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3DCGモーション制作はデスクトップ一択ではない!? 在宅/スタジオのハイブリッド勤務を可能にするゲーム開発向けPCのスペックとは?

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コロナ禍の影響で、自宅でのリモートワークが増えている昨今。省スペースや電力事情を踏まえた場合、ノートPCでのハイクオリティなゲーム開発は可能なのか。ゲームの3Dモーションを専門に開発するレベルアップに、ワークフローやリモートワークの現状を聞くとともに、導入したマウスコンピューターのクリエイター向けノートPC「DAIV 5N」の使い勝手などについても迫ってもらった。

記事の目次

    性能不足のPCではタイムラグが発生、新PCの導入で生産性が3倍向上!

    CGWORLD(以下、CGW):まずは、手掛ける案件のジャンルやワークフローについて教えてください。

    松岡キョウタ氏(以下、松岡):リアルタイム指向のインゲームモーションを取り扱うことが多く、ジャンルはアクション、ロールプレイング、対戦格闘バトルなど多岐に渡ります。DCCツールは主にMayaを使用。基本的なワークフローは、「リギングされたTポーズのキャラクターデータを預かり、手付けモーションの入った形で戻す」、または「モーションキャプチャー情報を一旦流し込んだキャラクターのアセットデータを預かり、ポリッシュワークをして戻す」というのがほとんどです。

    CGW:Mayaがメインツールとのことですが、近年のゲーム開発において、開発機材にはどの程度の要件が求められると感じていますか?

    松岡:ゲーム機やディスプレイの高性能化にともない、最近の案件ではインゲームキャラクターのポリゴン数が1体あたり10万を超えることも当たり前になってきました。そのため、充分な性能に満たないPCでハイポリゴンのキャラクターモーションを作成しようとすると、例えば「リグを一括選択した状態でグラフを操作する」や「全フレームにベイク処理をかける」といったシビアな作業を実行した際には、数秒のタイムラグが発生してしまいます。実際、弊社内のPC環境も2019年頃まではそのような状況にあり、アニメーターの作業効率や発想力などに大きな影響を及ぼしていました。そこで2020年頃から、アニメーターが使用するデスクトップPCを、Core i7-11700GeForce RTX 306064GBメモリなどを搭載した現行機にリプレイスしていきました。

    川方裕貴氏:このリプレイスのおかげで作業中のラグ発生が大きく改善され、本当に助かっています。途中でフリーズする心配もなくなり、無駄にデータをセーブする必要もなくなったため、生産性は体感で3倍は上がったように感じています。

    レベルアップ

    ゲーム用3Dキャラクターモーションの制作に特化し、モーションパートのリソース不足に悩むゲーム業界をバックアップするCGプロダクション。外部の「頼れる会社」として、国内のゲームメーカー各社から愛されるような職人集団を目指している。
    https://www.lvup-web.com/

    レベルアップ 代表取締役 松岡キョウタ氏

    2008年にレベルアップを設立。3Dゲームモーションに特化した受託開発を多数プロデュースするほか、アニメーターの指導教育にも20年間携わっており、多くのクリエイター輩出に貢献している。

    レベルアップ 3DCGアニメーションデザイナー 遠藤和希氏

    多数の有名コンソールゲームの開発で3Dモーション制作を担当。趣味は筋トレと栄養学。

    レベルアップ 3DCGテクニカルアーティスト 川方裕貴氏

    学生時代にプログラミングと3DCGデザインを専攻。二刀流のセンスを活かしたゲームモーション開発の達人。

    レベルアップ 3DCGアニメーションデザイナー 須藤大貴氏

    コロナ禍の2020年4月から20ヶ月間、大手ゲームメーカーの案件で独居者として“在宅出向”を体験する。

    コロナ禍で生まれた新スタイル「在宅出向」、スペースや電力の事情で1画面での作業に

    CGW:現在のコロナ禍にあって、リモートワークを含めた勤務形態はどのような状況でしょうか?

