中国Deemos社は1月24日(土)、3D生成AIモデル「Rodin Gen-2」の最新アップデートをリリースした。アーティストグレードのローポリゴンへのリポトロジー機能、3Dモデル生成後にモデルの特定部分をピンポイントで修正するローカル編集機能のベータ実装、パーツの自動分解機能「BANG」などの更新が施されている。また、1月30日(金)には、NVIDIAのシミュレーションプラットフォーム対応を強化する「Rodin DCC Bridge」も実装。無料での試用に対応するほか、有料サブスクリプションは月額24ドル(約3,660円)から。
次世代3D編集エンジン「Rodin Gen-2 Edit」がついにリリース! お手持ちのあらゆる3Dモデルをアップロードするだけで、まるで魔法のような編集が可能になります。
1)Smart Low-poly:アーティストの手によるような、美しく最適化されたトポロジーを実現
2)ローカル編集(ベータ):プロンプトを入力するだけで、モデルの特定の部分をピンポイントで修正
3)BANG to Parts:ワンクリックでモデルをパーツごとに自動分解
An exceptionally smooth workflow:
— Hyper3D by Deemos (@DeemosTech) January 26, 2026
Generate/Upload your 3D Model
Edit it with a text prompt
One-click decomposition into parts
Rodin Gen-2 Edit is not perfect yet, but it has unlimited potential. https://t.co/KVwPiRdIny pic.twitter.com/tcjeLoK5Ck
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▲「A white humanoid robot.」というテキストプロンプトから画像生成を行い、3Dモデル生成を行ったところ -
▲バウンディングボックスを操作し、修正する箇所を頭部に設定した様子。プロンプトボックスには「turn the robot head to human boy’s」と入力
シミュレーション環境をサポートするRodin DCC Bridge
今回のアップデートでは、NVIDIA OmniverseやIsaac Simなど、シミュレーション環境向けエクスポートをサポートする「Rodin DCC Bridge」も実装。AIが生成した3Dアセットを、フォトリアルなレンダリングやロボットシミュレーションの環境へ直接、円滑に橋渡しするための、質量や身長、摩擦係数などの情報をエクスポートに含めることができるようになった。
■Rodin
https://hyper3d.ai/rodin
プランと価格
Rodinは無料プランでの試用に加え、4種類の有料サブスクリプションを利用できる。個人向けの創造者(Creator)プランは、年払いで月額24ドル(約3,660円)。月間30クレジットが含まれ、約60個のアセット生成が可能。無制限のプライベートモデル作成や、複数の画像から3Dモデルを生成する機能、画像をテクスチャのリファレンスとして使用する機能が提供される。
CGWORLD関連情報
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https://cgworld.jp/flashnews/01-202602-D4RT.html
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https://cgworld.jp/flashnews/01-202602-TencentHY3D.html