国土交通省は、2020年度から取り組みを進める3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化施策「Project PLATEAU(プラトー)」の一環として、今年も開発コンテスト「PLATEAU AWARD」を開催する。本エントリーは11月21日(木)まで受付中だ。

9月10日(火)発売のCGWORLD vol.314(2024年10月号)では、特集「3Dビジュアライゼーションの最前線」の中で、Project PLATEAUについて8ページにわたり掲載している。

●月刊『CGWORLD +digitalvideo』vol.314 特集:3Dビジュアライゼーションの最前線

https://cgworld.jp/magazine/cgw314.html

「PLATEAU AWARD 2024」では6月より「プレエントリー」の受付を開始し、サポートが必要な開発者への対応を進めてきた。「本エントリー」はコンテストの審査対象となる応募にあたり、プレゼン用のスライド資料と作品の動作などがわかる動画の提出が求められる。

募集締め切りは11月21日(木)、一次審査結果公開は2025年1月、最終審査会・表彰式は2025年2月15日(土)となる。

2023年度の最終審査会・表彰式の様子

下記は2022年度の最終審査会のレポート記事。

●国土交通省が提供する3D都市データの活用コンテスト「PLATEAU AWARD 2022」グランプリが決定!

https://cgworld.jp/article/plateau-award-2022.html

PLATEAU AWARD 2024 募集要項

■募集内容
PLATEAUがオープンデータとして提供する3D都市モデルを活用した新たなアプリケーションやコンテンツ、エクスペリエンス

■応募対象
個人または企業、教育機関・研究機関、行政機関、その他団体等のチーム。チーム内のメンバー数や年齢等の制限は一切なし。※未成年の場合は、保護者の同意が必要

■作品のタイプ
PLATEAUが提供する3D都市モデルを利用したものであれば、作品のジャンルは問わない

■グランプリ/部門
グランプリ 1作品(最も優れた作品に授与。賞金100万円)他、総額200万円(部門賞には学生部門を含む)を予定

■審査委員
齋藤精一(パノラマティクス)、川田十夢(AR三兄弟)、千代田 まどか:ちょまど(ITエンジニア兼漫画家)、小林巌生(Code for YOKOHAMA)、野見山真人(Takram)、国土交通省 都市局 国際・デジタル政策課(Project PLATEAUチーム)

■プレエントリー応募:~2024年11月8日(金)
https://form.run/@plateau-award-pre-application2024

■本エントリー応募:〜2024年11月21日(木)
https://form.run/@plateauaward2024-apply

■PLATEAU AWARD公式サイト
https://www.mlit.go.jp/plateau-next/award/

CGWORLD関連情報

●3D都市モデル「PLATEAU」の活用から建築ビジュアライゼーションの最新事例まで!『3D Visualizer Forum for Cities & Buildings』が4月28日(金)に開催

CGWORLDが開催した、3Dビジュアライゼーションの最新情報を集めたオンラインイベント。PLATEAU AWARD 2022でエモーション賞を受賞したアプリ「VARAEMON」のメイキングや、PLATEAUデータのUnityでの活用方法などのセッションを用意した。
https://cgworld.jp/flashnews/3d-viz-20230428.html

●国土交通省による"まちづくり"のDXによるデジタルツイン。3D都市モデル「PLATEAU」が実現する未来〜SYNC 2022(7)

2022年10月に開催された、Unityユーザー向けのカンファレンス「SYNC 2022」より、国土交通省によるセッション「3D都市モデル『PLATEAU』が実現する未来」についてレポート。
https://cgworld.jp/article/202211-sync07.html