ボーンデジタルの書籍から毎月オススメの1冊をご紹介します。今月はHoudiniでのエフェクト制作をマスターしたい方向けの本です! 初心者でも気軽にトライできる魅力をピックアップしました。
今月の一冊
『ひたすら実践! Houdiniエフェクト』
発売日:発売中
定価:6,600円(本体6,000円+税10%))
総ページ数:536ページ
著者:北川茂臣
著者からひと言!
“面白い作例” と“わかりやすい説明” 、そんなコンセプトで書いた本です。また、できるだけ多くのエフェクトを紹介したいと思い書いた結果、入門書らしからぬ分厚い本になってしまいましたが、これ一冊でHoudiniについて多くのことが学べるようになっていると思います。収録しているエフェクトは、どれもつくって楽しいものになっていると思うので、ぜひチャレンジしてみてください。
POINT 01 ステップbyステップの解説だから初心者でも安心!
各章には、多くの図を使った直感的にわかりやすい解説と、その知識を応用した作例を用意。作例は1手順ごとの操作が掲載されていて、そのまま順を追って進めていくだけで、誰でも同じものが作成できるようになっています。実際のキャプチャ画像には操作箇所に記号や印が付いているので、文章を追うのが苦手な方でも、サクサク進められちゃいます。ぜひ楽しみながらエフェクト制作を始めてみよう!
POINT 02 歴代Houdini書籍の中でも最多の作例数!
掲載している作例は、なんと20個以上! 雷、花火、煙、炎、破壊、爆発、水、海、布、毛……などなど、どれも動きがあって使い勝手の良いエフェクトがピックアップされています。もちろん、最新バージョンのHoudini 20.5で実装された「Copernicus」についても取り上げられているので、新しい機能を使った作例にもチャレンジできます。各作例の.hipファイルはダウンロードして利用できるので、ネットワーク構成に迷ったらすぐに確認できるのも嬉しいポイントです!
POINT 03 つまずきも豊富な「Tips」で解決できる!
再生速度が速すぎたら? Pointを大きく表示するには? 入力する「*」「^」って何? など、操作時につまずきがちな部分についても、丁寧にフォローされています。Tips専用の目次があるほどの充実具合!
ボーンデジタル書籍 売れ筋ランキング
1位
『ひたすら実践!Houdiniエフェクト』
¥6,600
北川茂臣
shop.cgworld.jp/shopdetail/000000001189
2位
『スカルプターのための美術解剖学』定番
¥5,500
ルディス・ザリンス、サンディス・コンドラッツ
shop.cgworld.jp/shopdetail/000000000188
3位
『Unreal Engine 5で極めるゲーム開発』
¥4,950
湊 和久
shop.cgworld.jp/shopdetail/000000001094
- 4位
『Vision ストーリーを伝える:色、光、構図』定番
¥4,400 ハンス・P・バッハー
- 5位
『カラー&ライト リアリズムのための色彩と光の描き』定番
¥4,180 ジェームス・ガーニー
- 6位
『スコット・ロバートソンのHow to Draw』急上昇
¥4,400 スコット・ロバートソン
- 7位
『SideFX公式 さつき先生と学ぶはじめてのHoudini』
¥5,940 高瀬 紗月
- 8位
『#休日ゲーム開発部 土日で始めるゲームづくり for UE5』
¥3,080 ゲームメーカーズ編集部
- 9位
『10パーセントの力で描く はじめてのジェスチャードローイング』定番
¥2,860 砂糖 ふくろう
- 10位
『スコット・ロバートソンのHow to Render』急上昇
¥5,060 スコット・ロバートソン
今月のふり返り
新刊ラッシュが終わり、10月は一転して定番書籍が上位を占めました。その中でも2014年刊行の『スコット・ロバートソンのHow to Draw』と、2015年刊行の『スコット・ロバートソンのHow to Render』は今年SNSで紹介されて再度脚光を浴びた書籍です。発売から10年を超えても売れ続けるロングセラー書籍になりましたね。
CGWORLD 2024年12月号 vol.316
特集:韓国CGの今
判型:A4ワイド
総ページ数:112
発売日:2024年12月10日
価格:1,540 円(税込)
TEXT_山田優花(ボーンデジタル)
EDIT_藤井紀明 / Noriaki Fujii(CGWORLD)、山田桃子 / Momoko Yamada