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原画の魅力をそのままに、手描きキャラクターの自由自在な躍動を実現させるLive2D。
多くのゲームタイトルやモバイルアプリで高い評価を受けて来た同製品だが、ユーザーの増加やソフトウェアの進化に伴い、革新的な表現手法が次々に誕生。TVCMをはじめとした映像作品への活用事例が増加中だ。
開発元の株式会社Live2DにはLive2Dのエキスパートが集うデザイナーチーム"Live2D Creative Studio"が存在する。彼らはツールの検証や新たな表現の研究を行いつつ、クライアントとともにLive2Dを用いた映像・ゲーム制作に携わってきた。
そんな同部では受託案件の増加と自社オリジナル映像作品やアプリ・ゲーム作品の制作に力を入れていくため、Live2Dデザイナーをはじめ、After EffectsやCinema4Dに精通したコンポジターとUnityを使用したゲーム開発経験のあるデザイナーを募集する(※コンポジター・ゲームグラフィッカーについてはLive2D経験不要)。スタジオの求人背景や求める人物像について伺った。

Live2D Creative Studioの2017年度版PV。デザインからアニメーションまですべて同社スタッフが手がけている

他社案件含めたLive2D Creative Studio制作事例はこちらのページからチェックしてもらいたい
http://www.live2dcs.jp/workposts/

Live2Dでもっと斬新な表現はできないか
開発陣とコミュニケーションを取りながら至上の表現を追求していく

「近年発表された『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』『デスティニーチャイルド』『モンスターストライク』等のように、Live2Dを用いた映像表現は飛躍的に向上しています。実はこうした作品の多くに、我々Live2D Creative Studioも参加し、日々新たな表現に挑戦しています。おかげさまで映像制作の依頼が増加しています」。そう話すのは、デザイナーとしてLive2D開発の過程を共に歩んできたチーフデザイナーの國定みゆき氏だ。



  • 國定みゆき氏(チーフデザイナー)


    元々はアニメーションスタジオで制作進行として勤務。従来のアニメーションツールを用いた制作フローに携わる中で、より良いツールはないものかと考えていた際に、 「2D原画をそのまま動かす」というLive2Dの革新的なコンセプトに触れ、新たなキャリアをスタート

「オフィスに初めて訪れた時は、中城(現・同社代表)ひとりしかいない状態でした(笑)。入社してからはLive2Dの一番身近なユーザーとして意見を中城にフィードバックしながら、Live2Dの活躍の場所を共に模索するという日々です」(國定氏)。その後、國定氏も開発に加わった『俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル』のヒットを皮切りにLive2Dの認知度は徐々に拡大。モバイルゲームの隆盛とともに多くのアプリで採用されるようになったという。

■Live2D Creative Studio制作事例

『モンスターストライク 超・獣神祭スペシャルムービー』 ©XFLAG All rights reserved.

■Live2D Creative Studio制作事例

『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』©Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Partners 

「同じフロアでソフト開発からコンテンツ制作まで行っているので、デザイナーの使用感をフィードバックしながら、不便な点、難関となる部分を開発部と一緒にその場で解決していく特別な楽しさがあるんです。リクエストしていた機能が、ある日いきなり開発部から『できたよー』って声がかかることもあります」と國定氏。社内のコミュニケーションは現在も変わらず活発で機能は日々アップデートされているという。「たとえ難易度の高い案件であろうとデザイナーたちが開発チームと協力して問題を解決し、より美しい仕上がりを追求していきます」と続けた。同部のデザイナーには作品制作だけではなく、ソフトを共に開発・進化させていく「ものづくり」の姿勢が窺える。開発チームと共にLive2Dの可能性を一緒に引き上げていく環境下で、彼らは温めてきたアイデアを日々着々とカタチにしているようだ。

オリジナルIPの制作体制を構築中
「自分の作品が作りたい」方にぜひ参加してもらいたい

現在、同部に在籍するデザイナーは10名にまで増加。いずれもイラストや漫画などの2D表現が大好きでもっと魅力的に動かしたいという志を同じくする仲間だ。新たな技術にも積極的に挑戦していける地盤がようやく築き上げられたと話す國定氏は「今後は受注作品に加えてオリジナルの映像作品やゲームタイトルにも力を入れて行きます」と話し、Live2Dに秘める可能性の開拓に意欲的だ。

