Anker Japanは5月22日(木)、3Dテクスチャ対応の世界最小UVプリンタ「EufyMake UV Printer E1」のKickstarterでの先行発売を開始した。Kickstarterでの販売価格は1,699ドル(約242,100円)で2025年7月発送予定、Anker Japan公式オンラインストアでは2025年秋頃発売予定としており、提供価格は329,900円(税込)。

▲EufyMake UV Printer E1の特徴。最大5mmの3Dテクスチャ表現、300以上の素材へのプリント、100万色以上の色表現、AI搭載ソフトウェア、自動距離調整、デュアルレーザー、セルフクリーニングなど
▲従来の業務用UVプリンタと比較して90%の小型化を実現し、パーソナルユースにも対応可能に。簡便なセットアップやAIを活用したオペレーションにも対応
▲UVプリントによる3Dテクスチャ表現は、EufyMakeアプリにJPEGまたはPNG画像をアップロードすることで、AIが自動で深度を計測して最適な凹凸をつけて印刷データに変換する。最大プリントサイズは約420×330mm
▲最大5mmの凹凸で3Dテクスチャを表現。別売りのアタッチメントを利用することで、平面だけでなく、マグカップなどの湾曲面へのプリントも可能になる
▲プリント可能素材は紙だけでなく、ガラスや木材、金属、アクリル、革製品、セラミックなど300種以上
▲解像度は1,440dpi、色再現性は100万色以上
▲UVプリントはインクの層を重ねて硬化させることで退色を防ぎ、3年を経過しても当時の色合いを保つことができる
▲590×407mmのコンパクトなサイズ
▲アタッチメントを用いた曲面へのプリント、平面やシールへのプリントに対応

■EufyMake UV Printer E1製品ページ(Anker Japan公式)
https://www.ankerjapan.com/products/v8260

Kickstarterでの先行発売

Kickstarterでは4種類のリワードが設定されており、最小価格のリワード「Early Bird | eufyMake E1 Basic Bundle」は1,699ドル(約242,100円)。発送は2025年7月を予定している。

■Kickstarterの先行発売ページ
https://www.kickstarter.com/projects/ankermake/eufymake-e1-the-first-personal-3d-textured-uv-printer

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