韓国Sketchsoft社は11月1日(金)、従来iPadOSまたはWebアプリとして無料で提供していた3Dスケッチアプリ「Feather 1.5」について、iPad用の完全オフラインアプリ「Feather」として再リリースした。App Store価格は買い切りで2,200円。新生Featherはパフォーマンスが向上し、レンダリングや筆圧感知、パターンのカスタマイズなどの新機能も搭載している。
新機能:レンダリング、筆圧検知、歪曲など
レンダリング機能の搭載により、ライティングをセットアップして影を生成できるようになった(上左図が影なし、上右図が影あり)。環境光のカラー、方向、強さも設定できる。
オブジェクトを電球のように光らせることも可能だ。
ブラシが筆圧検知に対応し、Apple Pencilをペン先の強さに応じてサイズや不透明度を調整できるようになった。
歪曲(Liquify)ツールを使って、選択したブラシやカーブを直感的に調整できる。
その他、3Dガイドの保存機能、グロー・グレイン・被写界深度のエフェクト、プリミティブ形状から3Dガイドを作成する機能、ダークモードUIなども搭載している。全新機能はこちら。
■What's New Feather 1.0.0(英語)
https://support.feather.art/docs/whatsnew
旧製品からのデータ移行とデータのエクスポート
旧Featherで作成したデータは、新Featherで以前のアカウントにログインし、「Restore Previous Data」を選択することで自動で移行できる。
glTFとOBJ形式による3Dモデルのエクスポートに対応。可視部分のみエクスポートされるため、不要な箇所を非表示にすることで部分的なエクスポートが行える。glTFでのエクスポート時には頂点ペイントはベイクされ、OBJ形式でのエクスポート時にはBlender用アドオン「Blender for Feather」を利用できる。
■App Store「Feather: 3Dお絵かき」
https://apps.apple.com/jp/app/feather-3d%E3%81%8A%E7%B5%B5%E3%81%8B%E3%81%8D/id6737254232
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