Live2D Creative Studio初となるオリジナル短編アニメーション『The Lamp Man』。少し奇妙で可愛らしいキャラクターと、光と影のコントラストが印象的なファンタジー作品。影というシンプルなモチーフを活かしていかにキャラクターを引き立てるか。短編としていかにコンパクトにまとめ、コストを節約するか、という点に焦点を当て制作されている。

そのため同部では新たな表現力の獲得を目指して、Live2Dデザイナーと、After EffectsやCinema4Dを熟知したコンポジター、そしてUnityを使用したゲーム開発経験のあるデザイナーを募集している。
特にコンポジターに関しては「作品として一つの映像をまとめ上げた経験がある方で、モーショングラフィックスやアニメ制作における"撮影"技法に通じている方」(國定氏)にぜひ来てもらいたいとのことだ。目下注力しているオリジナルIP制作でも各々の力を発揮できる土壌を準備しているという。國定氏は、「各デザイナーが内に秘めるアイデアや技術を存分に発揮できる環境を提供し続けていく」と話す。Live2D作品のプロフェッショナルとして是非才能を開花させて欲しい。

以下では同社スタッフへのインタビューを紹介しよう。

キャラクターの設定資料から
想像しながら表情や動きをつけていく楽しみ

『デスティニーチャイルド』をはじめ、多くのLive2D作品に関わっているサブリーダーの中山成美氏は、学生時代に、前述の『俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル』で手描きのイラストが動いているのを見て「すごい技術があるんだな、自分でも作ってみたい!」と興味を持ったきっかけについて語る。



  • 中山成美氏(サブリーダー)


    東洋美術専門学校卒。授業でLive2Dを履修したことがきっかけでLive2Dに触れ始める。インターンシップをきかっけとして同社に入社。現在はサブリーダーとしてチームをまとめながら、多数の作品制作に携わる

「二年生の時に参加したイベント『alive』(※)でインターンに参加したいと申し出たのが入社のきっかけです」と話す中山氏はLive2Dの魅力について次のように語る。「イラストに動きや表情をつけてアニメーションにすると、イラストレーターさん本人から『キャラクターが生きている・・! 』とよく驚かれるんです。与えられた設定を元に、キャラクターにどんな表情や動きをさせるかを想像しながらアニメーションをつけていく過程はとても楽しいです」。

(※)alive2014年よりスタートしたLive2D社が主催するLive2Dの祭典。毎年、Live2Dの最新情報の発表やソフトウェアの実演や有名作品のメイキング紹介が行われる。
昨年度版はこちらhttp://www.live2d.com/ja/alive2016

Live2D Creative Studioでは、「ものづくりが好きな人たちが集まる会社でありたい」という中城氏の思いから、毎日1時間程度の「クリエイティブタイム」を設けている。中山氏は「興味のある制作に熱中できる時間で、技術開発や自主制作に積極的に励んでいます。その時間で編み出されたものの中で面白かったものは、SNSに投稿してユーザーと共有しています」とその様子を語る。Live2Dの最前線では、さらに豊かで新鮮な表現を目指して日々試行錯誤が繰り返されている。

『デスティニーチャイルド』©2017 NextFloor Corporation. SHIFT UP Corporation. STAIRS Corporation.
人気イラストレーター キム・ヒョンテ氏が描く厚塗りのイラストもLive2Dであれば、非常になめらかな動きが実現できる

作画アニメーターの感性とLive2Dの強みを組み合わせることで
新たな表現に挑戦できる

2017年1月に入社したデザイナーの雲井聖司氏は、手描きアニメーターのキャリアを活かして同社に転職した。「イラストの持ち味を活かしたまま動きをつけられるというLive2Dの得意とする部分に、自分がもっている手描きアニメーターとしての感性をかけ合わせるともっと面白いことができるはずだ、と思いLive2Dに転職を決めました」(雲井氏)



  • 雲井聖司氏(デザイナー)


    作画アニメーターとしてのキャリアを経た後、Live2Dに参加。入社当初はLive2D未経験だったが、現在では多数のアプリやOPムービーの制作に携わる。現在制作中のオリジナル作品『The Lamp Man』では監督を務める

興味深いのは雲井氏の夢が叶うまでの速さだ。「入社する少し前にソフトを触っただけだったので、Live2Dに関しては全くの初心者でした。毎日教えてもらいながら仕事をこなしていた入社3ヶ月目のある日、スマートフォンアプリ内のOPアニメーション監督を任されました。OPムービーの演出はずっと憧れていた夢だったので責任感と共にやりがいを強く感じました」(雲井氏)。

