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Vol. 85 "Light Stratum" 〜実在する渓谷を3DCGで拡張させる〜

Vol. 85 "Light Stratum" 〜実在する渓谷を3DCGで拡張させる〜

MAX First Step

初めて3ds Maxに触れる方のためにポイントになる要素を数回に分けて掲載していく「MAX First Step」のコーナー。今回、解説するのはカメラです。

Step1:カメラの作成

▲カメラの作成は[作成パネル]のこのカメラマークで行います。

▲カメラは標準で2種類。昔からある標準カメラとフォトリアリスティックな物理ベースのレンダリングに使用するフィジカルカメラです。

Step2:標準カメラの設定


▲標準カメラは実際のカメラを簡単にしたようなもので、レンズのmm数を指定することもできます。


▲ターゲット付きカメラにもタブひとつで切り替え可能。


▲クリッピングを使用することで、カメラから見える範囲を距離で設定できます。


▲カメラ自体に被写界深度やモーションブラーの設定が付いていますが、使用することはそれほどないでしょう。

Step3:フィジカルカメラの設定

▲フィジカルカメラは実際のカメラを忠実に模したもので、カメラの知識のある人ならかなり効果的に使えます。

▲ISOの感度などを基準に画像を明るくしたり、暗くしたりできます。

▲フィジカルカメラをつくると環境に露出コントロールが入るため、レンダリングすると標準カメラとはかなりちがった画になるので注意が必要です。

▲ちなみにどちらのカメラもパースペクティブから生成することができます。

[Information]

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[プロフィール]
早野海兵(はやのかいへい)
日本大学芸術学部卒業後、(株)ソニー・ミュージックエンタテインメント、(株)リンクス、(株)ソニー・コンピューターエンタテインメントを経て、フリーランスで活動。2007年(株)画龍を設立。
www.ga-ryu.co.jp
www.kaihei.net
@kai_hei

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