    松岡:感染者数などの状況によって柔軟に判断しており、現在は「同居家族がいる人は在宅、単身独居者は通勤」という形で分けています。ただ、弊社はコロナ以前からリモートワークに積極的でした。
    なぜなら、「外部の開発委託会社」という立ち位置にある弊社は、普段から顧客である大手ゲームメーカーとは異なる空間にいる(=リモートワーク)状況にあるからです。そのため、異なる空間にいても同一空間にいるのと同等のパフォーマンスを達成できるようなツールやガジェットの導入は、これまでにも積極的に進めてきました。また、ときにはリモートの方が高効率なケースもあるため、アフターコロナでもリモートを全解除する予定はありません。

    一方で、顧客側の要望や案件の特性として「スタッフは同一の空間で作業して欲しい」(=出向)と依頼されるケースも、依然としてあります。ゲーム開発において、“絶妙な遊び味”を出すためには、そのスタイルの方が最適なこともあるでしょう。しかし、コロナ禍ではそれも難しい状況となっていることから、出向を望む顧客企業が開発PCを貸与し、そのPCを使って自宅で作業する「在宅出向」という、いままでにない新しい勤務形態が登場しています。

    CGW:「在宅出向」というのは初めて聞きました。実際、どんな感じだったのでしょうか?

    須藤大貴氏:私は2020年4月から20ヵ月に渡って在宅出向を経験しました。出向の初日は顧客企業にうかがい、そこで貸与される開発PCの初期設定を済ませると、そのままタクシーで直接自宅へ持ち帰るという流れでした。

    また、出向以前の社内作業では3~4台のマルチディスプレイで作業していたのですが、ワンルームの自宅ではスペースや電力事情の問題から、ディスプレイは1台しか利用できませんでした。そのため、1画面を3~4つに区分けして作業するしかなかったのは、なかなか大変でした。ただ、顧客とのやり取りにはSlackを使用し、テキストだけでなく画面も共有しながらフィードバックや情報共有をしてくれたので、そこに不便を感じることなくスマートにやり取りできました。

    社内の新PCとそん色ないスペック、ノートPCも十分選択肢になる

    CGW:働き方に多様性が出てきている印象です。では、DAIV 5Nはどのような経緯で導入したのでしょうか?

    松岡:1つのきっかけとして、在宅出向のアニメーターから「担当している案件以外の業務にも関わりたい」という意欲的な声があったのですが、当然のこととして、他社から貸与されたPCを別の案件で利用するわけにはいきません。そこで、限られたスペースや電力事情をクリアしつつ、ハイパフォーマンスを兼ね備えたPCの導入を検討しました。そして、いくつかのメーカー製品と比較した結果、マウスコンピューター製の「DAIV 5N」がベストであるという結論に至ったわけです。

    CGW:実際にDAIV 5Nを使ってみた感想は?

    遠藤和希氏:社内の現行機とそん色ない性能を、コンパクトのノートPCで実現している点は本当に驚きました。実際、ハイポリゴンのキャラクターモーションの作成はとてもスムーズで、違和感もまったくなかったことから、実作業でも問題なく利用できると感じています。

    また、このDAIV 5Nを入社前の内定学生に貸与し、研修用PCとして自宅で使ってもらったのですが、そこでも好評でした。研修では、約15万ポリゴンのキャラクターモデルを使ってゲームモーション制作を高速化するテクニックを学んでもらいましたが、データの展開に時間がかかることはなく、動作も機敏で、プレビュー時にコマ落ちするようなこともなかったそうです。自宅のような狭いスペースでも手軽にプロフェッショナルと同じPC環境を構築できたことから、リアルな対面とそん色のない研修ができたと感じています。

    CGW:研修用というのはユニークな活用法ですね。そういった点も踏まえて、DAIV 5Nの総合的な評価は?

