流体シミュレーションツールの開発でアカデミー賞科学技術賞受賞し、世界的にヒットしているNetflixシリーズ「幽☆遊☆白書」のVFXスーパーバイザーを務めた坂口亮氏が『上手いエフェクトアーティストのエッセンス~ソフトウェアに依存しない上手いアーティストに共通しているロジック~』を4月22日(木)にオンラインにて開催する。
本講座では、長年にわたりアーティストを指導してきた坂口氏が、卓越したアーティストが持つ共通のスキルとそのロジックを分析し、体系的に解説します。
※本講座は昨年4月に開催された講座の再講演となります
前回受講者の声
・今までありそうでなかった観点(プロダクションセンス)からのお話しで、大変勉強になりました。知識を身に着けて作品に取り掛かってみてもどうしてもうまくいかず困り果てていたのですが、自分はお話しにあったジュニアとシニアのグラフの上のパターンだったことに気が付くことができました。 オプティマイズできるのは解像度などだけではないというお話しも今までほぼ聞けなかったお話しでしたので、今回こんなにしっかり説明いただだけて、本当にすっきり腑に落ち、今後のモチベーションも凄く上げる事が出来ました。 受講して本当に良かったです。お忙しい中、企画、実施いただいた、CGWORLDの皆さん、坂口さん、ありがとうございました。
・なぜエフェクトアーティストにコミュニケーション能力が必要とされているかが分かった。クライアントの言葉の裏を探ることが大切。 作業効率に関してはバージョンが少なくてスピードが速くこなせクオリティが高くできるのは経験値によるものなのか。 捨てファイルという考え方は仕事に生かしていきたい。周波数のランダム構造を絵として見る癖をつけていきたい。 優秀なシニアアーティストになれるように日々成長していきたい。
・現在、業界未経験の学生ですが、本日の授業は大変勉強になりました。どのようにして『目』を養っていけば良いのか(今からでも実践できること)、上司とのコミュニケーションはどのようにとるべきか(就職してからすべきこと)など幅広く貴重なお話を伺うことができたため、本講義に大変満足しております。
講座の内容
私は約10年間、エフェクトアーティストとして活動してきました。
その間、周りの優秀なエフェクトアーティストたちを観察し、彼らがなぜ優れた技術を持っているのかを深く考え続けてきました。そして、私自身の技術向上はもちろんのこと、リードやスーパーバイザーとして後進のエフェクトアーティストたちの教育にもその知見を活用してきました。
私が気づいたことは、上手なアーティストはある特定のことを自然と身につけているということです。
しかし、これらは結局のところスキルであり、ロジックに落とし込むことができれば、誰でも習得可能です。
本講座では、ツールやソフトウェアに依存しない、時代を超えた「なぜ上手いのか」というエッセンスを、私なりにまとめたものをお伝えします。
さらに、ここで学べる多くのポイントは、エフェクトだけでなく、ライティングやテクスチャリング、ルックデベロップメント、マットペインティングなど、他の専門分野にも適用可能です。


坂口 亮 氏
VFXスーパーバイザー/CGディレクター
ハリウッドVFX業界でインターンから20年キャリアを積み、現在はスキャンラインVFXにてVFXスーパーバイザー及びCGディレクターを務める。
VFXスーパーバイザーとして映画、ドラマ制作のプリプロ、プロダクション、ポスプロに関わりVFXの統括、CGディレクターとしては会社の技術管理、スーパーバイザーの教育など会社のスキルアップにも貢献している。
第80回アカデミー賞科学技術賞受賞、視覚効果協会VESアワードノミネート、アカデミー会員。
開催概要
- 開催日時
2024年4月22日(木)18:00~21:00
- 講義時間
180分(休憩含む)
- アーカイブ配信
あり(期間限定)
- 受講価格
12,000円(税抜)