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Vol. 85 "Light Stratum" 〜実在する渓谷を3DCGで拡張させる〜

Vol. 85 "Light Stratum" 〜実在する渓谷を3DCGで拡張させる〜

今回は以前、旅行で見た景色を3DCGらしくイメージ変えをして作品にしてみました。現実にあるものをさらにアレンジして作品化できるのは3DCGの良いところですね。

※本記事は月刊「CGWORLD + digital video」vol. 230(2017年10月号)からの転載記事になります

TEXT_早野海兵(画龍) / Kaihei Hayano(GARYU)
EDIT_海老原朱里 / Akari Ebihara(CGWORLD)、山田桃子 / Momoko Yamada

STEP1:地層


▲アリゾナ州にはアンテロープ・キャニオンという、地層が美しい模様になっている渓谷があります。以前、アメリカ旅行で目にして以来、これらをいつかCG作品に取り入れてみたいと思っていました。地形のつくり方については様々なソフトが出ていますが、基本的な作成方法は今も昔も変わらず、メッシュにグレースケールのディスプレイスが基本ですね。

STEP2:モデル画像



▲こういった地形の作成は最初からハイポリゴンにしてしまうと、後で変更するときやレイアウトを変えるときにとても難しくなってしまいます。そのため、今回もかなりローモデルからディスプレイスでディテールを上げていっています。

STEP3:モデリング


▲大きな断層のながれを作成するのにスプラインでおおまかに断面を作成。


サーフェスで面を張ります。


今回はUVを面に沿ってきちんと展開しておきます。


片方の壁から反対側の壁をコピー。若干、調整して同じ地層からできた左右の壁を再現。


ポリゴン化して、シェルで厚みを付けました。

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STEP4:シーンの作成

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