web3.0の全方位を視野に入れた"規模が違う"メタバース
KDDI株式会社は2023年3月7日、現実と仮想を軽やかに行き来する新しい世代に寄り添い、誰もがクリエイターになりうる世界に向けたメタバース・Web3サービス「αU (アルファユー)」を始動。
αUを冠としてメタバースでエンタメ体験や友人との会話を楽しめる「αU metaverse」、360度自由視点の高精細な音楽ライブを楽しめる「αU live」、デジタルアート作品などの購入ができる「αU market」、暗号資産を管理できる「αU wallet」、実店舗と連動したバーチャル店舗でショッピングができる「αU place」を提供。
さらに国内外のパートナーと連携し、日本のクリエイターやコンテンツのグローバル展開をサポート。KDDIは、クリエイターが価値を生み出しその対価を得られるクリエイターエコノミーを創出していく。
株式会社カヤックは「αU metaverse」の開発を担当。カヤックは2022年よりKDDIのメタバース開発パートナーとして、メタバース専門部隊事業部長の天野清之氏が総合プロデューサーとなり、「αU metaverse」のコンセプトから開発までを一貫して推進した。
「αU metaverse」総合プロデューサー 株式会社カヤック天野清之氏コメント
「この度「αU metaverse」を発表できたこと嬉しく思います。KDDIさんと協業し「αU metaverse」のコンセプトや技術開発を担当しました。今までのメタバースと違う点はNFTが扱われ、ウォレットを含めてほぼweb3.0の全方位を視野につくられていることです。技術的にもコスト的にも実現が難しかったweb3.0での新しいコミュニケーションがここから始まります。「αU metaverse」のNFTは投資の側面よりも、アーティストのライブやユーザーの体験を刻むツールとして活用されます。企業やクリエイターさんと共に連携して誰もが楽しめる場所にしていく考えなので、賛同していただける方は是非一緒に「αU metaverse」を盛り上げていきましょう」(天野氏)
「αU metaverse」について
「αU metaverse」はバーチャル空間に再現された渋谷や大阪の街を舞台に、アーティストによる音楽ライブや、利用者同士が集まって会話を楽しめる、さまざまなコミュニティに出会うことができるメタバースサービスです。
<特徴>
(1)音声によるアバターコミュニケーション
参加者は好きなアバターになって音声でコミュニケーションをします。音声は、テキストでは得られない相手の気持ちを理解することができ、心地よい交流のベースとなります。街中にある、バーや居酒屋、カフェといったコミュニケーションスペースに参加者が集い、会話が広がり、コミュニティが誕生することで、新しいエンタメやクリエイティブが生まれる場となります。
(2)メタバースならではのイベントやミート&グリートを開催
新感覚の音楽ライブや、有名人のトークライブ、クリエイターによる展覧会などを開催します。イベント後に行われるアーティストやファン仲間と直接コミュニケーションができるミート&グリートでは、メタバースならではのアバターを介した近い距離間で会話する貴重な体験ができます。
(3)誰もがクリエイターになれる
街とは別に用意された自分の部屋(マイルーム)を、家具などで模様替えをして自分らしさを表現するところからクリエイティブ活動は始まります。今後、マイルームに招待した仲間と会話を楽しむ延長でのトークライブ開催、アバターやマイルームの家具の制作や販売が可能になります。メタバースでは誰もが自由にクリエイターになることができます。
<利用方法>
「αU metaverse」アプリをApp Store/Google Playからダウンロードのうえ、無料会員登録いただくとご利用いただけます。詳細は公式サイト(https://vc-trial.app)をご参照ください。
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