雲井氏がOPムービーのアニメーション監督を務めた『ソラとウミのアイダ』 ©2017 ForwardWorks Corporation

不安だったソフトの扱いに関しては、初めは多少戸惑いがあったがスタッフの丁寧なサポートにより難なく習得。今ではソフトを応用する楽しみを見出し、「Live2Dでできる表現に自分が得意とする作画的な考え方を足したり、逆にLive2Dにできることを自分の中に採り入れて新しい表現を探したり。自分の経験や知識をかけ合わせてできることがここにはまだたくさんあるんです」(雲井氏)と日々研究に勤しんでいる。そんな雲井氏は前述のオリジナル作品『The Lamp Man』で監督を担当している。現在、コンペティション出品に向けて準備を進めている真っ最中だという。

雲井氏がLive2D Creative Studio公式Twitterアカウントに投稿した手描きアニメーションとLive2Dの融合テスト。作画的技法との相性の良さをわかりやすく説明している

もっと作品の根幹から携わりたいと考え
Live2Dに合流

多種多様な経歴をもったクリエイターが集っているのも同社の魅力のひとつだ。2017年6月に入社したデザイナー・川上遼太氏は、校正の仕事というまったくの異業種から転職して来た。「イラストを描く仕事に就きたいという思いを捨てきれず本業のかたわら、副業としてイラストレーターをしていたとき、Live2Dに出会いのめりこんでいきました」(川上氏)。そしてTwitterにて自身の作品を投稿したところ、一気に話題となり仕事が舞い込んでくるようになった。しかし川上氏は、「Live2Dを知れば知るほど、もっと根幹の部分でLive2Dの仕事に携わりたい」と考え、最前線に乗り込むべく同社の門を叩いたという。



  • 川上遼太氏(デザイナー)


    2017年6月入社。モバイルゲーム案件を担当しつつ、上述の『The Lamp Man』では原画からアートディレクションまでの画づくりを担当し、イラストレーターとしての才能をあますことなく発揮している

入社してすぐに、『モンスターストライク』に登場するキャラクターのPV用アニメーション制作に関わった川上氏。「プライベートでバンドのボーカルとドラムを担当していたんです。その経験から、作中に登場するシンバルの揺れやスティックの『オバケ表現』をはじめ楽器の動きにもこだわってみました」とふりかえる。Live2Dで作品制作の根幹から携わりたいと願ってきた川上氏にとって、想像以上の機会と達成感が得られたようだ。

『モンスターストライク』に登場する限定キャラクター背徳ピストルズのPV用アニメーション ©XFLAG All rights reserved.

川上氏はさらに「与えられた作業をこなすだけの職場ではないですね。積極的な提案は大歓迎です。私はLive2D初のアクションゲームをつくってみたいので、これから開拓していこうと思っています」と目標を掲げている。「持っているスキルを存分に発揮してください。自身の作品制作への強い気持ちと、情熱とこだわりを持って作品を作っていきたいという方にとっては、とても居心地の良い環境になるはずです」(川上氏)

Live2D Creative Studioは、Live2Dの価値をさらに広げることのできる新たな才能の訪れを心待ちにしている。腕に覚えのあるデジタルアーティストはぜひ応募してみてはいかがだろうか?

Live2Dでは現在、下記職種を募集中です

①コンポジター(モーショングラフィックス等)※急募!
②ゲーム・アプリ開発経験のあるデザイナー
③Live2Dデザイナー
④制作進行・営業(Creative Studioとは別チームです)

なお、Live2D社では上記の職種だけではなく、Live2Dの開発職、マーケティング等、以下URLにて幅広く募集中です!
http://www.live2d.com/ja/openings

●雇用形態
正社員
●勤務地
東京都新宿区新宿1-20-2 小池ビル7F
●待遇
【給与】
 ・月額 23万円~
  ※見込み残業35時間分(例:月額23万円の場合 48,128円)を含む。
  ※経験・能力を考慮の上、当社規定により優遇いたします。
  ※試用期間 3ヵ月(給与・待遇に変更はありません)

●休日
完全週休2日制(土・日) /祝日/有給休暇(入社半年後から初年度10日付与)/夏期休暇 /年末年始休暇/慶弔休暇 /産前産後休暇/育児・介護休暇

https://cgworld.jp/jobs/30452.html

写真提供:Live2D

TEXT_UNIKO
PHOTO_大沼洋平、弘田 充