こんにちは、CGWORLD編集部です。先日から告知しておりましたCGWORLD最新号、vol.297(2023年5月号)がいよいよ本日4月10日(月)に発売です! 今月号の見どころや業界の気になるトピックを、CGWORLDアドバイザリーボードのメンバーに紹介していただきました!

記事の目次

    ※本記事は、CGWORLD vol.297掲載の「アドバイザリーボード 今月の視点」に情報を追加して再編集したものです

    CGWORLD vol.297(2023年5月号)

    特集:超こだわりのルック開発
    判型:A4ワイド
    総ページ数:112
    発売日:2023年3月10日
    価格:1,540 円(税込)

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    レイアウトアーティストというお仕事

    CGWORLD編集長・アニメーション&海外映像担当:若杉 遼

    今月はマーザ・アニメーションプラネットのレイアウトアーティストの皆さんにお話を伺いました。レイアウトやプリビズの仕事は、それぞれスタジオによってワークフローや仕事の割り振り、パイプラインなども異なってくるので、今までの僕の仕事や考え方とのちがいが知れて面白かったです!

    編集長が聞く ~作り手たちの物語~

    既存の使命を超えた新しいスタイルの模索

    CGアート全般&実写VFX担当:Khaki

    素晴らしいチュートリアルやAIなどの登場により、CGはリアルなだけではなくオリジナリティのある新しいアートスタイルが今後は仕事でもより重要になっていくと思っています。現実や過去のスタイルを再現する使命から解き放たれたCGの可能性を、自分たちも追求していきたいと思っている今日この頃です。


    アメコミ特化の画づくり 『Hi-Fi RUSH』

    ゲーム開発技術&海外ゲーム担当:榊原 寛

    今号のGame Graphics Studioはアメコミ調の画づくりが印象的な『Hi-Fi RUSH』です! 通常のアニメ風トゥーンのゲームタイトルは多いですが、アメコミの特徴的な配色、輪郭線処理、エフェクト、リズミカルな動きまで総合的にここまでハイレベルに追求したタイトルは珍しいのでは? そういったこだわりについて深く記事にしていただいております!

    バーチャルプロダクションを学びたい方へ

    ゲームエンジン(映像・VR)&VIZ担当:スタジオブロス&モデリングブロス

    ニューヨーク大学TISCH(芸術学部)にマーティン・スコセッシ・バーチャルプロダクションセンターが設立されました。VP教育の導入が次々と始まっています。


    Unreal Engine認定トレーニングセンター(UATC)の弊社では、初心者・中級者向けコースをはじめとして、VP、HMI、Chaos物理エンジン、モデリングツール、C++、Hair & Groom、Houdini連携など国内ではセミナーが見つかりにくい分野も最新動向に基づいたコースとしてご案内しています。VPなど一部カテゴリは弊社技術提携先のみへのご提供になりますが、認定トレーニングにご興味のある方はぜひお問い合わせください。


    画像生成AIの本命⁉ 「Adobe Firefly」

    CGを活用した新領域&ビジネス担当:岸本浩一

    Adobe Summitで新サービス「Firefly」が発表されました。画像生成AIで、法的リスク回避のため「Adobe Stock」のコンテンツを利用して学習されています。効率的かつ安全な画像生成が実現されるものの、技術の進歩に伴いクリエイターが必要とされるスキルや職業構造に変化が生じ、AIへの適応力がよりいっそう重要視されます。

    ※この文章は一部GPT-4を使用して編集しました。

    CG初中級者に向けたオススメのPC選び

    レンダラ・ハードウェア担当:澤田友明

    この春からCG制作の世界に飛び込もうとしている人たちに向けて、初級・中級者にオススメのパソコン選びというテーマで記事を書かせていただきました。

    あらためて老舗ブランドあるいは各社BTOを調べてみると、必ずしも横並びではなく、パーツ構成を立案した人の想いが見えてくるような個性あるパソコンとなっていることがわかりました。どれでもイイではなく、これがイイんだという、こだわりのあるパソコン選びの助けになればと願っています。