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Vol.104 菖蒲兜

Vol.104 菖蒲兜

今回のテーマは「端午の節句」。発売日からは少しズレてしまいましたが、執筆時は4月でしたので大目に見てください。兜飾りはいつかつくってみたいと思っていたモチーフのひとつです。

※本記事は月刊「CGWORLD + digital video」vol. 250(2019年6月号)からの転載となります。

TEXT_KAI(GARYU)
EDIT_海老原朱里 / Akari Ebihara(CGWORLD)、山田桃子 / Momoko Yamada

Method 1:デザインを探す・考える


▲もともと二次元のデザインからこの世界に入った私は、ZBrushのようなスカルプトよりもペンで二次元的に描く方が性に合っています。今は多様なソフトが発売され、技術が進化し、様々な方法で3DCGにアプローチできる幸せな時代だと思います。令和も良い年でありますように。

Method 2:イメージを固める


▲前回同様、イメージを固めるまでのながれをまとめました。頭の中の考えを文章化したものなので、たどたどしいですが、こういった考察を経て、今回のデザインが決まりました。ここに一番時間をかけています。

Method 3:ソフトの選択






▲今回は資料を集めてデザインを頭のなかで創造し、さて作業に入ろうと思った段階で一度手を止め、どういった制作工程が一番やりやすくクオリティを上げやすいのか、考えました。最初はどのソフトからつくり始めるのか? ディテールアップはどのソフトで行うのか? 最初に計画を立てておかないと途中でつまづいてしまいます。実際には最近の作業工程のセオリーになりつつある、3ds Max→ZBrush→Substance Painterというながれで制作しました。ただ、詳しくは次のページで解説しますが、完成までの工程中に何度も各ソフトを行ったり来たりしています。【上の5つの画像】はそのながれの一部です。それぞれのソフトを使いこなせていなければいけませんね。

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Method 4:ゼネラリストの強みを活かしたシーン作成

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