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WIT STUDIOが実感した「Wacom Cintiq Pro 16」&「Wacom Pro Pen slim」の現場でのフィット感

WIT STUDIOが実感した「Wacom Cintiq Pro 16」&「Wacom Pro Pen slim」の現場でのフィット感

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アニメ制作現場の要望と誠実に向き合い、そして実現する。高い技術力でデジタル作画環境を強力にバックアップし、長年の支持を受けるワコムがアニメ制作の現場ニーズに応えた、16インチの液晶ペンタブレットと、新型のスリムなペン。WIT STUDIOの制作スタッフに、その使い心地を伺った。

TEXT_佐藤平夥
PHOTO_弘田 充 / Mitsuru Hirota
EDIT_斉藤美絵 / Mie Saito(CGWORLD)、山田桃子 / Momoko Yamada

作品づくりに恩恵をもたらすデジタル化

ハイクオリティなアニメを送り出すアニメ制作会社WIT STUDIOは、将来のアニメーターの人材育成を目指す文化庁委託事業「あにめたまご2019」に参画した。同事業のためのオリジナル短編アニメーション『Hello WeGo!』の制作では、人材育成と共に、スタジオ設立以来初となるフルデジタルで約30分尺のアニメーション制作に挑戦。新たな領域に挑むための作画環境を支えたのは、ワコムの液晶ペンタブレット、Cintiqシリーズだ。中でも「Cintiq 13HD」は、アニメ業界でも多く導入されてきた人気機種だが、それに迫る勢いで急速に支持を得ているのが「Wacom Cintiq Pro 16」である。4Kの解像度に対応し、画面サイズが15.6インチへと広がったWacom Cintiq Pro 16は、大きすぎず小さすぎずのジャストサイズを求める現場の声に呼応して製品化が進められた、いわば現場待望の液晶ペンタブレットだ。今回は、Wacom Cintiq Pro 16と、2019年2月に新しく発表された細型ペン「Wacom Pro Pen slim」の感触を、制作現場のスタッフにお伺いした。


作画監督・キャラクターデザインの柴田由香氏は、本作で初めてデジタル作画に触れ、半年ほどデジタルでの作画作業を行なった。柴田氏は「慣れはもっと必要だと思いました。デジタルは、拡大・縮小はもちろん、線の太さ調整ひとつとってもできることがたくさんあり、戸惑うことは多かったです。でも、デジタルにはデジタルの良さがあると感じられたので、今後もっと模索していきたいです」と素直な実感を語る。動画検査の岡田えり氏は、デジタル作画歴3年ほど。「動画検査に関しては、紙とデジタルとで、作業内容にあまり変わりがないと感じました。ただ、TP(トレスペイント)修正などのリテイクは、デジタルの方が圧倒的に楽でしたね」と岡田氏。WIT STUDIOでは、比較的TP修正が多いそうで、紙での再動画・スキャンでは直しにくい、細かなリテイクに対応できることが、作品のクオリティアップにつながっているそうだ。

現場にうれしいサイズ感とペンの取り回しやすさ

今回、Wacom Cintiq Pro 16に触れてみた実感として、両氏は、13インチにはなかったアドバンテージを感じたという。柴田氏は「本作はそこまで精密なキャラクターではなかったので事足りましたが、13インチだと、ちょっと小さいという所感がありました。16インチになると、液晶画面にA4サイズを等倍表示した上で、ソフトのパレットを出しても描画範囲が狭くならないので、作業がしやすくて良かったです」と話す。岡田氏も「16インチには、ベストサイズ感があります。画面が広くなりつつも、デスク上に置いて紙の作業をするスペースも確保できる、丁度良い大きさでした」と、かなりの好感触を得たようだ。

Wacom Pro Pen slimの使用感に関しては、「軽さ、細さが良いです。女性スタッフからは、従来型のペンは少し重いという声もあったので、かなり取り回しやすくなったと思います」と柴田氏。岡田氏は「動画検査では、細かい部分をチェックする必要があるので、今までの太軸のペンだと、ペン先の見えない部分を回り込んで見て描かなければいけませんでした。この細さなら、鉛筆と近い見え方で、自然に描けると思います」と話した。


