リアル世界とアニメ世界をXR(VR/AR/MR)で融合させるXRクリエイティブスタジオ株式会社Gugenkaは、NTTが提供する、PCVR(HTC VIVEなど)、モバイルVR(Oculus Questなど)、PC(Win/Mac)、スマホ(iOS/Android)など、多くのデバイスに対応したアプリ不要のWebソーシャルVR「DOOR」で、個人クリエイターが自分の作品を展示・販売できる「バーチャルクラフ特区」を2021年4月24日(土)~4月25日(日)の2日間で実施することを発表した。出展者は、バーチャルクラフ特区に展開されたショップの決められたエリア内を自分でコーディネートし、イラスト集や3Dモデルなど自分の制作した商品を展示、販売することができる。
■バーチャルクラフ特区の3つの特徴
1.最短1日、誰でもバーチャルショップをオープン
WebソーシャルVRプラットフォーム「DOOR」を使って、誰でも簡単にバーチャル空間を制作することができる。用意されたデフォルト会場の画像とリンクを差し替えるだけでオリジナルのバーチャルショップがつくれるため、3DCGやプログラム経験がない方でも最短1日でバーチャルショップを制作することが可能だ。もちろん、自作の3DCGでデフォルト会場をコーディネートすることもできる
※具体的な仕様は後日ガイドラインを公開
2.スマホやOculus Questに対応、アプリも不要
「DOOR」でつくられたバーチャルショップは様々なデバイスで入場した相手と、同じ空間でコミュニケーションを楽しめる。Webサイトと同じようにリンクをクリックするだけで、アプリのインストールの必要もない
<主な対応デバイス>
・PCVR(HTC VIVE/Oculus Riftなど)
・スタンドアローンVR(Oculus Questなど)
・PC(Win/Mac)
・スマホ(iOS/Android)
3.無料VR制作講習会「つくろう!かんたんVR」も開催
AR、VR、MRを含むXR市場の需要が高まるなか、Webデザイナー、DTPデザイナーなど、XRクリエイター以外の人も参加できるよう、「DOOR」での制作手順を解説する講習会も開催し、展示即売会「バーチャルクラフ特区」をとおして、多くのクリエイターに制作から販売まで体験できる。3DCGアーティストなど、XRクリエイターにとっても、WebVRの可能性や利用方法を知ることができる内容となっている。