    松岡:今回導入したDAIV5Nは、かなり高性能にカスタムしたので、性能面ではとても満足しています。以前であれば、作業用のPCは「デスクトップPCしかない」と思っていましたが、ノートPCも「十分選択肢になる」と納得させられました。

    また、ライトユーザー向けの構成はもちろんですが、プロが現場で求めるようなハイスペックなカスタムにまで対応できる多様性は、マウスコンピューターならではの大きな魅力ではないでしょうか。さらに、高品質で故障やトラブルの心配が少ないだけでなく、仮に何かあってもサポート体制がしっかりしている点も嬉しいところ。実際、梱包材をなくしてしまったので購入依頼をしたことがあったのですが、迅速かつ丁寧に対応してもらえたのはとても好印象でした。

    液晶はWQHD(2560×1440)の高解像度。sRGB比 100%の色域対応で発色が良いので、「社内のディスプレイに物足りなさを感じてしまいました」(遠藤氏)


    ©Jonathan Cooper https://www.gameanim.com/book/
    奇をてらわない質実剛健なスタンダードデザインはとても好印象。Thunderbolt 4を含む豊富なインターフェースを搭載する点も評価が高い

    導入された「DAIV 5N」の機材構成とポイント

    レベルアップが2021年に導入したDAIV 5Nは、15.6型液晶ディスプレイを搭載するノートPC。インテルのモバイル向けCPU「インテル Core i7-11800H プロセッサー」とノート版のミドルクラスGPU「GeForce RTX 3060 Laptop GPU」を搭載するほか、メモリを64GB、ストレージをNVMe接続2TB SSDに強化したハイスペック構成になる。さらに、冷却性を考慮して、ノートPC用クーラーをオプションで追加している。

    一方、レベルアップの現行機は、2020年に導入したデスクトップPC。CPUは「インテル Core i7-11700 プロセッサー」、GPUは「GeForce RTX 3060」を採用し、メモリは64GB、ストレージはメインとデータ用にそれぞれ2TB SSDを搭載。全体的として、DAIV 5Nとほぼ同等のスペックとなる。

    DAIV 5N

    価格

    30万円弱(税込)

    CPU

    インテル Core i7-11800H プロセッサー(8コア / 16スレッド / 2.30GHz / TB時最大4.60GHz / 24MBキャッシュ)

    GPU

    GeForce RTX 3060 Laptop GPU / GDDR6 6GB

    メモリ

    64GB(32GB×2:DDR4-3200)

    ストレージ

    NVMe接続2TB SSD

    OS

    Windows 10 Pro 64bit

    ディスプレイ

    WQHD 165Hz対応15.6型ワイド液晶パネル

    その他

    外付けクーラー Cooler Master ERGOSTAND IV

    レベルアップの現行機

    価格

    30万円台中盤(税込)

    CPU

    インテル Core i7-11700 プロセッサー(8コア / 16スレッド / 2.50GHz / TB時最大4.90GHz / 24MBキャッシュ)

    GPU

    GeForce RTX 3060 / GDDR6 12GB

    メモリ

    64GB(32GB×2:DDR4-3200)

    ストレージ

    NVMe接続2TB SSD(メイン)+2TB SSD(データ用)

    OS

    Windows 10 Pro 64bit

    ディスプレイ

    3~4台

    DAIV 5Nの詳細はこちらから

    問い合わせ

    株式会社マウスコンピューター
    TEL(法人):03-6833-1041(平日:9~12時/13時~18時、土日祝:9~20時)


    TEL(個人):03-6833-1010(9時~20時)
    https://www.mouse-jp.co.jp/store/brand/daiv/

    TEXT_近藤寿成(スプール)
    PHOTO_弘田 充

    INFORMATION

    DAIV 5N

    価格:30万円弱(税込)
    CPU:インテル Core i7-11800H プロセッサー(8コア / 16スレッド / 2.30GHz / TB時最大4.60GHz / 24MBキャッシュ)
    GPU:GeForce RTX 3060 Laptop GPU / GDDR6 6GB
    メモリ:64GB(32GB×2:DDR4-3200)
    ストレージ:NVMe接続2TB SSD
    OS:Windows 10 Pro 64bit
    ディスプレイ:WQHD 165Hz対応15.6型ワイド液晶パネル
    その他:外付けクーラー Cooler Master ERGOSTAND IV

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