takkun氏は8月9日(日)、Maya用の無料ツールセット「Amaterasu」の最新版、Version 20260809をリリースした。本アップデートでは、板ポリゴンに対してリアルな奥行きを偽装する「Parallax Cube Mapping」シェーダが新規追加されたほか、モデリング系ツールを中心とした多数の不具合修正やUIの改善が施されている。
Amaterasu をリリースしました!
— takkun (@takkun3d) August 9, 2026
板ポリにリアルな奥行きを偽装できる「Parallax Cube Mapping」シェーダーの追加 モデリング系のツールを中心に、不具合修正、UIの改善、機能追加など盛りだくさんです!
詳細はこちらhttps://t.co/ppqeMh5u5q pic.twitter.com/C5TX8GvSSA
Rendering / Parallax Cube Mapping
平面のポリゴンを立体的な部屋にする「Parallax Cube Mapping」ツールが形になりました!
— takkun (@takkun3d) August 4, 2026
最高に可愛い部屋のイラストは @eringi_inochi さんに描いていただきました!大感謝!
UIからサクッと適用できて、ビューポートでのプレビューとArnoldでのレンダリング両方にバッチリ対応してます pic.twitter.com/JehqFXdgUP
テクスチャは、既存と同じく並べる感じです pic.twitter.com/qIZOjjcghP
— takkun (@takkun3d) August 4, 2026
新機能として、1枚の平面ポリゴン(板ポリ)に対して、立体的な部屋のような奥行きのある空間を視覚的に偽装する「Parallax Cube Mapping」シェーダを実装。UIから手軽に適用でき、Mayaビューポートプレビュー用のGLSLおよびHLSLシェーダと、Arnoldレンダリング用のOSL(Open Shading Language)シェーダの両方が用意されている。これにより、ビューポート上でのリアルタイムな見た目と、Arnoldでの最終的なレンダリング結果が完全に一致する。
なお、本シェーダはAmaterasuがインストールされていない別のMaya環境でも同様に再現できることから、外部チームとのアセット共有などでも利用できる。
各種バグフィックス
Version 20260809では、各ツールの処理効率化とアルゴリズムの改善も図られている。「Recover Edge Type」では処理速度が向上したことに加え、ソフトエッジおよびハードエッジの判定精度が改善。「Flatten Faces」は、フェースを平面化する際の計算基準点が従来のBounding Boxの中央から頂点座標の平均値に変更された。
また、「Remove Half」「Mirror Geometry」「Mirror Polygon」「Symmetry」といった対称化・複製ツールのAxis(軸)指定UIが一律でプルダウンメニューに変更され、操作性が統一された。
加えて、「Smooth Mesh Preview」機能がMaya 2024の全パラメータに完全対応したほか、「Poly Cleaner」実行時にヒストリーが消えない不具合の修正や、Visibilityをロック解除などの処理対象に含めるといった改善が施されている。
■Amaterasu公式ページ
https://telling-mink-b5d.notion.site/Amaterasu-15c88977f41f80a7af4adcfca26d304a
■Amaterasu(GitHub)
https://github.com/takkun3d/Amaterasu
Amaterasuのライセンス
Amaterasuはオープンソース(MITライセンス)で提供されている。著作権表示およびライセンスの条文を含めることを条件に、商用利用、ソフトウェアの修正、再配布などが認められている。
■Amaterasu LICENSE(GitHub)
https://github.com/takkun3d/Amaterasu/blob/master/LICENSE
CGWORLD関連情報
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aike氏が3Dツール間の座標軸変換を視覚的に理解・検証できるWebツール「3D座標系 変換ビジュアライザ」を公開。Unity、Unreal Engine、Godot、Blender、Maya、glTF、OpenGL、Direct3Dといった3D制作環境やグラフィックスAPI間において、3Dモデルの「同じ向き・同じ位置」を保つための座標変換行列の仕組みをインタラクティブなWebページで解説している。表示は日本語と英語で切り替え可能。なお、本プロジェクトのソースコードはオープンソース(MITライセンス)で公開されている。
https://cgworld.jp/flashnews/01-202608-3DTR.html
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https://cgworld.jp/flashnews/01-202607-Arnold-3DGS.html
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株式会社TA(代表:上原達也氏)がMayaとUnreal Engine 5向けに開発された揺れもの用物理ツール「Bonjolt」のベータ版を公開。キャラクターの髪やスカートといったボーンベースの物理演算をMaya上でセットアップし、その設定をUE5へ直接持ち込むことを目的とする。現在、個人および法人を問わず利用可能なベータ版を無料公開中。
https://cgworld.jp/flashnews/01-202607-Bonjolt.html