2/25(日本時間2/26)、アメリカ・ロサンゼルスにて第50回アニー賞の授賞式が行われ、「トンコハウス」が制作した長編配信アニメ『ONI ~神々山のおなり』が2部門を受賞した。アニー賞は「アニメ界のアカデミー賞」とも呼ばれる、アニメーションにおけるもっとも権威ある賞のひとつ。
『ONI』は、作品賞、監督賞、プロダクションデザイン、キャラクターデザイン、キャラクターアニメーション、音楽の6部門でノミネートされ、うち、いずれもテレビ・配信作品シリーズを対象とした作品賞と、プロダクションデザイン(作品美術)賞の2部門を受賞した。
ONI crew at Annie Awards!#onithundergodstale @AnnieAwards pic.twitter.com/GDWZUM4j6m
— Dice Tsutsumi - ONI Thunder God's Tale on Netflix (@tonkohouse) February 26, 2023
特筆すべきは、プロダクションデザイン賞における日本人アーティスト2名の受賞だ。プロダクションデザイン賞では、作品だけでなく関わったアーティスト個人もノミネートされており、トンコハウスに所属する2名のコンセプトアーティストである橋爪陽平氏、稲田雅徳氏が受賞した。
アニー賞、僕もノミネートされていたBest production designとBest TV/Mediaの2部門で受賞しました! あまりにも大きなことすぎて、正直まだ実感が無いのですが、温かいメッセージを沢山の方からいただけて、本当に幸せです。
— Yohei Hashizume (@YOHEI_JUMP) February 26, 2023
ONIクルーの皆様おめでとうございます!! pic.twitter.com/gQgVWytecn
本作品はこれまで『アイス・エイジ』や『トイストーリー3』など数々のアニメーション作品に携わってきた堤大介氏にとって初の長編監督作品で、同氏が起ち上げたプロダクション「トンコハウス」が制作。Netflixシリーズとして、昨年10月21日(金)より配信されている(全4話)。
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