出したいなと。

    最低限ここは守ってくださいというところだけ伝えて、細かいアイデアはそれぞれのコンセプトアーティストさんが出してくださったりしたので、自分達もすごく楽しめました。


    CGW:しまぐちさんのイラスト制作の流れはどういったものなのでしょう?

    しまぐち:自分はストーリー上必要な情報以上は決めきらずに、最初に書いたモノを直して直していい感じにする、ということが多いです。本当は何案かクライアントさんに提案するというのがいいんでしょうけど、自分の経験上、第一案以上に良くなることってあんまりなくて。

    CGW:イラストの制作には、機材として何を使われていますか?

    しまぐち:iPadとCLIP STUDIOですね。

    キャラデザをするときは、新しいものを生み出すと言うより、今まで自分が摂取してきたモノの中でどれがいいかなと選んでアウトプットする感じです。

    最初にシルエットを決めて、真面目そうなやつなら真面目そうなシルエットにするし、だらけたやつならだらけた奴のシルエットにするし…。あとは今まで見てきた奴の中でどれがいいか咀嚼して、試しながら組み合わせるという感じですね。


    CGW:お二人はどのようにインプットをおこなっているのでしょうか?

    しまぐち:Xですね(笑)。そこで見て印象に残ったものが、自分たちの作品作りにおいて、ところどころで引き出されてる感じがしますね。

    Bivi:自分は美術手帖を購読しています。そこで新しい技術や視点を身に付けたら、それをいかにポップに見せるかと考えます。

    『META TAXI』 コンテンツの企画から携わった初の作品

    CGW:次に『META TAXI』について伺います。映像制作依頼がきた時に、コンセプトはどのように決めましたか?また、企画の内容からどのようなことを考えたのでしょう?

    META TAXI(メタタクシー) ティザームービー

    Bivi:最初は「東京って駅毎に全然違うよね」という感覚をコンテンツにするのっていいなと考えていました。秋葉原と新宿ってそんなに離れてないのに、駅から出た雰囲気が全然違うじゃないですか。あれをゲームの格ゲーのステージみたいに表現するのっていいなと。この発想は最終的に作品に落とし込みませんでしたが、そこから派生して、タクシーを東京の遊覧船みたいな感覚で捉えるのもいいなと想像を膨らませていきました。

    しまぐち:自分も、タクシーの中でしか表現できない話や間があるというのは面白そうだなと思いました。

    META TAXI #4 | バーバパパ × 五分目悟、MOROHA アフロ × サツマカワRPG、スカート澤部渡 × 街裏ぴんく

    CGW:では、どのような流れで作品が制作されたのでしょうか?

    Bivi:一番最初はメロウな雰囲気でタクシーから外を眺めるようなイメージで考えていました。でも、段々と楽しげな感じのほうがいいんじゃないかと思うようになって、まず音源を仮で作ったんです。

    CGW:最初に音源を作るというのは、珍しいやりかたですよね。

    しまぐち:普段MVの制作が多いので、それに慣れていたこともあって、音楽がないとどうやって進めたらいいのかよくわからなくなってたんです。なので既存の曲を色々とリファレンスで出して、それを切り貼りして曲のテンションを決めて、そこにリファレンスの映像を合わせていき、詰めていくという流れで作っていきました。

    CGW:『META TAXI』の実制作において、お二人の作業領域や分担はどのようなかたちだったんでしょうか。

    Bivi:まず撮ってきたデータをそのまま並べてカット割を作り、全体にグレーディングして色を付けていきました。その色に合わせてもらう形でコンポジターの方々にコンポジットしてもらい、コンポジット済みのデータを元に全体の再編集をするというワークフローで作りました。

    しまぐち:自分はキャラクターデザインと、全体的な絵の修正だったりを受け持ちました。

    CGW:『META TAXI』のアバターは、キャラごとに画風が違うデザインですよね。これはどのような意図があり、どのように制作したのですか?

    しまぐち:『META TAXI』を企画した講談社の方が仰っていたのが、題名の「META」にもあるように、次元を超えたキャラ、何でもありな人たちの会話の企画だったので、色んな画風だったり色んなCGやアニメのキャラがごちゃ混ぜの絵が良いよねという話になりました。

    キャラデザは基本的には、2Dは自分が、3Dは牛乳瓶さんにお願いしました。あとBiviさんにも何体か描いていただいたかと。


    『META TAXI』に登場する乗客ゲストは、普段の姿ではなくアバターキャラクター化して登場する

    CGW:『META TAXI』を制作する上で、技術的に難しかったことや苦労したポイント、また関われて良かったと思ったことはありますか?

