第1特集
CGプロのためのPhotoshopテクニック
基本から応用まで完全理解

映像制作における万人共通のツール、Photoshop。テクスチャ作成、背景制作など幅広く使用されるが、Photoshopで作業する部分はファイナルイメージを大きく左右するものが多く、映像制作の各工程の中でも非常に重要な部分である。3Dソフトに比べ、機能は単純であるが、その分、しっかりとした理解と応用力が必要だ。Photoshopの各機能を理解したうえで、ハイレベルなPhotoshopワークを実現しよう!

・Photoshopの基本機能を知る
・ペンタブレットを知る
・実作業の中に見る機能とテクニック1
 「革と錆と木のオブジェ」
・実作業の中に見る機能とテクニック2
 「雨と少女と教会」
・特別レビュー Photoshop CS 2、Adobe Bridge

第2特集 ILMの最先端技術を追え! スタッフが語るEP3作品コンセプトとVFXの全て!

完全保存版!『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』総力特集
 1977年に第一作品目が公開されてから、非常に多くの人々を魅了してきた『スター・ウォーズ』シリーズ。それは一般の人のみならず、現在映像業界の最先端で活躍するアーティストたちにもあてはまることだろう。本特集ではILMで働くスタッフとのインタビューを通じ、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』で使用された技術やテクニックを貴重な画像とともに紐解いていく。

Contents
概論/すべては『STAR WARS』のために!
アニメーションディレクター ロブ・コールマンが語る動きの秘訣!
ILMで働く日本人たち?/谷雅彦
ILMで働く日本人たち?/上杉裕世、行弘進、前田俊之、金沢倫次
『スター・ウォーズ エピソード3』のコンセプトアート
『スター・ウォーズ エピソード3』のシーンができ上がるまで
作品で使用された技術/Case1:Lighting、Subsurface Scattering
作品で使用された技術/Case2:Skin/Flesh
Industrial Light & Magicの歴史と功績
『スター・ウォーズ エピソード3』を観る前のおすすめ!
作品で使用された技術/Case3:Digital Double
作品で使用された技術/Case4:Cloth Simulation
作品で使用された技術/Case5:Hair Simulation

Special

●CGWORLD7周年号表紙
ロンドンの異端児Johnny Hardstaff
『THE 6MM HATE HEAD』メイキング
7周年号の表紙を制作してくれた、Johnny Hardstaff。対話、表紙作品のメイキングを通じ、彼の素顔に迫る。

●映画『HINOKIO』監督・スタッフインタビュー
プロップとCGを巧みに使い分けた『HINOKIO』。本作のキーパーソンとのインタビューを通じて、監督が伝えたかったこと、そのために必要だった技術などを紹介する。

●夏の監督インタビュースペシャル
夏公開作品『ヒトラー〜最期の12日間〜』と『0:34 レイ_ジ_34_フン』を手がけた2人の監督へインタビュー。CGをどのように位置づけているのかなど、その思考に迫る。

●E3 2005徹底レポート
E3 2005でついに発表された次世代コンソール。任天堂、SCE、MSそれぞれ特徴あるプラットフォームとなり、新時代のゲーム像を垣間見せた。では、次世代でゲーム開発はどのように変わっていくのだろうか。現在判明しているスペックや技術キーワードなどから、次世代の開発環境を検証する。