今後もWIT STUDIOでは、紙での作画とデジタル作画との両睨みでいきたい意向とのことで、デジタルデバイスとは長い付き合いになると予想される。柴田氏は「デジタルでの表現だけでなく、今後、フィルムやカスタマイズなど、他の方がどうやってタブレットを使っているのかも聞いてみたいですね」と、非常に前向きに取り組む姿勢を見せてくれた。

  • 『Hello WeGo!』
    監督:益山亮司/作画監督・キャラクターデザイン:柴田由香/企画協力:小林和史/アニメーション制作:WIT STUDIO
    ©ウィットスタジオ/文化庁 あにめたまご2019
    animetamago.jp/title.php?id

<POINT1>かゆいところに手が届くサイズ感。作業効率をあげる16インチ

13インチでは描画画面が物足りず、22インチになるとデスク上を占有しすぎて他の作業ができなくなってしまう、という現場の悩みにジャストフィットする待望の16インチ。タブレットを机上に置いたままで、キーボードなどのデバイスも置けるサイズ感だ(写真左)。紙の作業が入る案件でも、タイムシートや資料を置けるスペースがあることで、よりスムーズな作業が可能となった。画面サイズが広くなったことで、一般的にレイアウト用紙として採用されているA4サイズも等倍表示できる(写真右)。岡田氏は「動画検査としては、拡大・縮小をしなくてすむので、かなり効率化できると感じました。拡大したときも、その周辺の見える範囲が広くなったので、絵のバランスがとりやすいですね」と話す

<POINT2>高性能を保持しつつ、より細く、軽く。鉛筆に近づいた、現場待望の新型ペン

2019年2月に新登場したWacom Pro Pen slim。直径9.5mmの細身と、わずか12gという圧倒的な軽さを実現した。これまでの太軸のペンと同様に、2つのサイドスイッチ、電池レス、筆圧8,192レベルに対応し、確かな描き味はそのままに、より鉛筆に近い、取り回しやすい細身な形状にブラッシュアップされた(写真左)。「力を入れないで持てるのが良いですね。鉛筆のように、ペンの中程を持って軽く描くこともできるので、ストロークの長い線も引けます。ラフやレイアウト作業など、ざっくり描くのに合っていると思います」と柴田氏。軽いタッチで描画できるため、より細く繊細な線を描くこともでき、表現の幅が広がりそうだ(写真右)。さらにWacom Pro Pen slimは、Wacom Intuos Proシリーズにも互換性があるので、気になる方は是非チェックしてみてほしい

製品紹介

Wacom Cintiq Pro 16


自然な描き味、繊細なタッチ、多彩な表現力を追求し続けるワコムの液晶ペンタブレットWacom Cintiq Pro 16。クリエイターのひらめきを直感的に表現する進化したWacom Pro Pen 2を採用。MacとWindowsのどちらにも接続でき、なめらかなフルフラットのガラス仕上げのタッチスクリーンは、紙に描くような感覚を実現。解像度4Kの高色域液晶を搭載し、直感的に操作ができるマルチタッチ機能とともにコンパクトなモデルでデジタル作画に最適だ
www.wacom.com/ja-jp/products/pen-displays/wacom-cintiq-pro-16

Wacom Pro Pen slim


繊細なタッチ、精度、レスポンスを実現するWacom Pro Pen 2に人気のクラシックペンタイプが新登場。Pro Penシリーズで一番細い直径9.5mmで、描きやすさはそのままの使いやすいデザイン
www.wacom.com/ja-jp/products/pen-displays/wacom-cintiq-pro-16#Accessories

問:ワコム TEL:0120-056-814
法人様向け製品、検証機の申込はこちらから
tablet.wacom.co.jp/biz-design

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左から岡田えり氏(動画検査)、柴田由香氏(作画監督・キャラクターデザイン)
以上、WIT STUDIO www.witstudio.co.jp/

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