    しまぐち:映像制作自体は今までやってきたことの延長戦上だったんですが、撮影のクオリティは自分たちの技術じゃどうしようもないなと感じました。

    なのでプロデューサーさんにカメラマンさんをご紹介いただいたのですが、その方の撮影技術は凄いなと思いました。その方が撮影した素材はどれもいい画だらけで、やっぱり餅は餅屋だなと(笑)。そういったカメラマンさんをはじめ、色んなプロフェッショナルの方と関われたことはとてもよかったですね。

    Bivi:僕も、苦労したのは実写撮影ですね。車で走ってる外を撮るのって、どうやってカメラ撮影していいかわからないし。カメラマンさんに知恵を出していただいて、ようやく撮影できました。今回の企画は、自分たちだけだったら絶対できなかったなと思います。

    撮影を担当したのは末松祐紀氏(Cinematographer / KASSEN)

    CGW:今回新たに試みたことや新たな発見はありますか?

    Bivi:今回はテンションを重視する作り方をするということで、これまでと違って、大量の素材撮りをしたんですよ。これまでの作品では、あらかじめ詳細を決めきってから撮影に入っていたので、あらかじめ決めていたカットにどう近付けるかという撮影をしていたんですが、今回は十何時間の撮影をして、その大量の素材を持ち帰って編集で最大限テンションコントロールするっていう実験をしてみたんです。

    今回は素材がいっぱいあるから、もっといい素材がどっかにあるはず、みたいな。それに、これまでのMVは長くても十何分だったんですが、今回は一時間半くらいのフッテージを作るということで、一つのミスで全部ダメになるというのが大変でした。レンダリングも一回するだけで20時間かかって、この尺の映像データを書き出すのって初でした(笑)。

    しまぐち:僕はアイデア段階だと新しいことを提案するんですけど、実制作で新しいことをすることってあんまりないんです。

    でも、僕らは基本的に何かをプロモーションするために映像を作るのがほとんどなんですが、今回、企画の話し合いの段階から参加させていただいたというのは、ユニットとしても個人としても初めてで、色んなことを考えて企画ってできるんだなということを知ることができたのは新鮮でした。

    Bivi:こういう映像以外のコンテンツ企画に関わったのが初めてだったんですが、今まで考えてたラインが凄く短絡的だったなと言うのを痛感させられました。面白い画や企画を作るだけじゃなく、どんな人に観て貰いたいかまで考えてなかったなと。これからはもっと広い視野で作品作りをしていかなきゃいけないなと思わされました。

    擬態するメタが注目するアーティスト

    CGW:気になっているツール、技術があれば教えてください。

    BiviLuma AIという、NeRFの学習から3Dモデル(OBJ形式)を生成できる3Dキャプチャアプリが気になっています。ただAIは進歩が早いので、今の技術で今を閉じ込めておくものを作っておきたいとも思います。

    CGW:注目しているアーティストを教えてください。

    Bivimalloonさんという若い映像クリエイターさんが、天才だなと思います。チープな質感とか、昔っぽい質感を作るのが得意な方なんですけど、ただ技法が凄いという以上に、技法の取捨選択のセンスがすごいなと。

    Mega Shinnosuke - 未来時代(Official Music Video)

    しまぐち:自分は巡宙艦ボンタさん。基本的にあんまり誰かの映像を心待ちにするってないんですけど、ボンタさんの映像はめちゃくちゃ好きです。

    映像を単なる媒体としてドライに見ているというか、でもXを見てると、このカットでこういうことをやりかたった!みたいなのが出ていて映像のことが大好きな感じも好きですね。

    僕もそういう映像を作りたいので共感するところもありつつ、熱量では完全に負けてるなと思う映像作家さんです。


    CGW:今後、挑戦したいことはありますか?

    Bivi:モキュメンタリーを作りたいです。いかに生々しさを最大限に伝えて作るかというのを意識しているけど、意外とそういうのをちゃんと作れたことがなかったので。モキュメンタリーは技術じゃなくてセンスだと思うので怖くて作れてなかったんですけど、言い訳せずに作りたいです。

    しまぐち:自分もモキュメンタリーをやりたいと思いつつ、個人でも「擬態するメタ」でも、今年はキャラクターうまくなるぞと。

    CGW:今回はありがとうございました。

    TEXT_オムライス駆
    EDIT_中川裕介(CGWORLD